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2019年09月02日

若手エンジニア育成が難しい理由4つ|エンジニアに求められる能力4つ

現在多くの企業では育成の時間を確保できないなどの理由から、若手エンジニアの育成が難しい状況にあります。エンジニアを育成するためには個人に合わせた教育法を取るなど必要な環境を整え、必要な能力をうまく伸ばしてあげること必要となります。

若手エンジニア育成が難しい理由4つ|エンジニアに求められる能力4つ

エンジニアの意味

今日では、「エンジニア」という言葉が当たり前のように使われていますが、その種類は多岐にわたっています。

たとえば、機械・工学系だけでなく、システムエンジニアを代表とするIT系、化学系や医療系そして農業系に至るまで、さまざまな場面で耳にすることが多いでしょう。

この記事では、エンジニアの語源と、エンジニアとエンジニアリングの意味の違いについてご紹介して行きます。

エンジニアの語源は?

エンジニア(Engineer)の語源は、古代ギリシャの言葉「demiurgos(デミウルゴス)」であると言われています。この「demiurgos」には、「民衆のために働く者」という意味がありました。

後に、ラテン語の「architectus(アルキテクトゥス)=建築を統括する技術者」を経て、同じくラテン語の「ingenium(インゲニウム)」から派生した言葉が「エンジニア」とされています。

エンジニアとエンジニアリングの意味

「エンジニア」と同じような言葉に、「エンジニアリング」という言葉があります。どちらも、普通に使われるようになってきていますが、その意味の違いを曖昧に理解している方も多いのではないでしょうか。

「エンジニア」とは、機械・土木・建築などの技術者や技師のことで、「エンジニアリング」とは、科学技術を応用してモノを作り出す技術である工学技術のことやそれらを研究するための学問工学のことを指します。

若手エンジニア育成が難しい理由4つ

どのような業界でも新人育成をすることは難しく、エンジニアの育成も例外ではありません。中堅エンジニアやベテランエンジニアは、新人を一人前に育成しようと努力してもうまく育てることができないという悩みを抱えています。

続いて、若手エンジニア育成が難しいといわれる4つの理由をご紹介します。

若手エンジニア育成が難しい理由1:安価に外部サービスが利用できる

若手エンジニア育成が難しいとされている理由として、「安価に外部サービスを利用できる」ということがあります。

昨今のクラウドソーシングの活用で、わざわざ新人育成に莫大なコストをかけるよりも、はるかに低いコストで、しかも時間をかけずに手に入れられる環境が整ってきたことが理由です。

教育はもちろん大切ですが、失敗の可能性もあり、その心配のない外部委託の方がはるかに効率的だと考える企業が多いのも実情です。

若手エンジニア育成が難しい理由2:自社が保有していない技術は教育できない

「自社が保有していない技術は教育することができない」ということも、若手エンジニアの育成が難しい理由のひとつです。

エンジニアとして必要な知識でも、肝心の企業内の人間がその技術を保有していなければ教育することができません。

業務の効率化に伴い不必要な技術を削り、必要な技術だけを残している企業が多く、現状不必要な技術は保有していない状況です。そのため、若手エンジニアは学ぶ機会を得ることがができない状況にあります。

若手エンジニア育成が難しい理由3:開発がマニュアル化されすぎている

開発がマニュアル化されすぎていることも、若手エンジニアの育成を難しくさせる理由として挙げられます。

ほとんどの企業は、ロスや失敗をなくすために開発をマニュアル化し効率をあげています。

しかし、人材育成においては、成功を体験するよりも失敗を体験することの方が、技術や知識の習得に役立ちます。

ロスや失敗のない環境では、若手が育つことができるチャンスがなくなってしまいます。

若手エンジニア育成が難しい理由4:教育のために時間が割けない

若手エンジニア育成が難しい理由として、そもそも教育のために時間を割くことができない現場の忙しさがあります。

育成に人員を割けば通常の業務に支障をきたし、通常業務を優先すれば若手の育成ができない、というジレンマの中にある企業が多くあります。

そのため育成時間をそもそも設けていない企業もあり、若手が学ぶことができる機会が少なくなってしまっています。

エンジニア育成に必要な環境3つ

若手エンジニアの育成が難しい環境に置かれているという現状を理解することができましたが、このままでいいわけではありません。このままでは優秀なエンジニアが不足するだけでなく、技術力の低下にもつながります。

ここでは、若手エンジニアが育ちことができる環境をご紹介します。

エンジニア育成に必要な環境1:若手エンジニア個人に合う教育法を探す

まず若手エンジニア個人それぞれに合う教育法を探し、それを実践できる環境が必要です。

一昔前のように失敗を叱ることで成長させるというような教育法が通用しない時代になっています。少しの注意でも自信を失い、出社拒否してしまう若手が多くいます。個人の性格に合わせてコミュニケーションを取る必要があります。

過保護に感じてしまいますが、個人を理解し個人に合わせた教育法を取るようにすることで育成につながります。

エンジニア育成に必要な環境2:教育を焦らない

若手エンジニアの育成が難しい理由で述べましたが、企業には育成の時間をとることができない現状がありますが、エンジニア育成には教育を焦らないということも必要です。

時間がないからと教育を焦ってしまうと指導が雑になりますし、若手のやる気をそいでしまうことになります。必要な課題を与え時間がかかっても焦らず丁寧な指導をし、やる気を引き出すような環境づくりを心がけます。

エンジニア育成に必要な環境3:報告を習慣付ける

教育を焦らないということにもつながりますが、課題を預けてほったらかしにせず報告をする習慣をつけることも大切です。

教育係は通常業務と教育との間で忙しく忘れがちになりますが、若手から報告することを習慣づけることができていれば放置してしまうことを防ぐことができます。

また細かい部分まで報告の習慣を身につけさせていれば、各ポイントでの理解度を知ることができます。若手も理解が十分かを振り返る機会になります。

エンジニアに求められる能力4つ

若手エンジニアを育成するために必要な環境は理解することができ育成に必要な環境を確保することができたら、エンジニアに求められる能力を知る必要があります。どのような能力が必要かを知ることで、必要な能力を効率的に伸ばしてあげることができます。

ここではエンジニアに求められる能力にはどのようなものがあるのかをご紹介していきます。

エンジニアに求められる能力1:コミュニケーション能力

エンジニアにはコミュニケーション能力は必要ではないと思われがちですが、エンジニアにこそコミュニケーション能力は必要な能力で求められる能力のひとつです。

エンジニアは顧客が求めるシステムを開発することが仕事で、顧客が望むことがなんであるのかということを話の中で掴み提案していく必要があります。話すだけでなく聞くことができる総合的な能力が必要です。

エンジニアに求められる能力2:プログラミング技術

エンジニアとして活躍するためには当然ですが、プログラミング技術も必要です。

コンピュータに指示を出すための言葉であるプログラミング言語には、主言語だけでも200種類超あります。需要のあるプログラミング言語を扱えることは重要なことです。プログラミング技術をあげることで、仕事の幅を広げキャリアアップを実現することができます。

エンジニアに求められる能力3:マネジメント能力

エンジニアとして成長し上の立場になれば当然ですが、マネジメント能力も求められるようになります。

プロジェクトごとに納品期日が決められており、それまでに顧客の希望を形にしなくてはなりません。どのプロジェクトにどの人員を配置するのか、プロジェクトごとの進み具合はどうなのか全体を管理する必要があります。

管理不足で問題が起こらないようにするためにも、マネジメント能力は必要不可欠なスキルといえます。

エンジニアに求められる能力4:文章作成能力

相手に正確に迅速に情報を伝達し、トラブルが少しでも起きないようにするためには文章作成能力は必須です。

直接話せばその人の声色からも話の内容を理解することができますが、メールなどの文章でのやり取りになると書き方次第で内容が大きく変わってしまいます。ですから文章作成能力は必要とされています。

読む相手が誰であるか、具体的で分かりやすい文章になっているか、書いた文章は提出する前に読み返すだけでも変わります。

エンジニアの育成について理解を深めよう!

若手エンジニアを育成することは、企業の抱える環境や外部サービスの充実などから難しいという現状があります。

難しいという現状は理解しつつ、若手がうまく育つような環境を整え、エンジニアとして必要な能力を高めていくようにしましょう。

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