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2019年06月11日

SAPエンジニアになる方法と採用情報|SAP導入のメリット・デメリットは?

業務効率を上げる事は、常に企業の使命です。そのシステムの中でも高い支持を得ているERPシステムのSAPパッケージとは、どのようなシステムでしょうか。SAPの概要を理解しシステムを知ることは企業改革に進みます。そのSAPエンジニアにスポットを当ててみました。

SAPエンジニアになる方法と採用情報|SAP導入のメリット・デメリットは?

SAPとは

SAPとは、ドイツSAP社が、開発したソフトウェアの事です。

SAPは「SAPシステム」と称されます。今までは、バラバラに管理されていた企業内の膨大な量の情報を効率よく総合的に管理するシステムの事です。

SAPは、ERPシステム「Enterprise Resources Planning・企業資源計画」または「業務統合パッケージ」や「統合基幹業務システム」と称されるシステムのSAP社パッケージの一つです。

SAPはERPパッケージの1つ

ERPパッケージは、中小企業規模や新興ベンダーなどの数あるパッケージの中から採用する必要がありますが、SAPはそのパッケージの一つです。

ERPの考え方は世界中から支持されており、多くの企業の開発参入採用が進められ、ERP市場と言うものができあがって行きました。ERPパッケージの中では、SAP社のシェアが一番大きく、それに精通したエンジニアの存在も多いことから採用しやすくなっています。

複数のシステムが存在する

SAPシステムの中には、複数のシステムが存在し、それぞれの範囲により、専門のエンジニアが必要となります。

SAPシステムでは、サポートする範囲を指定する事で数多くあるシステムからどれを採用するかを選択する事ができます。

ERPパッケージとは

ERPパッケージとは、複数あるデータを統合して一本化して行く事で業務的、内務的にも効率化を図るシステムの事です。

以前は、企業内の各部門ごとに管理されていたデータを複数のシステムで管理し、それを一つずつ照らし合わせたり、部門ごとに新たなシステムを開発して照合させたりと、全ての情報を集約させるのはかなり至難の業でした。

これを解消する事を目的として開発されたのがERPパッケージです。

SAP以外のERPパッケージ

SAP以外には、アメリカの企業Oracleが業界ナンバー2としてSAPを常に追いかけています。

日本市場では、ワークスアプリケーション社の「COMPANY」があります。海外勢には困難な日本の企業風土をシステムに取り入れる事で、国内採用実績ではナンバー1を獲得しています。

また大塚商会「SMAILEシリーズ」、OBC「奉行VERP」、オービック「OBIC7」などは中小企業に人気があり採用されています。

SAP関連の採用情報

SAPエンジニアの採用情報に特化したサイトを検索しましょう。

SAPエンジニアに採用されるためには、それに特化したサイトがあるのをご存知でしょうか。ご紹介する3つのサイトは、SAPエンジニアの方はもちろん、特にSAPエンジニアに採用されたい方に人気のサイトです。

採用情報1:SAPフリーランスジョブズ

SAPフリーランスジョブズは、優良企業との強い良好な関係により、高品質の採用案件を多く獲得しています。

SAPフリーランスジョブズは、JSUG加盟企業540社との関係により、常に高単価プロジェクト採用案件をキープしています。フリーランスとして働きたいSAPコンサルタントは多く、採用案件も豊富にそろっています。

採用情報2:SAPソリューション:アクセンチュア

SAPソリューション:アクセンチュアは、40年にもわたり、SAP社とビジネスを行っており、採用案件も豊富です。

アクセンチュアとSAPが共同開発するソリューションは、飛躍的な成果を上げています。また、どのコンサルティング企業よりも多くのSAPエキスパートを擁し、採用実績を伸ばしています。SAP市場では、秀でたシェアと採用案件を獲得して躍進している企業です。

採用情報3:SAPジャパン

SAPジャパンは、マーケットリーダーとしてソフトウェアにおける、あらゆる業種の企業を採用者によって支援しています。

SAPの事なら何でもわかるSAPジャパンのサイトです。SAPエンジニアには採用にも有益なサイトです。SAPジャパンには、採用者に役立つ無料のSAPトレーニングサイト「openSAP」があり、いつでもSAPのトレーニングや勉強ができます。採用希望の方は、ぜひお役立てください。

SAPエンジニアになる方法

SAPエンジニアに採用されるには、SAP認定資格を持つことをお勧めします。

SAPエンジニアに採用されるには、SAP認定資格とその他の資格を持つことでSAPコンサルタントとしての採用確率が上がります。では、採用されるためにもどのような準備が必要なのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

SAP認定コンサルタント資格

SAP認定コンサルタント資格を持つことは、SAPシステム導入に必要なノウハウを持っていることの証となり、採用にも有利になります。

試験は現在毎日、国内各地のVUE会場で受験できていますが、この制度は新制度ができたことにより2019年12月をもって廃止されます。

新システムはインターネットクラウド型の試験となり、いつでもどこでもネット環境の整った所では試験が受けられる仕組みに変わっています。

SAPエンジニアの仕事

SAPエンジニアの仕事は多岐にわたり、採用されるとコンサルティングから、設計、開発、運用、保守などの仕事があります。

SAPエンジニアの採用条件として、身に着けておきたい知識として「トランザクションコード」があります。このコードには、ユーザーが使用するものとシステム管理や開発者の使うものの2種類があり、色々な処理の際に重要になります。採用されたい方にはお勧めの知識です。

導入コンサルが多い

SAPコンサルは、採用後クライアントの意向を聞き、その企業の処理に合わせてシステムを合理化して行く仕事です。

SAPは、管理や業務処理の一般的な機能は、パッケージ化されていますのでそのまま使用できれば問題はありませんが、実際はその企業ごとの各処理に合わせて改善する必要があります。

SAPコンサルは、足りない機能が何かを把握して追加開発して行くので、採用求人数も企業の数ほどにあります。

開発はABAPエンジニア

ABAPエンジニアとは、SAPの独自言語のABAPが使えるエンジニアの事です。

SAPエンジニアの採用の例としては、アドオン開発がありますが、アドオン開発は、SAP独自言語のABAPを使用します。目的としては、SAP備え付けの機能だけでは不可能な要件を実現させることにあります。

「レポートプログラム」は、画面上に検索結果を表示したり「Dynpro」は、動的な画面遷移処理を行います。

SAPエンジニアの平均年収

SAPエンジニアに採用されると高額年収が望めます。

SAPエンジニアの採用職種は、ITコンサルタントに分類されます。通常ITコンサルタントの年収はIT系職種の中でも良い方で、平均年収は全職種平均を大きく上回る608万円です。

年収は、1,000万を超えるSAPキャリアコンサルタントも少なくありません。大手企業からの採用依頼が多く、指名を受けて専属のITコンサルタントの仕事を受けるケースもあります。

SAPのメリット・デメリット

SAPには、メリットとデメリットがありますので、よく理解をした上での導入が望まれます。

数多くあるERPパッケージの中では高いシェアを誇っているSAPですが、そのSAPであっても採用導入に際しては注意して頂きたい点があります。では、代表的なSAPのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット1:高いシェア

SAPは、ERPの分野では、高いシェアを有して、今現在も確実に売り上げを伸ばしてきています。

SAPは、日本国内は元より、世界の120か国47,800社の12,00万人のユーザーに支持され、その他のERPパッケージを抑えて市場内の半分以上のシェアを有します。

そのため、SAPコンサルタントの採用求人は、常に絶えることなくこれからもますます増え続けて行く事になります。

メリット2:業務効率化

SAPの最大のメリットは、業務時間の短縮にあります。

SAPは収支、資材、人材など、全ての業務の情報共有と経営資源を全社レベルで管理をし、そのデータを集約統合し相互に利用,照会、保守点検を行う事ができます。

SAPシステムの簡略化された業務効率によって、現代社会のスピード経営にも大きく貢献しています。また、他社の業務改革の成功例やプロセスを取り入れたりすることも可能になります。

メリット3:30種以上の言語でサポート

SAPは、30種類以上の言語でサポートされているERPパッケージシステムです。

SAPシステムは、国内市場だけでなく、海外に拠点をおく企業でも業務の統一を図ることができる画期的なシステムです。

SAPは、30種類以上の言語によってサポートされ、各国によって異なる税制度や国際会計基準に対応した機能を付属させることにより、グローバルネットワーク規模での連携が可能になります。

メリット4:動作環境を選ばない

SAPは、動作環境を選ばない主要なオープンソースに対応しているため、各企業の環境に合った形で導入することができます。

プラットフォームを選ばないSAPパッケージは、ERPシステムのハードウェアやOSの主要なオープンソースに対応しているため動作環境に依存する必要がありません。

メリット5:コスト削減

SAPシステムを導入する事は、コストの大幅削減に繋がります。

各企業は、これまで部門ごとにスタッフを採用し配置して、大幅な人件費が費やされていました。しかし、すでに完成されたSAPシステムを使う事は、プログラムの変更など大きな開発をする必要がなくなり人件費の削減にも貢献しています。

各部門ごとのデータを合わせてリアルタイムで管理する事で、業務効率も一気に上がります。

デメリット1:導入費用が高額

SAPシステムの標準単価は、国産のERPパッケージの1.5倍から2倍以上も高額になっています。

SAPシステムの年間ライセンス管理や運用管理コストは、国産のERPパッケージと比較してもかなり高額に設定されています。これはSAPシステムの開発や管理エンジニアの採用価格が国産のERPパッケージとは比べ物ならないからです。

SAPシステムで足りない機能をアドオンする場合は、それ以外の運用管理費もかかります。

デメリット2:機能が豊富でわかりにくい

SAPは、複数の機能を統合して管理するシステムなので機能がとても複雑で扱いにくい面があります。

ある大手企業がSAPを導入したところ、世界各国に標準機能導入と言う事でしたが、実際は各国に別々のシステムができ上がり、素人の業務部門には手におえず、企業が機能不全に陥ったという事例が発生しています。

SAPは、高性能が故に宝の持ち腐れになる反面もありますので、優秀なSAPコンサルタントが必要になります。

SAPの4つのモジュール群と8つの領域

SAPは、4つのモジュールと8つの領域で構成されています。

SAPシステムでは、業務を単位「モジュール」に分割しています。財務会計はFI「Financial Accounting」管理会計CO「Controling」プロジェクト管理PS「Project System」固定資産管理AM「Fixed Asset Management」と2語で略されます。

さらに、それを分類して8つの領域があります。

SAPモジュール群1:会計モジュール

会計モジュール群には、財務会計、管理会計のコンポーネントが含まれます。

財務会計と管理会計は、企業の意思決定にとても重要な会計ですが、それを個々に管理していたのでは、経理やアカウンタントの業務が膨大になってしまいます。SAP を採用導入する事によって、財務期末処理を合理化でき業務の効率を上げる事ができます。

領域1:財務会計

SAPは、財務会計と管理会計を一括して行えるシステムです。

FIは、財務会計のモジュールです。「中核モジュール」とも言われるこのモジュールは、別のSAPモジュールで集められたデータを集約し、ExcelデータをSAPデータに変換し、アップロード作業を自動化できるので、業務の効率が上がります。

領域2:管理会計

管理会計COは、経理のような役割で内部会計を担っています。

管理会計COは、企業内部の会計を担うモジュールです。初めに立てた計画の実績や業績を判断し、企業内部で使用される資料を作成し、経営戦略や企業の今後の方針を決定する指針になります。

管理会計を構成するサブモジュールも複数あり、代表的なものでは間接費管理CO-OM、製品原価管理CO-PC、収益性分析CO-PAなどがあります。

SAPモジュール群2:ロジスティックモジュール

ロジスティク・モジュールには、販売管理SD、在庫管理MM、生産計画/管理PPがあります。

では、SAPロジスティクスモジュールで、代表的な販売管理SD、在庫管理MMについて見ていきましょう。

領域3:販売管理

販売管理SDは、財務会計FIの次に中核となるモジュールです。

販売管理SDは「Sales and Distribution」の事です。クライアントに対して、販売サポートや、マーケティング活動、倉庫への出荷要求、クライアントへの請求処理が大体一通りできます。また、これらの業務に携わる、伝票作成や、印刷機能も備えています。

領域4:在庫管理

在庫管理MMは、購買管理コンポーネントとも称されます。

在庫管理MMのタスクには、商品目とサービスの外注、商品目の管理と計画に基づく必要量の確保、また、必要量に対する適切なメーカーの決定、メーカーの納入状況と支払いに関するモニタリングなどです。

在庫管理MMを十分に機能させるためには、入手調達の経緯にかかわる関係者全員の意思伝達が円滑に図られている事が重要になります。

SAPモジュール群3:人事モジュール

人事管理HRモジュールは、企業にとって大きなコストになっている人材を管理します。

日本は、現在どこの企業でも人材の確保が、難しい問題として取り上げられています。優秀な人材を採用して確保し管理して行くのにもSAPモジュールが効果を発揮しています。

領域5:人事管理

人事管理HRモジュールは、企業が人を採用してその人が退職するまでのサークルを管理します。

人事管理HRモジュールは、求人採用から契約、労働時間、職業研修、転勤、部署移動などの人材に関する事すべてが含まれています。これらのデータはExcelで作成されますが、これらを自動でローディングし管理して行く事ができるため、かなりのコスト削減が期待できます。

SAPモジュール群4:その他のモジュール

SAPモジュールの中では、生産管理PP、プロジェクト管理PSと、プラント管理PMは、欠かす事のできないとても重要な要素になります。

その他の重要モジュールとしては、生産計画/管理PP「Production Planning and Control」、プロジェクト管理PS「Project System」、プラント管理PM「Plant Maintenance」の3つが挙げられます。一つずつ見ていきましょう。

領域6:生産管理

生産管理PPの導入目的は、生産リードタイムの短縮、生産計画作成の自動化などが挙げられます。

生産管理PPの導入目的には、その他にも製造原価の正確ですみやかな把握、受注案件の進捗状況と収益の把握、設計変更した場合の迅速な生産計画の構築なども含まれます。

生産管理PPは、需要プランと供給プランを立てるプラン系業務と、実際に収支の管理を行う業務の2つの業務領域のサポートします。

領域7:プロジェクト管理

プロジェクト管理PSは、計画が効率よく実行されるかなどのプロジェクトの責任者の役割を果たします。

プロジェクト管理PSには、技術面、商業面の両方の目線から、プロジェクト管理を細かく管理する仕組みが備わっていて、時間や予算などのデータを瞬時に集計し、その効果を確認する事も可能にしています。

領域8:プラント管理

プラント管理PMには、品質検査、定期保全、修理などの機能が組み込まれています。

プラント管理PMには、システムの稼働状態を品質検査したり、システムの技術を一定の状態に保つ定期保全、壊れた場合に復元させる修理、メインテナンスに関わるあらゆる手段を含んでいます。

SAPエンジニアの需要は大きい

SAPエンジニアの需要は、これからも無くなることがありません。

ERPシステムの開発によって、多くの人材やプログラムに莫大な投資をする時代は終わりました。ERPを導入した企業の業務効率は大幅にアップしています。その中でも高いシェアを持つSAPエンジニアの需要はこれからもますます増えて行く事になります。

高いSAPの技術力を身に着けて行く事は、増え続けるニーズに対応していく上で必要不可欠になっています。

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