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2019年04月26日

企業法務担当者に求められる能力7つ|企業法務の仕事内容

法務部は多くの会社で設置されていて、ビジネスを進めるにおいて欠かせない部署と呼べます。そんな法務部が実際にどんな仕事を行っていて、また法務部に勤めるためにはどんなスキルが必要であるかも把握しておけば、法務の仕事に関わるための参考になります。

企業法務担当者に求められる能力7つ|企業法務の仕事内容

多岐にわたる企業法務の仕事内容

企業法務は、企業に関係する法律の事務を意味しており、法律に関係する問題解決や株主の対応を行います。高い知識が求められており、ビジネスを進めるにおいて欠かせない職業の一つです。

どのような仕事を行い、またどんな能力が求められているのかを知れば、企業法務の目指すことにおいて参考となります。

1:契約・取引法務

契約と取引はビジネスにおいて欠かせない行動となり、進めるにおいて適切な知識が求められます。契約は当事者同士の合意を示しており、支払いの期日や条件など、両者の約束を示します。もしも認識に齟齬があれば、トラブルの原因にもなります。

後のトラブルを回避するため、法務担当者は適切な知識を元に業務を行う義務があります。

2:機関法務

機関法務とは、会社内部で行われる株主総会や取締役会などの重要なイベントを運営するために行う業務であり、会社に関する法律の知識が求められます。法務の人が仕事を請け負いますが、企業の規模が多い場合は総務系の部署が担当するケースもあります。

株の発行や子会社の設立にも関わっており、企業にとって重大な業務の一つです。

3:法務相談

会社の経営には多くの悩みが絡み、業務を進めるには法律を守るべきです。しかし、活動内容によって必要な法律は異なるため、多様な対応を行うための相談が法務相談になります。

人事や経理など、分野によって適切な法律は変わるため、その分野に合わせて相談する必要があります。

4:紛争訴訟対応

企業に対するクレームまたはトラブルが原因で、紛争が生じるケースがあります。

紛争により、訴訟が起きることもあるため、紛争訴訟に対応することも企業法務担当者には必要です。

訴訟に対応をするため、法務担当者と話し合いながら支払う費用の交渉をすることも仕事に含まれています。

5:法制度調査

企業の活動は海外にも及ぶ可能性があり、範囲が広くなるたびに海外の法律も調査する必要があります。海外の法律を学ぶには互角力も必要とされ、規模が大きい企業だと国内と国外で担当が分かれます。

海外の法律についても学ぶことも企業法務において重要なポイントであり、法制度調査は国際的な仕事と呼べます。

6:コンプライアンス・社内規定

コンプライアンスとは法令順守のことであり、企業がきちんと守っているかを調査することも法務担当者には求められます。

例を挙げるなら、コンプライアンスに関係する研修や教育を行っていたり、または相談窓口を設けるなど、働きやすい環境を内部で構築しているかが問われます。

コンプライアンスの対策が企業の評価につながるため、責任者はもちろんのこと社員一人一人の意識も求められています。

企業法務担当者に求められる能力7つ

近年、コンプライアンスの重要性や確実に進むグローバル化が企業にとって課題となり、あらゆる問題に対処する能力が企業法務に求められています。

実際にどのようなスキルが必要とされているのかを知っておけば、企業法務に携わるための参考になり、企業もより優れたビジネスを進められます。

1:自社を取り巻く環境を全体的に見わたす力があること

まず、企業法務担当者には自社の環境を俯瞰する能力が求められます。会社内で進んでいる仕事や人間関係を正確に把握し、それに対してどのような対策がベストであるかを見抜いて、適切な答えを出すことが大事です。

企業法務は環境を常に見渡すことで、スムーズに進みます。団体と個人のニーズを適切にこたえることが、企業法務に求められます。一つのことだけでなく、全体を大きく俯瞰する視野の広さも法務部には必要です。

2:法律の知識実情に精通していること

企業法務担当者には、法律に関する深い知識が不可欠です。法律学は論理の学問とも呼ばれるほどであり、起こっている事象を正確に分析し、どんな対応をするべきか論理的に判断する能力が求められます。

法律の知識実情に精通していなければ、企業法務の仕事は任せられません。過去の立てられた法律はもちろんのこと、これから改正される法律のことも知る必要があります。

3:ビジネスを成功に導くための発想・センスがあること

問題を解決するための知識はもちろんのこと、ビジネスを成功させるための発想や知識も企業法務担当者には必要です。問題解決の対策や代案を出した後、実現させるには何をするべきかを明確に表現できれば信用されます。

これまでの体験を元にしながら、ビジネスを成功させるプランを立てる能力も必須です。ビジネスの成功には法務部の高い知識が必要とされるので、法務部は企業を支える柱になります。

4:コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は企業法務に限らず、すべてのビジネスで重要視される能力です。当人がどれだけ優れたスキルを持っていようとも、きちんと相手に伝えられなければ評価されず、ビジネスの進行にも支障を及ぼします。

何かトラブルが起こり、被害に遭った人を納得させるためには適切なコミュニケーションが必須です。きちんと話し合い、誠意を持った対応をすることで、信用を取り戻せます。

5:バランス感覚

企業法務には法律の知識が必要ですが、実際の知識を適切に運用するバランス感覚も求められています。企業法務は法律面から企業のサポートをしながら、利益のために法律に沿った活動ができているかの判断も必要です。

利益は大事ですが、利益だけを追い求めすぎて法律に違反することはあってはいけないので、利益と法律のバランス感覚が企業法務には求められます。

6:社内外の関係者との調整能力

ビジネスにおいて協調性は重要視されており、社内と社外に問わず他者との連携こそが成果に左右されます。企業法務にはビジネスにおける関係者と、仕事を調整する能力も必要とされていて、潜在能力を引き出せるようになればビジネスは進みます。

企業法務によって協調性が上がれば、職場の雰囲気も良くなるので、多くの人が仕事をしやすくなります。労働者のニーズに応えることで、企業は確実に成長していきます。

7:国際的な取引に関わるのであれば一定レベルの英語力があること

企業法務の仕事に携わっていると、国際的な取引に関わるケースもあります。その時、一定レベルの英語力があれば、海外の方との交渉ができると評価されて、当人も信頼されるようになります。

英語力が備わっていれば、ビジネスで大きな力となるため、企業法務の仕事に興味があれば英語力も身に着けましょう。

企業法務の具体的な内容とポイント4つ

ここからは企業法務の具体的な内容と、ポイントについて紹介していきます。企業法務には多くのスキルが求められており、そして実際に行う仕事も非常にハードです。

企業法務の仕事に関するイメージを掴めるようになれば、自分がどんなスキルを伸ばせばいいのか、また実現するために何をすればいいのかも把握できるようになります。

1:契約業務/メインの法務の仕事

企業法務において、大半を締める仕事が契約業務に関する法務です。企業の活動に関係する売買契約や機密保持契約、あるいは業務委託契約に関する契約書の作成や、確認をする業務を意味します。

国内契約だけでなく、海外との契約事項もチェックすることになるため、語学力が必要とされています。契約の内容を把握することが、企業法務に求められる仕事と考えましょう。

2:コンプライアンス業務/組織のコンプライアンス意識を高める仕事

社内規則となるガイドラインやマニュアルを作成し、社員に向けた教育の研修や相談窓口を作ることも社内法務の仕事に含まれています。社員が働きやすい環境を作り、組織のコンプライアンスを守ることも労働には必要です。

マニュアルと相談窓口をきちんと作っていなければ、法律違反が起きても問題解決に進めないため、コンプライアンス業務は重要視されています。

3:事件・事故への対処(紛争対応法務)/訴訟や交渉に対応する仕事

ビジネスでは企業同士で裁判が起きるケースもあり、一つのミスが原因で法的責任に問われることもあれば、誰かに向けた訴訟も企業法務が行います。弁護士と一緒に交渉に対応することもあるため、法律の知識が必要です。

企業が原因で何らかの紛争が起きれば、きちんと対応することが義務です。再発防止策を立てて、また被害に遭われた方に対する補償を行うことが必要となります。

組織法務/株主総会・取締役会の運営

株主総会や取締役会では、企業の業務執行の意思決定や方針または重要事項の決定など、企業に関する重要な動きを決めるための話し合いが行われます。その運営を行うことも法務の仕事であり、この時に株式の発行や子会社の設立に関するスケジュールが決められます。

企業の今後を話し合い、支援してくれている株主にもリターンを与えることも、ビジネスにおいて重要な要素となります。

法務部が果たす役割と企業のアクセルとブレーキ

企業の活動をサポートする業務を行うことが法務部の役割ですが、上記で紹介したいくつもの業務の他にも、利益を出すために必要なアクセルとブレーキを行うことも必要とされています。

企業の活動を後押しすることや、またはストップをかけるタイミングを見極めることも、ビジネスを成功させるために必要です。それぞれのタイミングを把握することも、法務部に必要とされている能力になります。

企業活動の「アクセル」

企業は利益を得るために、多くの手段で売り上げを上昇させることが必要です。法務部は法律を元にしながら、企業の活動に対して意見を出して、実際のビジネスを成功させるための「アクセル」になる役割があります。

ビジネスチャンスは至るところで転がっており、それを正確に把握するためには深い知識と洞察力が必要です。常日頃からニュースを確認して、世界情勢やニュースを把握しておくことで、的確なアドバイスが出せます。

企業活動の「ブレーキ」

企業は利益を出すことが必要ですが、時として法律違反に繋がるような問題のあるプランをだしたり、それが原因で社外とのトラブルが起きるケースもあります。トラブルを未然に防ぐため、きちんとブレーキをかけることも企業法務の役割の一つです。

利益を出すために、他の誰かを傷つけるようなことはあってはいけません。ブレーキとなるためには、法務部の高い倫理観と意識が求められ、時として企業に待ったをかけることも大事です。

企業法務の仕事内容を理解しよう

ビジネスを成功させるための意見を積極的に出して、社内環境をよくすることが企業法務の主な仕事になります。社外の方や海外との交渉役を担うこともあるため、高いコミュニケーション力や深い知識が求められています。

法務部が機能していなければ、ブラック企業になってしまい、社員のやる気も失ってしまいます。社内外のトラブルを未然に防ぐため、積極的に行動することが企業法務の義務です。

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