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2019年05月24日

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること

無意識のうちに、性別や年齢・人種などの属性によって偏った人物評価をしてしまってはいないでしょうか。意図しない形で人に偏見を持ってしまうことを、無意識バイアスと言います。この記事では無意識バイアスの取り除き方について特集しているので、ぜひご覧ください。

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること

無意識バイアスとは

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
「無意識バイアス」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。無意識バイアスとは、性別や年齢・人種などの属性によって無意識のうちに人に抱いてしまっている偏見のことです。

自覚した差別意識と違い、無意識バイアスはその名前の通り無意識のうちに行っているものですので、自分自身でもそれに気づくことがなかなかできません。

自分では客観的に人を見ているつもりでも、実はとても偏った評価を下していることもよくあります。

例1:同じ経歴の人でも性別で印象が変わる

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
では、無意識バイアスとは具体的にどのようなものなのでしょうか。無意識バイアスの事例としてまず挙げられるのが、同じ経歴・能力を持った人であっても、性別が違うだけで評価が変わるということです。

残念ながらまだまだ男尊女卑の風潮は強く、根拠が全くないにも関わらず、男性は女性より優秀であり、また女性は男性よりも劣っていると、性別にもとづいた無意識バイアスを抱いている人も少なくありません。

高い経歴を持つ女性にためらいを感じる

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
性別にもとづいた無意識バイアスのせいで、高い経歴を持つ有能な女性にためらいや否定的な感情を抱く人もいます。

このような無意識バイアスは、女性よりも男性の中に顕著に見られるでしょう。男性の中には、自分たち「男」よりも女性は劣った存在であるに違いないし、そうでなければならないという考えを無意識のうちに刷り込まれています。

そのため、男性上司には素直に従うのに女性上司には反抗的な態度を見せがちです。

例2:年配の人が話すと説得力を感じる

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
年配の人が話をすると、説得力があるように感じてしまうというのも、無意識バイアスの事例として挙げられるでしょう。

我々の頭の中には、知らず知らずのうちに「年配者=権威がある」という考えが刷り込まれています。

また、権威がある年配者が行うことや言うことは正しいことであり、だからこそ我々はそれに従うべきだという思い込みも、このような無意識バイアスの中に含まれていると言えるでしょう。

若い人が話すと疑ってしまう

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
年配者というだけで権威があり説得力がある人物とみなしてしまうと、若いというだけである人物のことを過小評価し、その話に耳を傾けなくなってしまいます。

ですが、年配者の言うことが全て正しいというわけではありませんし、若い人の中にも正しいことを言う人は多くいます。

若いか年を重ねているかということだけで人を判断してしまう無意識バイアスは、耳を傾けるべき優秀な人物のことを正しく認識できなくしてしまいます。

無意識バイアスの原因

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
以上で見たように、気づかないだけで私たちは日常生活の中でさまざまな無意識バイアスを抱き、それにもとづいてしばしば誤った判断や行動を取っています。

では、どうして無意識バイアスを持ってしまうのでしょうか。ここからは、人が無意識バイアスを抱く原因をご紹介していきます。

原因を知れば、それに対する正しい対処法や改善策を講ずることもできるでしょう。無意識バイアスに振り回されないように、ぜひご覧ください。

ステレオタイプに沿って人を判断してしまう

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
無意識バイアスの原因としてまず挙げられるのが、ステレオタイプにもとづいて人を機械的に判断してしまうということです。

ステレオタイプとは型にはまった偏見のことで、たとえば男性や女性よりも優秀で判断力があり、女性は劣った性別であり感情的で男性のような合理的な判断ができないといった差別意識が挙げられます。

根拠もないのに、世間一般に浸透している差別的なイメージを内面化してしまうことが原因でしょう。

性別や年齢や人種などで判断してしまう

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
差別的なステレオタイプを内面化してしまうと、性別や年齢・人種などで偏った人物評価をしてしまいます。

もちろん性別や年齢、国籍や宗教などによっていくつかの傾向性は見て取れるものの、それはただ単なる傾向性にしかすぎず、同じ属性を持つ人々の中にも多くの差異が存在します。

無意識バイアスに支配されると、人の内面や個性に目を向けることなしに、その人の表面的な属性によって一方的に決めつけを行ってしまうでしょう。

無意識バイアスの危険性とは

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
では、無意識バイアスはなぜいけないのでしょうか。その答えは極めてシンプルです。無意識バイアスは偏った人物評価を行ってしまうだけではなく、さまざまなものに対する認知を大きく歪めてしまいます。

そして、自分自身では自分の認知が歪んでいることに気づけないのが、無意識バイアスの恐ろしさです。

ここからは、無意識バイアスを放置したままでいることでどのような危険が生じるのかを、具体的に見ていきましょう。

無意識バイアスの危険性1:正確な判断ができない

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
無意識バイアスの危険性としてまず挙げられるのが、正しい判断ができなくなるということです。

ただ自分よりも年上で、偉そうな雰囲気・見た目をしている男性だからと言ってその人の言うことに盲目的に追従してしまえば、自分が間違った方向に進んでいるということに気づけなくなってしまいます。

つまり、無意識バイアスをもっている人は物事の表面しか見ておらず、その本質を見ようとしないため、しばしば判断を誤ります。

無意識バイアスの危険性2:優秀な人材を逃してしまう

優秀な人材を逃してしまうというのも、無意識バイアスの危険性として挙げられます。

たとえば、女性は男性よりも劣った存在だという性差別的な無意識バイアスをもっていると有能な女性の人材を失い、たいして優秀でもない、あるいは無能な男性の人材ばかりを無駄に確保してしまうことにつながりかねません。

このように、その人の内面を見ずに属性だけで人格や能力を決めつけると、人事上大きな間違いを犯してしまうでしょう。

1%のバイアスが大きなリスクになる

たった1%の無意識バイアスであっても、そのせいで人物評価を誤り、大きなリスクを背負ってしまうということも少なくありません。

無意識バイアスは、「男性だから」「年配だから」「白人だから」という理由である人物を高く評価し、「女性で若くて有色人種だから」という理由である人物を低く評価するというとんでもない行為に人を走らせてしまいます。

自分は偏見なんて持っていないという思い込みが最も危険だと言えるでしょう。

無意識バイアスの危険性3:企業に多様性が生まれない

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
無意識バイアスの危険性に、企業に多様性が生まれないということも含まれるでしょう。

人は自分と同じ属性の人間を無意識バイアスによって高く評価してしまう傾向があり、特に男性は自分と同性である男性を評価し、女性を無意識のうちに過小評価しがちです。

その結果、気づけば企業内には性差別意識を持った男性ばかりが溢れかえり、正しい感覚やポリティカル・コレクトネスの通用しない悪しき文化が根付いてしまいやすいです。

多様性から新しいアイディアが出る

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
新しいアイディアは、常に多様性の中から生み出されます。異なる性別や年齢・国籍・人種の人々が交流し、衝突し、さまざまな「異文化」を経験することこそが、創造性につながります。

全くの同質的な空間では刺激がなくマンネリ状態になり、新たなアイディアは生まれないでしょう。

つまり、無意識バイアスによって同質的な属性ばかりの人材を集めている企業では将来につながるビジネスアイディアを生み出せず、低迷してしまいます。

無意識バイアスを取り除くには

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
以上で見たように、無意識バイアスを持っていることは百害あって一利なしです。しかし、そうは言っても無意識バイアスを完全に払しょくすることはなかなか難しいでしょう。

ですが、少しでも無意識バイアスを取り払い、正しく物事を認知するように努めることこそが大切です。

ここからは無意識バイアスを取り除くために実践したいことをご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。

無意識バイアスを取り除くには1:部門ごとに募集をする

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
無意識バイアスを取り除く方法としてまず挙げられるのが、部門ごとに求人募集をするということです。

組織全体で一律的な求人募集をしてしまうと、どうしても人選が偏ってしまうので、求人募集も部門別に行うようにしてみてください。

部門によって求める人物像やスキルが異なってくるので、部門別に求人募集を行えば、結果として性別・年齢・キャリアが多様な人材を確保することができるようになるはずです。

無意識バイアスを取り除くには2:評価の根拠を明確にする

評価の根拠を明確にするというのも、無意識バイアスを取り除くための方法として挙げられるでしょう。

ある人物の評価を行う際に、なぜそのような評価を行ったのかを明確かつ客観的な基準でもって説明できるようにすべきです。

「男性だから〇〇」「女性だから〇〇」といった表面的な属性にもとづいた評価ではなく、誰もが納得できる根拠のある評価を行うことが大切です。

無意識バイアスを取り除くには3:多様な人が評価する

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
無意識バイアスを取り除くためには、多様な人が評価を行うということも必要でしょう。

例えば中年男性だけが人事評価を行うとどうしても性差別的なバイアスがかかってしまうので、中年男性だけでなく女性や若年男性など、できるだけ多様な属性を持った人々が評価に加われるようなシステムを作ることが大切です。

評価を行う際にはマジョリティだけで行うのではなく、積極的にマイノリティを参加させ、その声に耳を傾けましょう。

無意識バイアスをなくすことのメリット

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
無意識バイアスを取り除くことで、具体的にどのような利点があるのでしょうか。ここからは、無意識バイアスを取り除くことのメリットを解説していきます。

自分の中から偏見を拭い去るのはなかなか難しいことですが、以下のメリットをモチベーションにしてみてください。

無意識バイアスをなくすことのメリット1:社員のチームワークが向上する

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
無意識バイアスを取り除けば、社員のチームワークが高まります。性別や年齢・キャリアなどで互いに差別しあわなくなるため、社員の間で協力的なムードが高まり、その結果仕事の能率も生産性もアップするでしょう。

無意識バイアスをなくすことのメリット2:離職率の低下につながる

離職率が低下するというのも、無意識バイアスをなくすことのメリットとして挙げられるでしょう。

無意識バイアスが強い企業ではそのバイアスの対象となるマイノリティが不満を強く感じるようになるため、離職率が高くなってしまいますが、無意識バイアスが取り除かれれば、そのような問題もなくなります。

無意識バイアスをなくすことのメリット3:企業価値を上昇させる

無意識バイアスをなくすことには、企業価値を上昇させるというメリットもあります。

今や企業はポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)や市民的な道徳・倫理観を持っていることが強く求められており、無意識バイアスのない企業であればあるほど、世間や消費者からのイメージはアップするでしょう。

無意識バイアスを取り除いて企業価値を上げよう

無意識バイアスとは?例2つ|原因と危険性と取り除くためにやること
今回は無意識バイアスについて特集してきました。企業の中には、「男性は外で働き女性は家事をする」という無意識バイアスにもとづいた広告により世間から強い批判にさらされ、炎上したというケースも少なくありません。

ますますポリティカル・コレクトネスの重要性が増す中で、企業は一丸となって無意識バイアスを取り除くことが求められています。

無意識バイアスを取り除ければ企業価値も対外的なイメージもアップするはずです。

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