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2019年08月13日

国内・海外半導体企業ランキングTOP10|各社の特徴や半導体市場を分析

かつて、日本の半導体が世界シェアを競っていた時代、半導体は産業発展に欠かせない工業製品として「産業のコメ」と言われていました。半導体のシェアは国内企業から海外企業に移りましたが、その重要性は変わりません。次から半導体企業各社の特徴などについてご紹介します。

国内・海外半導体企業ランキングTOP10|各社の特徴や半導体市場を分析

国内・海外の半導体企業を解説

かつて日本は、半導体の世界シェアの半分以上を占めていましたたが、最近はリストラや企業買収など暗いニュースばかりです。とはいえ、独自の技術を持ち、世界的を相手にしている元気な企業の中には、半導体企業も含まれています。

さらに、スマホや自動車など、世界的な半導体の需要は拡大する一方です。次から、そのように拡大する半導体の需要に答えている日本と世界の半導体企業ランキングTOP10をご紹介します。

国内半導体企業ランキングTOP10!

メモリーやCPUなど、半導体の主力製品のシェアは海外企業に奪われ、日本の半導体産業はかつての勢いはありません。しかし、独自の技術で海外から評価されている日本の半導体企業がまだまだたくさんあります。次から、国内の半導体企業をランキング順に10社ご紹介します。

国内半導体企業ランキング第10位:ソシオネクスト

ソシオネクストは、2015年に富士通とパナソニックのシステムLSI事業部門が統合してできた、工場を持たない半導体企業です。

コンピュータ・ネットワーク用のカスタムLSIでは世界的なシェアを持っており、その製品は、CiscoやNokiaといった業界大手の通信機器に組み込まれています。

ただし、ソシオネクストの製品の多くは海外の半導体企業との競合が激しく、会社設立以降、売上を伸ばせていません。

国内半導体企業ランキング第9位:パナソニック

家電メーカーという印象の強いパナソニックですが、イメージセンサーやリチウムイオン電池の制御用など、ニッチな用途で使われる半導体も製造しています。

なお、パナソニックは、車載用リチウムイオン電池で世界トップのシェアを持っており、それで使われる半導体を自社で設計し生産できる点は大きなメリットです。ただし、赤字のため、2019年に半導体事業の一部をロームに売却するなど、成功しているとは言えません。

国内半導体企業ランキング第8位:サンケン電気

サンケン電気は、変電所などで使われる電力用半導体や、モーター制御用半導体を製造販売している企業です。

なお、最近のエアコンや冷蔵庫は、モーターの技術進歩により電量消費が大幅に下がっています。それを支えているのがモーター制御用半導体であり、サンケン電気はモーター制御用半導体の世界一のシェアを持つ企業です。

また、サンケン電気は、電気自動車で使われているモーター向け半導体でも売り上げを伸ばしています。

国内半導体企業ランキング第7位:三菱電機

三菱電機は、2003年にマイコンなどの半導体事業をルネサスに移管しましたが、電力制御用半導体を自社に残していました。なお、三菱電機が製造する電力制御用半導体とは、主に電車のモーターやインバータに使われる、高電圧と高効率を両立する特殊な半導体です。

そして、三菱電機は、そのような特殊な半導体を開発する技術を持っており、主力となる電車用の他、電気自動車のモーター用としてもその性能が期待されています。

国内半導体企業ランキング第6位:日亜化学

日亜化学は、青色発光ダイオード(青色LED)の量産を世界で初めて成功させた企業として有名な会社です。そして、LEDの売り上げでは今でも世界トップであり、日本で生産したLEDを世界に販売しています。

なお、LEDは照明器具の他、スマホの液晶のバックライトや自動車のヘッドライトなど需要が拡大しています。そのため、LEDの製造に参入する企業も多く、さらなる技術開発や特許戦略などで差別化を図っています。

国内半導体企業ランキング第5位:東芝

2018年にフラッシュメモリ事業を東芝メモリとして分社化し売却した東芝ですが、他にもマイコンや車載向けパワー半導体などの多くの種類の半導体製品を製造販売しています。

しかし、世界的な競争力を持っていたフラッシュメモリと違い、東芝に残された半導体製品の多くは、売上は比較的多いものの競争力が乏しい製品ばかりです。そのため、今後の経営状況によってはリストラや事業売却の対象になるのではと予想されています。

国内半導体企業ランキング第4位:ローム

かつてのロームは、日本の大手企業がやらない、ニッチなニーズの半導体を開発する企業として知られていました。今は、半導体の生産から撤退する企業が多い中、かつてのニッチなニーズ向けの技術を発展させた、独自の技術を持つ半導体企業です。

なお、ロームが生産している半導体は、車載用や音声合成用のLSIからトランジスターのような半導体素子まで幅広く、最近は自動運転に使われる車載用LSIで注目を集めました。

国内半導体企業ランキング第3位:ソニーセミコンダクタソリューソンズ

ソニーセミコンダクタソリューソンズは、ソニーの子会社の一つであり、スマホ用のカメラに搭載される半導体カメラの製造で世界的なシェアを持つ半導体企業です。

主力製品はイメージセンサーで、ソニー製のビデオカメラ用に開発されたCCDという半導体の技術がベースになっています。そして、家庭用のビデオの需要が減った今、スマホ用のカメラが主力製品です。また、最近では、自動運転を実現するセンサーなども生産しています。

国内半導体企業ランキング第2位:ルネサスエレクトロニクス

かつては、日本の複数の企業が半導体生産の世界一を競っていました。しかし、その多くが半導体から撤退しており、そのような会社の半導体部門を集めた会社がルネサスエレクトロニクスです。

特に自動車向けの半導体製造では世界的なシェアを持ち、東日本大震災では主力工場が被災して製造が止まった影響で、世界的に自動車の製造に影響が出たほどでした。なお、最近では、自動運転を実現する半導体の開発でも注目を集めています。

国内半導体企業ランキング第1位:東芝メモリ

スマホやパソコンに欠かせないフラッシュメモリーは、1984年に東芝で発明されました。東芝からフラッシュメモリーの製造を引き継いだ東芝メモリは、フラッシュメモリーの製造を中心とした世界的な半導体企業です。

なお、東芝メモリは、2018年に東芝から売却されており、今は東芝の子会社ではありません。それでも、フラッシュメモリーの製造で世界2位のシェアを持つ東芝メモリは、日本を代表する半導体企業です。

海外半導体企業ランキングTOP10!

ここ数年、世界的なスマホの普及やインターネットの拡大などにより、半導体の生産は年々拡大しています。しかし、半導体の生産は、世界的に大きなシェアを占める一部の大企業に限られており、それぞれの得意分野で売り上げを拡大させてる状況です。

次から、各分野でリーダー的な立場の世界で売り上げの大きな半導体企業10社をご紹介します。

海外半導体企業ランキング第10位:STMicroelectronics

STMicroelectronicsは、1987年にイタリアとフランスの半導体企業の合併によってできた、スイスに本社のあるヨーロッパの半導体企業です。

高性能マイコンなどのLSIから電力用などの特殊用途向け半導体など、いろいろな半導体を製造販売しており、特に自動車向け半導体の売り上げが伸びています。また、シェアが取れる製品を複数持っていることから、順調に伸びている半導体企業と言えます。

海外半導体企業ランキング第9位:NVIDIA

NVIDIAは、ゲーム用パソコンなどに使われるグラフィック処理用LSI(GPU)のメーカーとして有名な半導体企業です。なお、NVIDIA製のGPUは、ゲーム機のNintendo Switchにも搭載されています。

また、最近はゲーム用のほかに、科学計算や人工知能向けの演算用プロセッサが多数のサーバーセンターに納入されています。さらに、自動運転など組み込み用AIを推進する企業として注目されています。

海外半導体企業ランキング第8位:東芝メモリ

先ほども解説したとおり、東芝メモリはフラッシュメモリーで世界2位の売上のある半導体企業です。そして、日本国内でトップの半導体企業である東芝メモリは、世界的に見ると8位の売上しかありません。

海外半導体企業ランキング第7位:Texas Instruments(TI)

Texas Instrumentsは、1950年代に始めてICを量産した半導体業界でも歴史の長い企業であり、アンプ用LSIなどのアナログ半導体では世界一のシェアを持つ半導体企業です。

なお、音楽を聴くためにはスピーカーを鳴らすためのアンプが必要ですが、半導体の微細化が進んだ現在でも、高音質のアンプを製造するには特殊なアナログ技術が必要とされます。TIは、他社が真似できない技術を持つ半導体企業です。

海外半導体企業ランキング第6位:Qualcomm

Qualcommは、かつては携帯電話の通信用半導体で業績を伸ばした企業で、最近はスマートフォン向けの半導体の売上世界一の企業として知られています。特にAndoroidを搭載するスマートフォンに使われるCPUの評価が高く、高機能を求めるならQualcomm製を使うのが常識です。

また、Qualcommは工場が無いファブレス企業であり、その売上高は次に解説するBroadcomに次いで2位につけています。

海外半導体企業ランキング第5位:Broadcom

最近のスマホやパソコンは簡単な設定でWiFiに接続でき、また、テレビなどの家電製品もWiFiを搭載して、スマホから操作できるなど、便利になりました。Broadcomは、そういったWiFiやブロードバンド通信向けの半導体を製造販売する最大手の企業です。

なお、Broadcomは自社工場を持たないファブレス企業であり、製造を外部に依存しています。そして、ファブレス企業の中では売上トップの企業です。

海外半導体企業ランキング第4位:Micron Technology

Micron Technologyはアメリカに本社があり、DRAMを中心に設計から製造まで自社で行う半導体企業です。なお、2013年に、当時経営破綻していた日本のエルピーダメモリを買収し、DRAMの売上高は韓国の2社に続く3位につけています。

また、Micron Technologyは、intelを共同で不揮発性メモリーの新製品を開発しており、新しい市場を開拓するメモリーとして注目されています。

海外半導体企業ランキング第3位:SK Hynix

SK Hynixは、DRAMの売り上げが世界で第2位に位置し、その収益の会社全体8割以上を占めるほどのDRAMが主力の韓国の大手半導体企業です。

なお、SK Hynixの主力商品であるDRAMは、需要の多い時期と少ない時期の差が大きく、SK Hynixも2001年から2011年まで、債権銀行団の管理下にありました。ここ数年は売り上げが拡大しているものの、需要が落ち込む時期をどう乗り越えるかが課題です。

海外半導体企業ランキング第2位:Intel

Intelは、パソコン用CPUで圧倒的なシェアを持つ他、フラッシュメモリなど多くの種類の半導体を製造販売している半導体企業です。なお、Intelは、1992年から2016年までの25年連続で半導体売上世界一を達成していました。

ここ数年はDRAMが好調なSamsungに1位を明け渡していますが、パソコン用のCPUを中心に売上は順調に伸びており、再び1位に返り咲くのは時間の問題とされています。

海外半導体企業ランキング第1位:Samsung Electronics

韓国に本社のあるSamsung Electronicsは、DRAMやフラッシュメモリーで世界トップのシェアを占める企業です。また、メモリーのほかにもスマホ用の部品など、多くの種類の半導体を製造しています。

なお、半導体企業と言うよりも韓国を代表する財閥企業の1つであり、液晶やスマホ、各種家電など扱う製品が多くSamsungグループの売上が韓国のGDPの2割を占める、という統計もあります。

半導体企業国内TOP3の特徴を分析!

世界的な半導体企業としてには、CPUを得意とするインテルと、メモリーを得意とするサムスンの2社を筆頭に、工場を持たない会社や逆に製造のみを分担する会社などの巨大な多国籍企業が多数を占めています。

日本国内の半導体企業は、そういった巨大な多国籍企業は無いものの、専門分野に特化した高い技術力が特徴です。次から、そのような国内の半導体企業のうち、トップ3社の特徴をご紹介します。

半導体企業国内TOP1:ソニーセミコンダクタソリューソンズ

最近のスマートフォン用カメラの性能向上は著しく、プロが撮影したような写真を簡単な操作で撮れる機種も増えています。さらに、自動車の安全機能や顔認証など、身の回りでカメラを使った機器が増えていおり、それで使われているのがCCDなどの半導体素子です。

ソニーセミコンダクタソリューソンズは、そういったカメラで使われるCCDなどの半導体素子の製造で世界の40%シェアを占めており、今後も成長が期待されています。

半導体企業国内TOP2:ルネサスエレクトロニクス

車載用マイコンでは世界的なシェアを持つルネサスエレクトロニクスですが、過去に何度もリストラを繰り返し、また、産業再生機構の援助を受けるなど、経営危機を何度も経験しています。

その原因は、主力製品の車載用マイコンの競合メーカーが多く、さらに主力製品の利益率がどれも低いためです。さらに、最近は得意としている自動車向けの製品には新規参入企業が多く、その高い技術力を活かせていない点も課題とされています。

半導体企業国内TOP3:東芝メモリ

東芝メモリの主力製品であるフラッシュメモリーは、韓国のサムスン電子が業界トップですが、東芝メモリーはそれにつぐシェアを持ち、さらに技術的には優位にあるとさえ言われています。

また、2018年に東芝本社のトラブルにより独立したことで、今後は、資金の調達や技術者の採用を独自にできます。そのため、新しい経営陣の方針次第では、この先、トップのサムスンを脅かすほどの成長が期待されている半導体企業です。

半導体企業各社の特徴をつかんでおくことが大切

半導体産業は、CPUやメモリーなど分野ごとによって一握りの大企業にシェアが集中しており、成熟した産業になりつつあります。しかし、企業によって特徴があり、合併や買収も行われています。そのため、半導体企業各社の特徴をつかんでおくことが大切と言えるでしょう。

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