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2017年05月21日

よくある看護師を辞めたい理由(新卒/経験者)おすすめの転職先

せっかく学校を卒業して国家資格にパスしても、実際働いてみて看護師を辞めたい方は実は少なくありません。どのような理由から辞めたいとなるのでしょうか。またそうなった時の対処法はあるのでしょうか。看護師の方にうってつけの転職先も一緒に考えていきましょう。

よくある看護師を辞めたい理由(新卒/経験者)おすすめの転職先

看護師を辞めたい理由

昨今の日本の医療の高度化、専門分化に対応するため、看護業務は一層多様化、複雑化して看護職員の職域は、医療機関にとどまらず、福祉施設や在宅看護へと領域が拡大しています。こうした中、高い知識と技術を修得し、かつ豊かな人間性を備えた看護職員を質・量ともに確保していく必要です。現状では、全国的に看護師不足が顕在化し、看護職員の確保が十分ではない状況にあります。

厚生労働省の発表するところによると、税・社会保障一体改革における推計において、平成37年には看護師は196~206万人必要と推計されています。少子化が進む中、看護職員の人材確保を着実に進めていくためには、平成22年末に71万人と推計されている潜在看護職員の復職支援を強化していく必要があると厚生労働省は発表しています。潜在看護職員とは看護師の免許を保有していながら看護師として働いていない方のことです。その数は把握する出来ているだけでも相当な数となっています。

なぜ看護師の方々はその職を辞めたいと思ったのでしょうか。看護師の方の離職問題は深刻なレベルです。また離職した看護師の方が多いということは実際に退職しなくても「辞めたい」と感じながら働いている看護師の方の数も多いと言えます。「辞めたい」という辛い気持ちの背景を調べてみました。

新卒(1年目から5年目)看護師の辞めたい理由

卒業後1~2年目の看護師は、職場の人間関係や技術不足の不安等の悩みを抱えていることが少なくありません。

また卒業後3~5年目の看護師はその特徴として、多くの病院等で新人看護職教育や組織での役割を任せられる年代であり、プレッシャーや重圧感を感じていたり、自分自身のキャリアを模索していたりすることが挙げられます。こうした状況で仕事に関する悩みを抱え、「辞めたい」という気持ちが膨らみ、職場からの離職や看護師からの離職につながる者も少なくありません。新卒看護職員の職場定着を困難にしている要因を以下に記します。

労働負担

看護師のお仕事は、一日中ほとんど座ることなく立ちっぱなしで仕事をして、患者様の体交や移乗、誘導、コール対応、ケアなどを分単位でこなしています。病棟のある病院勤務は夜勤や交代勤務、当直は必須です。日勤だけの場合は8時間勤務が基本で、時々超過勤務がプラスされることがあります。

交代勤務の場合、3交代勤務なら日勤と準夜勤、深夜勤ともに各8時間勤務となりますが、2交代勤務は日勤、夜勤ともに12時間勤務の他に、日勤8時間、夜勤16時間の変則勤務時間体制の病院も少なくないようです。また、中には2交代・3交代勤務に早番、遅番を併用している病院もありますが、やはり現場で働く看護師の方々の労働環境は、「辞めたい」と心が折れてしまう過酷なものです。

求められる能力のギャップ

基礎教育終了時点の能力と看護現場で求める能力とのギャップで悩み、「辞めたい」と吐露する看護師の方もいらっしゃいます。学生が卒業時に1人でできるという看護技術は非常に少ないです。就業後も自分に自信が持てないまま、不安の中で業務を行い、医療現場についていけないために「辞めたい」という流れになる傾向が少なくありません。人工呼吸器の管理や心電図のモニタリング技術など、高度な看護技術を現場は求めており、たとえ基本技術ができたとしても現場で求められる能力とは大変乖離しているのが現状なので辞めたいと思ってしまいます。

人間関係

先輩や上司との人間関係で悩むことは多いです。仕事でのミスをすることは、すなわち患者様の命を危険にさらすことになります。命を預かるという責任の重さゆえに、看護師として未熟なことに対しては指導が厳しくなることがあります。そのため新人や若手の看護師は、いつも怒ってばかりの上司や先輩に委縮してしまい、ストレスを抱えてしまい、辞めたい気持ちが強くなります。

また一部の患者様やそのご家族の一方的なクレームに対応することなどで心身が疲弊してしまうこともあります。他にも一部ではありますが、医師からのセクハラで辞めたいと訴えるケースもあります。

私生活への影響

病棟勤務ともなれば、カレンダー通りに休日を取ることはできません。月に4~7回ほど夜勤もあります。残業も当たり前のようにあります。職場を出ても、自宅で病院に提出する課題をこなさなければなりません。そのような生活が毎日続くと、心身ともに疲弊してしまい、やがて「辞めたい」と思い始めることになります。プライベートがほぼなくなるほど、看護師の方の労働負担は重いのが現状です。

看護師の職責の重圧

いざ現場で働いてみると、自分が医療事故を起こすのではないかという不安で萎縮している看護師の方は大勢います。また認知症患者の増加や多死社会を迎える中で、入院した認知症患者を抑制しながら診療しており、そうした実態は看護学生や若い看護師にとってつらい状況であるため、「辞めたい」となってしまわぬように彼らのモチベーションをどのように維持するかがカギとなります。

中堅看護師の辞めたい理由

辞めたいと思うのは新卒の看護師だけではありません。せっかく育った中堅看護職の方もまた辞めたい気持ちを抱えています。中堅看護職の特徴として、施設内でのチームリーダーとしての役割や、スタッフ間の異なる意見を調整する役割、仕事と家庭の両立など、様々な役割や課題を抱えていることが挙げられます。

そして、その役割を遂行するうえでの悩みや課題が解決できず、職場からの離職につながることがあります。また、結婚と出産、育児などでワークライフバランスを取ることが困難だったり、職場の理解が思うように得られなかった場合も「辞めたい」という気持ちが強くなり、離職に至ることがあります。

他にも出世を望む人生設計でなかった方が、優秀なために上司から役職を与えられてしまい、それが辞めたい理由になることもあります。指示を出したり判断したりすることは多く、現場のミス等があった時には本人でなく、主任が責められるケースもあります。また一部ではありますが、年上の一般看護師の方が年下の主任の指示を軽んじたりすることもあり、そのようなストレスが積み重なってとうとう「辞めたい」となります。

「ミス」で辞めたい

医療事故で患者様が亡くなってしまうという大事ではないにしても、そういう事態を引き起こしたかもしれない事案も、看護師の方はレポートを書いて報告することになります。もちろん患者様に重大な影響を与えたミスではないのですが、再発防止を防ぐために必要なことです。ミスは誰にでもありますが、同じミスを繰り返してしまうと罪悪感と自己嫌悪から「辞めたい」と訴える看護師の方も多いです。

投薬ミス

投薬ミスが看護師の方のミスで最も多いそうです。医療事故につながるなどの重大なミスかどうかは別として、看護師の6人に1人は薬を取り違え、7割近くがその危険性があると報告されています。しかも、医師の指示に関しては、指示書が不明確という人が2.6%、ときどき不明確という人が91.4%という現状で、看護師が気をつけていても、医師との意思疎通によっては医療事故が起こりうる現状です。

重大な医療事故に繋がる恐れのある、インシデント(患者様の身に直接の影響は無かったが、医療従事者のミスにより医療事故になる一歩手前の「事件」を指します。)を起こした時は目の前が真っ暗になるそうです。溜まっていた疲れから集中力が低下していたという背景もありますが、万が一があった時その言い訳は受け入れられません。

そうした背景で、ミスをするのではないかと必要以上に委縮してしまい、同僚や先輩達の目を気にして集中できずに悪循環でミスが重なります。その結果「辞めたい」となり退職に至るケースもあります。

看護師を辞めたいと思った時の対処法

看護職員が継続して勤務して「辞めたい」となりにくい病院は、マグネットファクターをきちんと持っていると言われています。

マグネットファクターとは

マグネット→(磁石・磁力)、ファクター→(要因)ということで、看護師の方を惹きつけて離さない要因のことを言います。例えば、技術面で不安のないように研修を設けていたり、看護師同士での連絡を密にし、医療現場での仕事が整備されていて新人が混乱しない工夫が組織全体で定着している病院は、マグネットファクターを持っていると定義されます。看護師の方が「辞めたい」と感じてる際にはどのように対処して離職を防ぐのでしょうか。

技術向上について

新人のうちから戦力として働かされると、当然自身の能力と求められる能力のギャップに苦しみます。新卒看護師の方の辞めたい理由に、自身の技術不足が耐えられないというものがあります。研修制度などを設けている病院もありますが、分からないことは先輩や上司に直接聞くというのも大事です。辞めたい徒ならないように、忙しい先輩たちを見ているととても聞けない状況でしょうが、技術が向上することによって一日も早く戦力となり、職場環境の改善にもつながります。

職責の重さについて

看護師の責任の重さは計り知れません。どんなに誠意を尽くしてミスなく仕事をしていても人の死に立ち会うこともある仕事です。それ故に「辞めたい」と言う方は毎年新卒・ベテラン問わずにたくさんいらっしゃいます。

責任感の強い方ほど心が疲弊しやすい職場ともいえるので、心が擦り切れてしまう前に無理をせずに、上司や先輩に辛い気持ちを言葉にして訴えましょう。誰かに聞いてもらうだけでだいぶ違います。言葉にすることで「辞めたい」気持ちを乗り越えられるケースもあります。

看護師を辞めたい方のおススメ転職先

病棟勤務で心身ともに疲弊し、退職を余儀なくされた方もいらっしゃるでしょう。しかし、看護師の資格を活かせる働き方は、病棟勤務の看護師だけではなく他にもたくさんあります。以下にそれを紹介していきます。

介護

介護施設には看護師の配置が義務づけられていますが、実は多くの介護施設で看護師が不足しているのが実情です。介護施設で働くことで看護師としてのスキルが落ちるのではないかとの懸念があるためです。ただ介護施設で働くと看護師としてのスキルが落ちるとは言い切れません。なぜなら、介護施設では病院と比較すると医療処置を行う機会は少ないものの、認知症看護やターミナルケアなどの経験を積むことはできます。さらには、入居者と長期的に関わることができるので、入居者に向き合った看護が実現できるというやりがいもあります。また、夜勤なし・残業少なめといった職場が多くワークライフバランスがとりやすいこともメリットです。

治験コーディネーター

治験とは医薬品の承認のために必要なデータを揃える試験のことを言います。具体的には製薬メーカーが開発した新薬を患者や健康な人に使用してもらい、データを収集して厚生労働省から薬として、有効性や安全性を確認し、承認をもらう為の試験のことです。

スムーズな治験の実施のため、医療機関や協力者の調整役として活躍するのが治験コーディネーターです。治験開始前には医師、CRC、関連部署のスタッフが治験実施上の問題点と改善策、スケジュールの確認などを行い、治験コーディネーターはこのミーティングの事前準備を行います。被験者の体調管理やメンタル面でのケア、スケジュール管理も重要な仕事の一つです。以上のことから、看護師の資格が活かせる職業ですのでお勧めの転職先とも言えます。

美容整形外科

美容外科はお給料が高く、仕事が病棟勤務の看護師より楽で、基本的に夜勤がないことが魅力です。夜勤があるクリニックは、骨を削ったり、豊胸でシリコン入れたり、全身麻酔を使う大きな手術をするところだけです。

美容整形外科クリニックも常に看護師の方を募集しています。クリニックによって様々ですが、主に手術介助、レーザー治療、医療器具の洗浄・滅菌、術後管理、採血・注射などの医療技術、またカウンセリング対応などの接客業務となります。ただ、クリニックによっては、若年層の看護師でないと採用されないところもあります。お客様へ色々な施術を勧めるなどのノルマがあったり、残業代が付かなかったり、クリニック自体が赤字経営などの問題もあるので転職の際には情報収集が重要となります。

訪問看護師

疾病又は負傷により居宅において継続して療養を受ける状態にある方に対しその方の居宅において看護師等が行う療養上の世話又は必要な診療の補助することをいいます。認知度はまだ低いですが、難病、がん、小児の利用者が増加し、利用者のニーズは多様化しています。病院などに入院しないで、自宅療養している人が、利用者になりますが、8割以上が、65歳以上の高齢者です。小児患者の利用者は少ないですが、増加傾向にあります。

また利用者数は年々増加しており、がん患者の利用者の増加率は上がっています。訪問看護師は、生活と医療の両面をサポートし、患者さんが安心して自宅療養できる環境を作っていきます。病棟勤務と大きく違うのは、夜勤や残業が少ないことです。ゆえに「辞めたい」という気持ちになるのは病棟勤務に比べて軽くなるケースが多い傾向にあります。

その一方で患者様と限られた時間での訪問時に、適切に患者さんの変化を観察しご本人やご家族が訪問看護師がいない間にも、ケアを行いやすい環境を作る能力と姿勢が求められます。

「看護師を辞めたい」~離職防止への取り組み

医療機関の看護師不足が常態化する中、看護職員の離職防止が喫緊の課題となっています。「辞めたい」と思う気持ちから、本当に「辞める」に至るのを防ぐために、様々な自治体で取り組みがなされているので、紹介していきます。

神奈川県の取り組み

このような中、平成 24 年 12 月「神奈川県における看護教育のあり方検討会」の最終報告書において、「神奈川県の看護職員の離職率は、就職1年目よりも3年目、5年目のほうが高くなっています。このため、看護師としてのモチベーションアップやキャリアアップを図るため、就業後2年目から5年目の若手看護師をターゲットとして、新たな研修の実施等によって自身の成長がみられる実践能力強化支援システムの導入など、多様な教育体制の充実を図ることが離職防止策として有効です。」とありました。

これを受け、神奈川県では離職率の高い2年目から5年目の「辞めたい」と強く感じる時期にあたる看護職員を中心として、 働く意欲を高め、離職防止を図るための研修会を開始しました。

富山県の取り組み

富山県内の離職者のうち、勤務年数が5年未満の看護職員は、平成 25 年度は 45.6%であり、約半数近くを占めています。このような中、富山県では若手看護師の離職防止策として、平成 22 年度から3~5年未満の看護師に対して、若手看護職員研修会・交流会を実施しています。この研修会では、大学教員や富山県内の病院の認定看護師等を講師として招き、認定看護師になった経緯など受講者が関心のあるキャリアアップに関する講演や同世代の看護師との意見交換を行うことで、受講者のキャリアアップのイメージ化や日々職場で抱えている課題の共有などを促し、離職防止を図っています。

富山県では、新卒看護師の離職防止策として、平成 17 年度から新卒看護師研修会を実施している。 この研修会では、看護学校の教員や病院の看護管理者を講師として招き、県内の病院に就職した新卒看護師に対して、新卒看護師を応援するメッセージを伝えたり、
受講者同士の意見交換に病院の看護管理者等が助言者として加わるなどの工夫を行い、
辞めたいと感じ始めている新卒看護師の離職防止を図っています。また研修の開催時期は、新卒看護師が夜勤業務などによりストレスが高くなる時期(6~8月頃)を想定して開催するなどの工夫もしています。

辞めたいと思ったら転職を考えましょう

辞めたいと思った仕事をずっと続けていくのはとても辛いものです。やめたいと思ってしまった原因が自分の力ではどうしようもなかった場合転職活動をはじめて、良い職場関係を手に入れましょう。

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