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2019年06月22日

CXOの意味と役割について|代表的な種類7つと著名8人

最近では日本企業を取り巻くビジネス環境が変化し、欧米流CXO最高〇〇責任者の制度を取り入れる企業が増えました。役職に対する責任の重みを出し、その役職に適した人材の確保や育成に力を入れることで企業の経営の質があがるので会社全体の士気を高めることにつながります。

CXOの意味と役割について|代表的な種類7つと著名8人

CXOとは?

CXOとは「Chief X Officer」の略です。それぞれの単語の意味は、Chiefは組織の責任者、xは業務・機能、Officerは執行役・役員となっており、まとめると最高〇〇責任者という意味を持ちます。

最高経営責任者を表す「Chief Executive Officer」を「CEO」と略すように、ChiefとOfficerの間のXに入る頭文字で職務を表し、業務の責任者の総称を「CXO」といいます。

概要

CXOとは企業の各業務の責任者を表す名称の総称です。CXOは日本の会社法が定めている代表取締役や取締役、商法改正のときにできた指名委員会など、設置会社における執行役とも異なり法的な裏付けはありません。

同じく法的な裏付けのない会長や社長・部長といった呼称も、組織内での職務の分担を示す役職名として命名されることが多く、CXOで役割を分担していても、意味づけは会社により異なることがあります。

国内での意味

欧米の企業では、取締役(Director)と執行役(Officer)を明確に分けています。その結果企業が健全に運営し、経営の判断を迅速に実践することに成功しました。日本でも欧米流の企業統治を見習うように、各部署に最高責任者を取り入れる動きがあります。

欧米企業と国内企業では、まだCXOの意義や役割は異なるのですが、欧米の企業統治の手法としてCXOを取り入れることが日本企業に広がりました。

欧米での役割や立場の違い

欧米では各部署の最高責任者にCXOという名称を就け、欧米の企業ではその役職が大きな役割を担います。各部署にCXOを置くことで、それぞれの分野の専門家が企業内で能力を最大限発揮することができます。その結果、会社の環境を整え、運営を健全に保つことができます。

欧米企業では専門性の高い運営を行うことが多いので、業務への執行責任と経営責任を分けることを狙いとしてさまざまな責任者が設置されています。

CXOの代表的な種類

ビジネスの変化とともに新しいCXOも増えてきました。CXOを理解することでビジネスのトレンドを知ることができるので、まずは基本の種類を抑えることが大切です。

ここでは日本の企業でも使われるようになった代表的な「最高〇〇責任者」の種類をご紹介しますので、参考にしてみたください。

1:CEO

CXOの中でも良く耳にするCEOとは、Chief Exective Officer(最高経営責任者)のことで、企業の代表者として経営全体の経営責任を負う役職のことです。企業全体の業務を総合的に見通した経営判断が求められ、経営に関する責任を負うのがCEOです。

最高経営責任者は欧米の企業組織で使われている役職名で、日本の企業法にCEOの定義はありません。CEOを代表取締役と訳すほうが日本では一般的です。

2:COO

CEOについで有名なのがCOOです。COOとはChief Operating Officerの略で、最高執行責任者のことです。その役割は、CEOが定めた経営方針に従って実際に業務を執行し、統括する責任者ことです。

企業ではCOOはCEOに次ぐ立場で、CEO会長ならCOOが社長というケースが多いです。最近では事業ごとにCOOを置き、集中して事業の業務を執行できる体制の企業も増えてきました。

3:CFO

CFOはChief Financial Officerの略で最高財務責任者といい、日本企業では財務部長や財務本部長とほぼ同じ立場を意味します。日本ではまだ聞きなれない役職ですが、企業を経営していくうえで重要な役職の一つです。

企業を経営するうえで財務戦略は欠かせませんが、会社経営の肝となる企業財務のトップであるCFOは、欧米企業ではCEOと同ようにその地位が確立されているので日本企業も注目をしています。

4:CHRO

CHROはChief Human Resource Officerの略で最高人事責任者のことです。企業における経営幹部の一員で、人事の統括責任者として近年注目をされているCHROですが、日本ではまだ馴染みは薄いです。

ヘッドハンティングが盛んな外資系企業では企業トップのCEOと財務トップのCFOに続く役割として重要視されています。CHROは社員の能力を開発させて会社の成長に貢献するという役割も担います。

5:CIO

CIOとはChief Information Officerの略で、最高情報責任者のことです。情報システム関連の最高責任者で、情報戦略やIT投資計画の決定などビジネスのシステム化が進む中で重要性が見直されています。

IT戦略やIS実行管理、情報活用戦略・プロセス改革の分野の知識も求められますが、なによりソフトウェア開発や情報処理の知識が不可欠なので、プログラマーやSEがCIOに就任することもあります。

6:CTO

CTOとはChief Technical Officerの略で、最高技術責任者のことです。技術戦略や研究開発などを立案し、実施する責任者であり、製造業やIT業界など技術力が重要である企業にとってはとても重要視されています。

日本ではまだ馴染みが薄いですが、技術開発部などの技術部門の部長や、研究開発部門の長と同じような意味を持ちます。欧米企業ではラインに属さない経営者と位置づけられることもあります。

7:CMO

CMOとはChief Marketing Officerの略で最高マーケティング責任者のことです。企業におけるマーケティングの最高責任者を指します。欧米企業ではマーケティング戦略が比較的根付いていますが、日本ではまだ馴染みがなくCMOを設置している企業が少ないです。

日本企業でもこれからは会社の各部署が積極的にマーケティング戦略を練る必要が高まるので、そこを統括する役職としてCMOの必要性が高まります。

CXOの歴史

日本ではまだ歴史の浅いCXOの制度ですが、元々欧米の企業で導入されてきました。多くの欧米企業では業務執行と経営とが分離していて、業務執行の責任を担う役職である執行役がCXOで、担当領域の責任を負います。

経営を担うのが会長や社長、社外に代表される取締役で、経営戦略の決定や執行役の監視や監督をする責任を負います。最近では日本企業でも欧米型の組織が増え、経営陣をCXOに任命する例が増加してきました。

新潮流

最近では日本国内の企業でも使われる機会が増えていますが、そもそもCXOという名称が使われ始めたのは1980年代のアメリカです。日本企業ではソニーがCXOを取り入れた先駆けで、1997年に取締役会の機動性を上げるために執行役員制度のCXOを導入しました。

現在ではCXOを役職の呼称として採用している企業は、外国籍の人材がトップにいる企業のほかに、企業統治に欧米流の考え方を取り入れている企業が多いです。

著名CXOのプロフィール

欧米企業を参考にCXOを積極的に取り入れている企業は増えてきましたが、ここでは実際にどのような企業が実践をしているのかをご紹介いたします。いずれも有名な企業ですが、それぞれの企業のCEOのプロフィールをご紹介いたしますので参考にしてみてください。

経営方針や企業理念もさまざまな企業ですが、業績が伸びている大手企業が続々とCXOを取り入れているので、それも踏まえて参考にしてみてください。

1:カルビーCEO

スナック菓子で有名なカルビー株式会社の代表取締役兼CEOの松本晃氏は、「正しいことを正しく」をモットーに経営を単純化し、着実に戦略を実行しています。少子化などで業績が伸び悩んでいたときのカルビーに、2009年に代表取締役会長兼CEOに就任しました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンで経営トップを15年間務めた実力を発揮し、現在まで5期連続の増収増益を達成し、老舗企業のカルビーを再び軌道に乗せました。

2:ローソンCEO

コンビニチェーン大手のローソンは、2017年に最高経営責任者のCEOと最高執行責任者のCOOを廃止し、役割分担を明確化しました。今は代表取締役として、竹増貞信氏が社長兼CHO兼マーケティング戦略本部長兼ローソン大学学長と務めています。

他の役員では、取締役の今田勝之氏が専務執行役員と経営戦略本部長を兼任し、同じく取締役の中庭聡氏が常務執行役員とCFOとシェアードサービス本部長を兼任しています。

3:スシローCEO

大手回転寿司チェーンスシローのCEOは水留浩一氏です。結果を出した社員にしっかり還元するシステムを構築しているので、社員の離職率が少なく、ペナルティなしの出戻り採用も実施しているので、スシローは従業員に高評価の会社です。

電通からアクセンチュア、ローランド・ベルガーの代表取締役、日本航空取締役副社長、ワールド取締役専務執行役員などを経て2015年1月にあきんどスシローの顧問、3月に代表取締役CEOに就任しました。

4:武田薬品工業CEO

世界に拠点を置く武田薬品工業の代表取締役社長CEOは、クリストフ・ウェバー氏です。

「世界中の人々により健やかで輝かしい未来を」をコンセプトにして、常に患者の立場や想いを中心に考える、グローバルな研究開発型バイオ医薬品のリーディングカンパニーです。

創業以来230年以上の老舗企業ですが、グローバルな経営陣で、揺るぎない経営の基本精神を軸に、革新的な医薬品と治療法の創出に取り組んでいる会社です。

DeNA CEO

野球のチーム名としても今は有名なDeNAです。スポーツ以外にもAIやゲーム、ヘルスケア、オートモーティブ、エンターテインメント、ソーシャルLIVE、Eコマースなどさまざまな事業を展開している会社です。

DeNAの代表取締役社長兼CEOは守安功氏で「世界に喜びと驚きを」という企業テーマを掲げ、インターネットとAIでより大きな価値を世の中に提供していくことにこだわっている会社です。

6:Line CEO

現LINE株式会社の代表取締役社長CEO、デジタルコンテンツカンパニーCEO、マーケティングソリューションカンパニーCEOの出澤剛氏はCXOのシステムを積極的に取り入れています。

多様な才能をまとめて、同じゴールを目指すために細かい情報共有を重ね、企業の成功へと導いています。ほとんどの人が利用しているLINEですが、前例のないことに挑み続けてきた会社なので、これからも新たな挑戦をしていくでしょう。

グノシーCEO

情報キュレーションサービスでニュース配信アプリの開発や運営している企業です。ニュース配信アプリのグノシーやニュースパスで一躍有名になりました。グノシーの代表取締役最高経営責任者CEOは竹谷祐哉氏で、2018年8月に就任しました。

情報を世界中の人に最適に届けるという企業理念をかかげ、トピックでいま世の中に読まれている情報、チャンネルで生活に必要なあらゆる情報を多くの人に提供している会社です。

メルカリCEO

フリマサイト大手のメルカリですが、代表取締役会長兼CEOとして活躍しているのが山田進太郎氏です。日経ビジネスでは「『Go Bold』の生存戦略」や「経営教室『反骨のリーダー』」なども連載しています。

世界一周の旅を経て13年にメルカリを創業したバイタリティ溢れる人物なので、「成功したらその成果を分かち合おう」の精神で組織改革をし、新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創っていく会社に育てています。

CXOの役割は会社により微妙に異なる

企業によりCXOの肩書は多数ありますが、それぞれXに相当する専門分野での役割が経営の意思決定を担う重要なポジションです。

上記以外にもCAO(最高総務責任者)、CLO(最高法務責任者)、CPO(最高個人情報保護責任者)、CSO(最高セキュリティ責任者)とさまざまな役割があります。

必要な専門知識や経験を積んだり、昇進や転職などを視野に入れ自分のなりたい最高〇〇責任者になるための近道を探してください。

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