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2019年07月04日

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ

IT業界で代表的な職種であるシステムエンジニアとプログラマーの違いをご存知でしょうか。ここではそれぞれの職種に必要なスキル、取得しておいたほうがいい資格、システムエンジニアとプログラマーのキャリアパスの違いなどをご紹介します。

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
IT業界では有名な職種であるシステムエンジニアとプログラマーの違いをご存知でしょうか。

名前だけは耳にしたことがあっても、具体的に何が違うのかわからないという方も多いでしょう。システム開発は細かく段階が分かれており、両者で担うフェーズには違いがあります。

ここではシステムエンジニアとプログラマーの違いについてご紹介します。

システムエンジニア

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
システムエンジニア(SE)はシステム開発では設計・開発・テストを行う職種です。

システム開発の中で、システムエンジニアは「上流工程」と呼ばれる部分を担います。システム全体の仕様を定める仕事です。

具体的には、クライアントの要望をヒアリングする「要求分析」、要件をまとめる「要件定義」、システム構成を決める「基本設計」、細かな設計を行う「詳細設計」、さらに開発後に動作確認のための「テスト」を行います。

プログラマー

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
プログラマー(PG)はシステムエンジニアが設計した仕様書に沿ってプログラミングする仕事です。

システム開発では「下流工程」である製造工程を担います。エンジニアの業界に入った場合、まずはプログラマーとして配属されるのが一般的です。

プログラム言語はJava、JavaScript、PHP、Perl、C/C++、C♯など多岐にわたり、どのような仕事を担当するかによって必要になる言語には違いがあります。

システムエンジニアとプログラマーのスキルの違い5つ

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
システムエンジニアとプログラマーそれぞれに必要となるスキルには違いがあります。

両者は協力して業務を行いますが、それぞれ必要となるスキルは違います。ここでは具体的な仕事内容の違いを含めて、必須スキルの違いについてご紹介しましょう。

エンジニアとプログラマーのスキルの違い1:論理的考え方

システムエンジニアにはプログラマーよりも論理的思考が必要という違いがあります。

プログラマーには不要というわけではありません。しかし、システムエンジニアは効率的なシステムフローを考えたり、システム間の動作の関係を組み上げる必要があるため、論理的思考力が必須です。

システムはロジカルな構造を持っています。そのため、設計者も論理的な考え方をしなければ、クオリティの高いシステムを設計することは難しいでしょう。

エンジニアとプログラマーのスキルの違い2:向上心

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
プログラマーはシステムエンジニアより向上心が必要という違いがあります。

IT業界の知識や技術は日々進化しています。古いプログラム言語のサポートが切れ、新たな言語を勉強しなければいけなくなることもあります。そのため、プログラマーは常に新しい技術を学び続ける必要があります。

エンジニア向けの資格も年々違いがでてきています。常に情報収集し、勉強することによって、プログラマー自身のレベルアップにも繋がります。

エンジニアとプログラマーのスキルの違い3:コミュニケーション

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
システムエンジニアにはプログラマーよりもコミュニケーション能力が重要という違いがあります。

クライアントの要望を正確に汲み取るヒアリング能力は、システムエンジニアの重要なスキルです。さらに、要望を聞くだけでなく、こちらから提案する力も必要になります。

また、システムエンジニアはチームメンバーであるプログラマーを纏める立場にあることも多いため、良好な意思疎通を図るためにもコミュニケーション能力は必要です。

エンジニアとプログラマーのスキルの違い4:注意力

プログラマーはシステムエンジニアよりもプログラムのバグを防ぐための注意力が必要という違いがあります。

人の手によって開発される以上、バグの発生は避けられないものとなります。しかし単体テスト後の試験でバグが発覚した場合、状況によっては修正できない致命的なエラーとなる場合もあります。

つまりバグを発生させないためには、開発中にバグを含んでしまわないよう、プログラマー自身が注意を払うことがもっとも重要です。

エンジニアとプログラマーのスキルの違い5:マネージメント

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
システムエンジニアはプログラマーよりもマネージメント能力が必要という違いがあります。

マネージメントとは、プロジェクト全体の適切な進捗管理を行うことです。チームメンバーに情報を伝えたり、ひとりに負担がかかっている場合は分担したり、適切な人員配置を行います。

システム開発は設定された納期に間に合わせる必要があります。終盤にはタイトなスケジュールになる場合もありますので、マネジメント能力は必須となります。

システムエンジニアとプログラマーの資格の違い

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
システムエンジニアとプログラマーはともに技術職ですが、適した資格試験には違いがあります。

IT業界には、国家試験から民間の試験までさまざまなエンジニア向けの試験があります。主にその専門分野で十分なスキルを持っていることを証明する試験となり、難易度はさまざまです。

ここではシステムエンジニア、プログラマーについて、それぞれ適した資格の違いをご紹介します。

システムエンジニアの資格3つ

システムエンジニアに適した試験は、幅広い専門知識を問う内容が多くなっています。

プログラマーと違い、プログラミングの実技試験を行うような試験はシステムエンジニアには必須ではありません。また、IT関連の知識のみならず、マネジメント職になるための経営についての知識なども問う問題が含まれていることが特徴です。

システムエンジニアの資格1:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、システムエンジニアの登竜門とも言われる試験です。

経済産業大臣が実施している情報処理技術者試験で、情報処理の促進に関する法律に基づく国家試験です。対象者は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技術をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」となっています。

試験範囲はコンピュータ科学基礎、コンピュータシステム、システムの開発と運用、ネットワーク、経営など多岐にわたります。

システムエンジニアの資格2:システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は要件定義などシステム開発の上流工程に関わる試験です。

基本情報技術者試験にはコンピュータシステムなどプログラマー向けの内容もありますが、システムアーキテクト試験は上級システムエンジニアを対象とした試験です。情報処理技術者試験の一区分で、スキルレベル4に相当します。

内容としては、システム開発の上流工程で必要な、専門的な業務分析や業務知識などの能力を問う問題が出題されます。

システムエンジニアの資格3:ネットワークスペシャリスト試験

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
ネットワークスペシャリスト試験はネットワークエンジニアを対象とした試験です。

国内で実施されるネットワークに関する試験の中では、最難関といっていいレベルです。こちらも情報処理技術者試験の一区分であり、スキルレベル4に相当します。

中堅システムエンジニアが多く受験する試験ですが、10%以下という合格率の低さからその他の国家試験と比べてもかなり難易度が高いといえます。

プログラマーの資格3つ

プログラマーに適した試験は、各プログラミング言語の専門試験です。

プログラミング言語は多岐にわたりますが、プログラミングのスペシャリストになるなら数種類の言語を理解する必要があります。上級の試験になると、プログラミングの実技を含む試験が多くなっていることが特徴です。

プログラマーの資格1:PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、初級は学生や新人プログラマー、上級や準上級は実務経験のあるPHPエンジニアを対象とした試験です。

他のプログラム言語よりもコーディングが容易となっているため、多くの企業サイトやECサイトがPHPで構築されています。

初級試験はPHPプログラミングの基本知識を問う試験となっており、上級、準上級試験は基本知識に加えて実用的なプログラミング技術も問う内容となっています。

プログラマーの資格2:Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験は、Ruby技術者としてのシステム開発能力を認定する試験です。

営利団体Ruby Associationによって運営されている試験です。現在、Rubyの基本的な技術内容を問うSilver、実務経験者向けのGoldの2つのレベルの試験が実施されています。

試験に合格することにより、Rubyでシステム開発を行うための必要な基礎的な知識と応用力を持つことを証明することができます。

プログラマーの資格3:Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験は、Javaの基本知識を有し、アプリケーションを作成できる能力を認定する資格です。

資格検定のサーティファイ株式会社が運営している試験です。3級はJava入門者を対象とした内容で、2級は簡単なプログラムが組めるレベルとなります。

3級、2級はどちらも筆記試験ですが、1級では指定された仕様変更をプログラムに実装し、変更仕様書を作成する実技試験を行う特徴があります。

システムエンジニアとプログラマーのキャリアパスの違い

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
システムエンジニアとプログラマーはキャリアパスにも違いがあります。

要件定義や基本設計、詳細設計など上流工程の作業を行うシステムエンジニアと、プログラミングという製造工程の役割と担うプログラマーでは、最終的な目標にも違いがあります。

ここでは、それぞれのキャリアパスの違いについてご紹介します。

システムエンジニアのキャリアパス

システムエンジニアのキャリアパスには、最終的にプロジェクトマネージャーを目指すというものがあります。

現在システムエンジニアとして働いているのであれば、マネジメント職としてのキャリアパスはプロジェクトリーダー、さらにプロジェクトマネージャーとなるのが一般的です。

ただし近年はシステムエンジニアのキャリアパスも変化していますので、ITアーキテクトや異業種を含めたコンサルタントなどを目指す方法もあります。

プログラマーのキャリアパス

プログラマーのキャリアパスには、プログラマーとしての転職、システムエンジニアやその他エンジニアへのキャリアアップなどがあります。

プログラマーの技術を磨いて、スペシャリストとして転職するのもキャリアパスのひとつです。

また、順当に経験を積んでシステムエンジニアにキャリアアップしたり、データベースエンジニア、ネットワークエンジニアなどにキャリアチェンジするのも、プログラマーのキャリアパスとなります。

システムエンジニアとプログラマーの違いを知ろう

システムエンジニアとプログラマーの仕事の違い|スキルと資格の違い5つ
システムエンジニアとプログラマーは似ているようで異なる業種です。

システム開発において、システムエンジニアとプログラマーは異なる開発フェーズを担っています。しかしプログラマーがキャリアを積んでシステムエンジニアになることもあり、両者はまったく異なる仕事というわけではありません。

プロジェクトではどちらも必要不可欠な存在ですので、双方の特性を活かしてシステム開発に取り組むことが必要だといえるでしょう。

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