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2017年02月13日

常に上位の人気職業!教師になるための教員免許の概要とは?

この記事では、教員免許の取り方やそれを取り巻く制度、履歴書への記入の仕方や履歴書に記入した場合のメリット・デメリット等について説明しています。教員志望の方にとってのハウツーになるのは勿論、教員免許って何?という方も是非一度読んでいただきたいです。

常に上位の人気職業!教師になるための教員免許の概要とは?

そもそも、教員免許とは?

教員免許とは、ずばり日本の学校で教壇に立つために必要な資格です。
具体的に言うと、教員免許は「教育職員免許法」という法律に基づいて発行、交付されます。教員免許を得るには、大学(または短大)を修了し、教職課程を履修した者に都道府県教育委員会または知事から授与されます。
基本的には教員志望の人たちは教育学部に入学しますが、他学部のカリキュラムや教育大学院でも取得する事ができます。
又、教員免許を取得しても教育とは違う業界に進む、という場合でも履歴書に資格として記入する事ができます。

教員免許が適用される学校として、

・幼稚園
・小学校
・中学校
・高等学校
・特別支援学校

があります。
ここでいう特別支援学校とは、「盲・聾・養護学校等身体的・知的障がいを持つ、或いは身体虚弱者を含む病弱者に対して自立を促すために必要な教育を行う学校」を指します。

大学の教員は基本的に「研究者」として雇用されるため、教員免許は要りません。
彼らは教員免許の代わりに大学院の後期博士課程終了と研究実績が条件になっています。

教員免許の正式免許と種類

教員免許の正式名称は「教育職員免許状」と言って「免許状」と名付けられている通り賞状ほどの大きさをしていて、保管が必要です。

後述するように、教員免許を履歴書に記入する場合は「(学校の種類)教諭(本人の卒業レベル)免許状(中高のみ教科)」という形をとります。
又、教員免許を取得見込みの人もその旨を履歴書に明記する事ができます。

一般的に教員免許は「普通免許状」「特別免許状」「臨時免許状」の三つに分かれます。

普通免許状について

普通免許状は、教員免許の中で最も一般的なもので教職課程が設置された大学や文部科学大臣が指定する教員養成機関などで所定の教育を受けたのち、都道府県の教育委員会から授与されます。

取得した都道府県に関わらず全国で通用します。普通免許状は学校によって7つ、取る人の最終学歴によって更に3つに分かれます。

学校によるもの(7つ)
幼稚園教諭・小学校教諭・中学校教諭・高等学校教諭・特別支援学校教諭・養護教諭・栄養教諭

最終学歴によるもの(3つ)
専修免許状、一種免許状、二種免許状

これから、この専修・一種・二種免許状について説明していきます。

専修免許状

専修免許状とは、一種免許状の取得者、或いは取得の要件を満たしている者が修士学位と教職に関わる24単位を修得する事により取得できる免許状です。

専修免許状が生まれた経緯として、教育の現場に於ける大学院レベルの質の高い教員の確保と一種免許状を持つ教員に研鑽を促す目的で昭和63年から創設された、というものがあります。

やはり最高ランクの教員免許ということで学校によって他の教師より給料が高かったりすることがあるようです。

一種免許状

一種免許状とは、一般に最も多く発行されている教員免許で4年制大学の教職課程で必要単位を修める事で取得できる免許です。

高校教員になりたい場合は一種免許状の取得が最低条件、更に都内の公立中や都立高に勤務するには中高両方の免許が必要になります。

二種免許状

二種免許状とは、短期大学の卒業資格をもとに取得できる教員免許で幼稚園、小学校を対象に教員資格認定試験に合格しても取得する事ができます。

教育職員免許法第9条の5より二種免許状のみを取得している現職教員に対して一種免許状へ変更する義務(努力規定)が明記されています。

従来の制度に於いて教員免許は「一級・二級」の2種類でしたが、その上に専修免許状が設けられて従来の2種類は「一種・二種」という名称にスライドされました。

その他の教員免許について

特別免許状

特別免許状とは、各分野において特に優れた知識、技能、経験を持つ社会人を教員として招くことで学校教育に多様化や活性化を促す事を目的として設けられたものです。
科目は地理歴史や家庭といったオーソドックスなものから、工業や福祉、宗教といったものまでさまざまです。
実際に、研究機関の研究員や全国レベルのアスリートを地理歴史や保健体育の教員として採用したケースがあり、平成元年から約700件が授与されています。

教育委員会や学校法人からの推薦や教育職員検定を経て取得する事ができ、教育実習を必要としないものの要求されるレベルが高く、非常に狭き門である事がわかります。
又、有効範囲は授与された都道府県内のみで、有効期間は10年(更新有)というような条件があるのも特徴です。

特別免許状が定める科目は、従来のものに加えて
看護、農業、工業、商業、福祉、宗教、自立活動等幅広いです。

臨時免許状

臨時免許状とは、普通免許状を持つ教員を採用する事ができない場合に教育職員試験を経て授与される免許状で、助教諭や養護助教諭を採用する場合も対象になります。

普通免許状を持つ教員を採用する事ができない場合というのは、例えばある学校の唯一の数学の教師が長期入院した場合に、代わりに数学を教えられる理科の教師が数学を教える、といったケースを指します。

適用範囲は特別免許状と同じく授与された都道府県内に限定されていて、任期は3年と決められています。
しかし、長期にわたって普通免許状を持つ教員を採用する事ができない場合は都道府県が教育委員会規則により任期を6年に延長する事ができます。

教員免許を履歴書に書くには?

教員採用試験は勿論、就活において教員免許を持っていることを履歴書でアピールする事ができます。
その場合、基本的には履歴書の「免許・資格」の欄に「(学校の種類)教諭(本人の卒業レベル)免許状(中高のみ教科)」という形をとります。
どのランクや科目においても履歴書には正式名称で記入するので一番確実なのは免許の証明書通りということになるものの、自治体によって発行する証明書の違いも若干あるようです。履歴書に記入する際はよく確認することをお勧めします。

中学校で適用される科目は、以下の通りです。
国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、保健、技術、家庭、職業、職業指導、職業実習、外国語

高校になると、農業・工業・情報・福祉等新たに科目が追加、細分化されます。

履歴書に書くとこんな事が起きる

教員免許を持っている人が教育現場以外の組織に就職する場合、教員免許はどのように作用するのでしょうか?

まずメリットとして、教職課程や教育実習で得られる「人に分かりやすく、効果的な伝え方」が役立つ事が挙げられます。勿論教科書や玩具の開発、研修の講師等学校ではない教育関係の組織で就職を希望する場合、履歴書に教員免許を明記することで大きなアドバンテージになると思われます。

又、教職課程に進むと在学中により多くの単位を取る事になるので就活で「勉強熱心な人」「目標に向けて努力ができる人」というプラスの評価が得られるでしょう。

しかし、「なんとなく」「取れるものは取っておきたかった」という発想で教員免許を一つの「資格」として取ってしまっただけの人は、履歴書に教員免許を記入したことを見られた時に面接で「何故教員にならなかったのか」という質問に対し、相手の望む適切な答えを考える必要があります。

履歴書に書かないのも手

以上の事柄に関して、面接で聞かれたくない、或いは就職希望先が教育と全く関係ない場合は、履歴書に教員免許の事を書かないのもアリだと思います。

しかし、教育学部出身のケースだと、履歴書に書かないと逆に不審に思われる恐れがあるので、「社会に出たかったから」「この業界の方が魅力的に映った」等、履歴書を読んで相手が納得するような答えを用意しましょう。

教員免許が取れる大学

平成28年度4月1日時点で教員免許が取得できる大学の情報を文部科学省が以下のページで公開しています。

教員免許の更新方法

平成19年6月の改正教育職員免許法の成立により、平成21年4月1日から教員免許更新制度が導入されました。
これにより、現職の教員を含む教員免許保持者は10年に一度、2年間で30単位分の更新講習を受ける事が必要となりました。

更新講習は日本全国の大学で開講されて、必修科目、選択必修科目、選択科目の3つの中で最新の教育事情や学校経営、地域共生等について各大学の大学教員から学ぶ事になっています。

又、更新制度により平成21年4月1日以降に初めて授与された教員免許を「新免許状」、それ以前に授与された教員免許を「旧免許状」と区別する事になりました。

教員免許を持っている人の内、教育の現場にいない人でも更新講習を受講する必要がある旨を併記すれば履歴書に記入する事ができます。

教員免許をとるということ

いかがでしたでしょうか。以上のように、教員免許の種類や履歴書に書いた時の様々なケース、免許を取り巻く制度の数々についてよく分かったと思います。
昨年には何人かの方々が無免許で教壇に立ちつづけていた事が発覚し、大変な話題となりました。免許を持っていなくても履歴書に書けてしまうケース、というのはいささか恐ろしいものがありますよね。最近でも尚、少子高齢化やそれに伴う教育免許の形骸化が叫ばれています。

もしこれから教員になりたい!という強い意志を持った読者の方は、「どうして自分は教員になりたいのか」を一度考え直してみてはいかがでしょうか。

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