iOSのデベロッパーになるための5ステップ|おすすめの書籍4選
初回公開日:2019年06月10日
更新日:2019年06月10日
記載されている内容は2019年06月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

人気の仕事iOSのデベロッパーとは
iOSのデベロッパーとは、実はスマートフォンやタブレットを使う私たちにとって身近な仕事です。ここでは人気の仕事、iOSのデベロッパーとは何かについてご紹介します。
iOSとは
iOSは世界で2番目によく使われるモバイルオペレーティングシステムで、世界で有数はGoogleの開発したAndroidです。
デベロッパーの仕事
iOSとAndroidではオペレーティングシステムが違うため、両方にアプリをリリースするには別々に開発する必要があります。
iOSのデベロッパーになるための5ステップ
では、iOSのデベロッパーになるためにはどのようにしたら良いのでしょうか。ここでは、iOSのデベロッパーになるための5ステップについてご紹介します。
iOSデベロッパーへのステップ1:スキルを身につける
まずプログラミング言語を勉強し、次にプログラミング言語を使って簡単なプログラムを作れるようにします。プログラミング言語は難しいため、書籍を購入し学ぶか、プログラミングの勉強会などに行くと良いでしょう。
必要なスキル
また開発ツールは英語のため、英語をある程度理解し読めることが、iOSデベロッパーになるために必要なスキルです。
iOSデベロッパーへのステップ2:道具をそろえる
アプリ開発自体は開発ツールを使えばWindowsでもできますが、Windowsでできるのはデバッグまでで、アプリの配布・公開は未対応です。アプリ公開までを行うには、Macが必要になります。
必要なもの
Macを持っていればAppleが無料で配布しているXcode(エックスコード)という無料の統合開発ツールをダウンロードして使え、アプリの制作からデバッグ、App Store公開までスムーズに作業できます。
iOSデベロッパーへのステップ3:Appleの開発者登録
開発者登録は個人でも法人でも可能で、アプリを配布するにはAppleの審査に通る必要があります。Appleの開発者登録には二種類あり、登録料とアプリの公開範囲がそれぞれ異なります。
Apple Developer Programに参加する
iOSデベロッパーになるには、アプリをApp Storeで配布するための開発者登録であるApple Developer Programに参加する必要があります。 参加するにはApple IDと、ライセンス料として年間99USドルが必要です。
iOSデベロッパーへのステップ4:iOSアプリを作成する
プログラムが組めたら、Xcodeに付属しているiOSシミュレータでデバッグして、プログラムが正常に動くか確かめます。正常に動くまで何度も修正しましょう。
アプリの登録
次に「マイ App」から「リリース対象アプリ」を開き、価格、アプリの説明、スクリーンショット、年齢制限など詳細設定の確認・変更を行います。
アプリのアップロード
optionを設定し「Next」を押したら、ipaファイルの確認画面が現れるので、証明書やプロファイルの内容を確認し「Upload」を押します。「Upload Successful」と出れば完了です。
iOSデベロッパーへのステップ5:iOSアプリをリリースする
iTunes Connectの「App Store」を押し、「{バージョン番号} 提出準備中」を選択します。「ビルド」の横にある「追加」ボタンを押し、審査提出用のビルドを選択して、「保存」で保存します。
リリースに必要なもの
Appプレビューを設定する場合は、別途Appプレビュー用のデモ動画が必要です。
アプリの審査
審査を通ればアプリがリリースとなります。審査が通らなかった場合は、問題解決センターを開いて問題を解決しましょう。
iOSのデベロッパーにおすすめの書籍4選
初心者におすすめのiOSアプリ開発の書籍はどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、iOSのデベロッパーにおすすめの書籍4選をご紹介します。
iOSのデベロッパーにおすすめの書籍1:絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門
この本はとことん初心者にわかりやすく、一つ一つの手順を丁寧に解説しており、本を読み進めていく中でサンプルとして、地図アプリやSNSアプリ、カメラアプリが作れます。プログラミング初心者の方、一度プログラミングに挫折した方におすすめの書籍です。
iPhone系のアプリ開発本
基本アプリ開発する中で覚える本になっています。
まず、地図アプリを開発し、ほとんどコーディングなしでアプリが出来ることが体験します。入門前夜として変数やfor分などの最低限の言語の知識をつけた後、部品を理解してゆきます。ボタンがついていて、押すとメッセージが変わるアプリを通じてオートレイアウトを理解しSNSアプリ、カメラアプリの開発ニュースリーダーなど次第に高度なものにトライしてゆきますすごいです。カメラアプリとか地図とか難しいと思われるものが、「作って覚える」スタイルで進んでゆくのでとてもわかりやすくて良いです。swiftの全体像はわからないもののアプリ課金や公式ドキュメントの読み方までついているこの本、さすがに至れり尽くせりで満足です。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E3%81%AB%E6%8... |
iOSのデベロッパーにおすすめの書籍2:iOSアプリ開発デザインパターン入門
プログラミング初級者から中級者へのステップアップとして最適な書籍です。
実務経験半年の初心者エンジニアです。
出典: https://www.amazon.co.jp/iOS%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E... |
今までオブジェクト指向などなんとなくこんな感じかなー程度でしかわかっていませんでしたが、この本でああそういうことだったのかと気づかされる部分がたくさんありました。オブジェクト指向・プロトコル指向などの概念的な部分をここまでわかりやすく説明できている本はなかなかないのではないでしょうか。そういう意味でiOSアプリ開発者以外の人が読んでも大いに役に立つと思います。
iOSのデベロッパーにおすすめの書籍3:これからつくる iPhoneアプリ開発入門
初心者のためにXcodeの使い方が詳しく丁寧に書かれているため、Xcodeの使い方が分からない方、とりあえず動くアプリを作ってみたい方におすすめです。
Swiftの入門書として最高の参考書だと思います。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%8... |
これまでプログラミングというものに全く触れてこなかった人でも、xcodeというエディタ、Swiftという言語がどのようなものなのかを十分に理解出来るはずです。
多くのプログラミングの参考書や解説サイトの中には「このコードを書けば、この動作が出来ます。」「ここでは〇〇と記述し、あとで解説します。」などコードの記述方法を書き、”何故”そのように記述しなければならないのかを省略したものが間々あります。
しかし、この本ではデリゲート、アンラップといった初心者が最初に抵抗を感じるあろう部分を使うたびに、わかりやすく、丁寧に解説してくれます。ちょっと丁寧すぎるくらいです。笑
ただSwiftを書けるだけでなく、"何故そう記述するか"を理解することができる本です。
反面、高度な内容には全く触れられていないので、続けてより高度な参考書を見つけてレベルアップしていくのが望ましいでしょう。
iOSのデベロッパーにおすすめの書籍4:本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode
多少難解ですが、実用的な知識が詰まっています。基礎的な知識があり、実際にアプリを作ってリリースまでたどり着きたいと思っている方に最適な書籍です。
Androidアプリの開発経験はあるものの、iPhoneアプリはまったくの素人…そんな私でしたが、この本と「絶対に挫折しないiPhoneアプリ」で勉強し、わずか1ヶ月でiPhoneアプリをリリースすることができました。「絶対に…」はより入門者向けの内容となっており、プログラム初心者やアプリ開発自体が初めての方に向いていると思います。
一方、こちらはある程度ベースがないと厳しいかもしれませんが、Swiftについてはページを割いて丁寧な説明があり、Xcodeについても豊富なキャプチャ画像で順を追って解説してくれているので、iPhoneアプリの基礎~ちょい実践を学ぶには最適の書だと思います。
出典: https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC%E6%B0%97%E3%81%A7%E3%8... |
iOSのデベロッパーを目指そう
iOSのデベロッパーになるための5ステップと、おすすめの書籍を参考にして、iOSのデベロッパーを目指しましょう。
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