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2019年06月24日

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説

皆さんはUXハニカムという言葉を聞いたことはありますか。今回はこのUXハニカムについて、どのような状況で使われる言葉なのか、また内容や関連用語を含めて説明していきます。聞いたことがない、意味を知らないという方は、この機会にぜひ覚えてみてください。

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説

UXハニカムの概要

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
皆さんはUXハニカムという言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回はこのUXハニカムについて、どのような状況で使われる言葉なのか、また内容や関連用語を含めて説明していきます。

UXハニカムは、特に企業や自営業で商品やサービスを作っていく際に重要になる概念となります。まだ聞いたことがない、意味を知らないという方は、この機会にぜひ読んでいただき、知識を深めてみてください。

UXという概念

UXとは、User Experienceの略で、カタカナでユーザーエクスペリエンスと表記されることもあります。これは製品やサービスを利用した際に得られる体験(experience)の総称です。

製品を使用した際にユーザー(使用者)が感じるありとあらゆる感覚がUXに該当するため、一言で言い表すのが大変難しい内容です。以下ではUXの実際の例や性質について、詳しく説明していきます。

UXが持つ性質

ユーザーエクスペリエンスは、製品やサービスの利用に関するあらゆる要素を含んだ概念です。

ユーザビリティという別の言葉があります。この言葉を説明する際、使いやすさや使い勝手などの要素を上げることが多いのですが、ユーザーエクスペリエンスはこれに使い心地や印象、感動なども含みます。

ユーザビリティとユーザーエクスペリエンスは重なる要素もありますが、ユーザーエクスペリエンスの方がより広義の言葉です。

UXの設計が浸透しない理由

UXの設計がが浸透しない理由として、設計の過程における企業活動が考慮されていないことがあげられます。

例えばある製品を作るにあたり、UXの設計を組み込もうとすると受注工程をまたいでしまい、どうしても予算の出所が不明瞭になります。

製品を作る際は各工程に各部署が別々に予算を持っているのが一般的ですので、UXの設計を取り入れながら予算の割り振りをすることが難しくなっているのが現状です。

UIとUXの評価軸の違い

UIとはUser Interfaceの略で、カタカナでユーザーインターフェースと表記される言葉です。インターフェースという言葉には接触面という意味があり、UIは製品やサービスにおいて、ユーザーの目に触れる部分や実際に使用する部分のことを指します。

UIの評価軸は「ものが持つ性質」ですが、UXの評価軸は「ユーザー側の性質」で、両者には明確な違いがあります。

UXデザインの価値

UXデザインを取り入れている企業の一つに、スターバックスコーポレーションがあります。コーヒーを売っているのではなく、体験を売っているというスターバックスの店舗は、ただコーヒーを飲みにきた顧客に、いつもより少しリッチな空間で味わえるように店舗を設計しています。

このような一つの目的を達成するために来店した顧客に対し、それ以上の価値を提供し、新たな顧客を取り込める点に、UXデザインの価値があります。

UXデザインを成功させるためには

UXデザインを成功させるためには、ユーザーの感覚や視点を積極的に分析し反映することが必要です。

ユーザーが商品やサービスを通して、単に当初の目的をを充足するだけでなく、その商品やサービスが便利であったり、好ましい印象であったり、店舗などで見つけやすかったりする状態を作り出す必要があります。

商品を使うユーザーにとって、より価値のある商品に成長させるのが、UXデザインです。

UXハニカムの6つの構成要素

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
UXハニカムには6つの基本となる構成要素があります。ここではこの構成要素について、一つづつ詳しい内容を説明していきます。

構成要素一つ一つが関連している場合も多くあり、どれか一つでも欠けてしまえばUXハニカムは成り立たないことがよく分かります。要素ごとの共通点などにも注目しながら読んでみてください。

Useful

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
UXハニカムの1つ目の価値基準であるUsefulには、役に立つという意味があります

例えば商品の中に洗剤があったとします。ユーザーに「環境に配慮して使いたい」という目的がある場合、汚れを落とす以外にこのニーズに応えることができるのかが、ユーザーにとっての商品の有用性に関わります。

提供されている商品やサービスが、ユーザーのニーズを満たすことができるか(役に立つのか)がUsefulの観点では問われます。

Usable

UXハニカムの2つ目の価値基準であるUsableには、使いやすいという意味があります。

例として、ユーザーが操作することで買い物などを行うWebサイトがあるとします。ユーザーにとってより価値のある体験をしてもらうためには、容易に操作ができ、気持ちよく買い物ができる状況であることが必要です。

Usableの観点では、ユーザーにとって使いやすい機能設計が要求されます。

Findable

UXハニカムの3つ目の価値基準であるFindableには、見つけやすいという意味があります。

これはUsableと重なる部分もあるのですが、先ほどの例で言えば、ユーザーがWebサイトで購入したいと考えているものまで、ユーザー自身で辿り着けなければ意味がありません。

Findableの観点ではユーザーが欲しているものまで、迷わずスムーズに辿り着ける機能設計ができていることが要求されます。

Credible

UXハニカムの4つ目の価値基準であるCredibleには、信頼できるという意味があります。

ユーザーが商品をネットショッピングで購入する場合を例に挙げると、その商品のブランドや、購入にあたり個人情報などのプライバシーは保護されるかなどが、信頼できるかを左右します。

Credibleの観点では、ユーザーが求める商品の品質や提供元の信頼性、適切なプライバシーの保護を、常に確保しておくことが要求されます。

Accesible

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
UXハニカムの5つ目の価値基準であるAccesibleには、アクセスしやすいという意味があります。

商品を手に取るユーザーには、高齢者やハンディキャプを持った人もいます。そのようなユーザーが利用する場合にも、不便を感じることがないようにする必要があります。

Accesibleの観点では、商品やサービスをさまざまなユーザーが利用することを考え、誰もが利用しやすい商品やサービスを作ることが要求されます。

Desirable

UXハニカムの6つ目の価値基準であるDesirableには、好ましいという意味があります。

商品やサービスに対するユーザーの興味関心を惹きつけるためには、魅力的な見た目も一つの大切な要素になります。同じ商品でも、ユーザーにとって魅力的な見せ方ができている方が選ばれやすくなります。

Desirableの観点では、サービスや商品のメインユーザーにとって、魅力のあるデザイン設計をすることが要求されます。

UXハニカム6つの要素の共通点

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
すべての要素に共通するのがユーザーからの視点です。その商品やサービスを企画してデザインを決め、実際に形にしていく過程のすべてで、ユーザーの視点を取り入れながら進めていくことが要求されています。

そのための指標になるのが、ここまで説明してきたUXハニカムです。一つ一つの項目をそれぞれの過程で見直し、UXデザインとして反映することで、優れたユーザーエクスペリエンスを実現できます。

ユーザーからの視点

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
ユーザーからの視点はありとあらゆるところから見出すことができます。直接ユーザーの声を聞く街頭や店頭での調査、ウェブサイトなどでは口コミなどの調査、コールセンターに寄せられたユーザーの声など、対象となる「ユーザーからの視点」はたくさんあります。

しかしながら、商品やサービスの設計現場に、この「ユーザーからの視点」がなかなか届かない現場も散見されます。これをいかに反映させていくかが課題となっています。

UXハニカム7つ目の価値基準

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
ここまでUXハニカムの6つ価値基準について説明してきました。昨今、このUXハニカムの6つの価値基準に加え、7つ目の価値基準であるAdded Valueが注目されています。

ここではこのAdded Valueについて、詳しい内容を説明していきます。

Added Value

UXハニカムの7つ目の価値基準であるAdded Valueには、付加価値という意味があります。他社で同じような商品やサービスを提供している場合に、差別化のためにメインの商品やサービス以外のサービスや付加価値を提供することを指します。

例えばTシャツを購入する際に、コーディネートされた靴下がセットで販売される場合などがAdded Valueに該当します。

UXハニカムとその他UXとの違い

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
UXハニカムのように、頭にUXを冠した言葉は他にも存在します。これからご紹介する言葉はUXハニカムと要素に違いがありますが、いずれもUXを高める目的で使用されている概念です。ここではそれぞれの意味や詳しい内容について説明していきます。

UXハニカムを知る上であらかじめ知っておくと理解が深まりますので、ぜひ確認してみてください。

UXピラミッド

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
UXハニカムと同様に、UXを測る方法としてUXピラミッドがあります。

UXピラミッドは下からFunctional(機能的)、Reliable(信頼できる)、Usable(使いやすい)、Convenient(便利)、Pleasurable(楽しい)、Meaningful(価値がある)の6つの階層に分かれています。

下の3つが実用性を示し、上の3つが利用時の感覚を示します。

UXの5段階モデル

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
UXを構成する5つの段階を示すUXの5段階モデルというものがあります。これは考案者の名前を取って、ギャレットの5段階モデルとも呼ばれます。

5つの段階には表層、骨格、構造、要件、戦略があり、段階ごとに少しづつ抽象的なUXデザインから具体的なUXデザインになります。

それぞれの段階で必要なUXデザインを行い実行することで、より良いUXを作り出すことができるとされています。

UXハニカムを活用しよう

UXハニカムとは?6つの構成要素とユーザー視点の考え方について解説
いかがでしたか。今回はUXハニカムの内容とそれぞれのコンテンツの意味、関連用語などについてご紹介しました。

UXハニカムが実際に取り入れられている企業はまだ少ないですが、製品やサービスを作っていくにあたって、最終消費者であるユーザーの視点を取り入れることは極めて重要です。

誰もが利用しやすい、価値ある商品やサービスの創造のために、今一度UXハニカムの要素を見直してみると良いでしょう。

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