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2017年08月31日

資産運用の種類とそれぞれの特徴を比較|投資で失敗しない資産運用の種類

資産運用には、いろいろな金融商品や種類があって、どれに投資するか迷うところです。どの種類であってもリスクが付きものなので、いくつかの金融商品に分散して、資産運用することが重要と言えるでしょう。資産運用の種類と、それぞれの特徴などについて紹介します。

資産運用の種類とそれぞれの特徴を比較|投資で失敗しない資産運用の種類

資産運用を成功させるためのポイント

資産運用には、いろいろな種類の金融商品や投資先があります。個別の投資での損得というのは、資産運用の成功に対して、あまり大きな影響がないと言われています。いろいろな金融資産の全体を長期にわたって、できるだけ安全に目的の資産にまで殖やそうというのが、資産運用です。

資産運用で、成功するかどうかで大切なのは、資産全体の配分で、成功の9割は、資産配分で決まると言われています。

資産運用を成功させる3つのポイント

資産運用を成功に導くために、運用の仕方で注意しなければならないポイントが3つありますので参考にしてください。

1)目標とするゴールを定めること
資産運用でどの位の資産を目標にするかを明確に定めることが大切です。ゴールが明確になっていないと、「木を見て森を見ず」のようにことになって、細かな値動きに踊らされて運用に失敗することにつながりかねません。

2)売却時のルールを決めておくこと
投資銘柄の価値は上がったり下がったりで、どこで売却するか迷うところですが、どのくらい上下したところで売却するかを事前に決めておくことです。特に下がった時には、ルール通り売却することで、大きな損失を回避することができます。

3)複数の投資に分散して運用すること
投資銘柄の価値が絶対に下がらないということはありませんので、単一銘柄だけでの運用は非常にリスクが高く危険です。投資の種類や銘柄を複数に分散して運用することは、損失のリスクを抑えて成功につなげられる手段として最も重要なことと言えるでしょう。

資産運用の種類とそれぞれの特徴を比較すると

リスクとリターンを見極めて

どのような資産運用の種類であっても、リスクはつきものです。リスクとリターンとなる損益は、比例関係にあって、リスクが高い投資ほど、リターンが大きくなります。資産運用の種類ごとの特徴を確認するまえに、リスクとリターンに関する全体像をみておきましょう。ローリスク・ローリターン、リスクが低い資産運用の代表的な種類には、預貯金、国債、外貨預金などがあります。

比較的安全な運用ができますが、収益に期待できるものではありません。ミドルリスク・ミドルリターンの代表的な種類は、株式投資や投資信託、不動産投資などがあります。市況の環境にもよりますが、銘柄によっては大きな損益が発生するものです。

ハイリスク・ハイリターンな資産運用の種類としては、FX(外国為替証拠金取引)や先物取引と言われるものがあります。大きな損失をこうむることもありますので注意が必要です。

銀行や郵便局の預貯金と外貨預金

最も安全な資産運用が、預貯金ですが、2017年での一般の銀行の普通預金は、年0.001%程度です。運用と言えるか疑問となる金利しかありません。

リスクは、銀行などの倒産リスクのみですが、預金額のうち1000万円までは、保証されますのでリスクとも言えないでしょう。給与振込のためや、生活費用のためのお財布代わりの普通預金口座のみで十分でしょう。

少しでも金利が高いところを、ということであればネット銀行がおすすめです。住信SBIネット銀行とSBI証券、楽天銀行と楽天証券のように連携させると、ネット銀行の金利がアップしますし、株式や投資信託への投資も簡単に行えるようになります。

外貨預金は、為替の安定性や金利の高さから米ドルや豪ドルに人気がありますが、通貨の種類にもよりますが南アフリカランドなど、金利が年5%を超えるものもあります。

金利よりも為替の変動による損益のほうが大きく、円高の時には、大きな損失が発生することもありますので注意が必要です。購入・売却時の手数料が高いことや為替リスクを踏まえたうえでの投資になるでしょう。

個人向け国債や社債は

個人向け国債には、「変動10」、「固定5」、「固定3」の三種類がありますが、固定5、固定3は金利が、固定の0.05%と低金利なので、投資としての旨味はありません。変動10は、直近では0.05%と最低金利になっていますが、過去には1%を超えたこともあって、今後インフレが進むようになれば、金利が上がって期待できるものになります。

何と言っても国の債権ですから、最もリスクが低い資金運用先と言えるでしょう。1年経過すれば、元本割れすることなく中途換金できるのも魅力です。銀行の定期預金の5倍以上の金利が付くので、大きなお金を安全に運用したい場合には、一番おすすめできる資産運用でしょう。

個人向け社債は、企業が資金調達のために発行する債券で、2~7年程度の満期で年利0.1~2%程度のものです。企業が倒産してしまった場合には、価値がゼロになってしまうので、「格付け」を参考にして安定した企業に投資することが重要です。

貯蓄型保険にも種類が

保障に加えて、満期や解約した場合に、お金を受け取れる保険を貯蓄型保険と言って、銀行の定期預金などより利回りが良い運用先になります。貯蓄型保険の種類には、終身保険や養老保険の他、個人年金保険、学資保険などがあります。

解約したときの戻り率である解約返戻率が、110%とか115%という表示がされているものが貯蓄型保険ですが、毎月1万円を30年間(360万円)積み立てた場合に、年金利0.02%の現行定期預金では576円の利子にしかなりませんが、解約返戻率110%の終身保険であれば36万円の返戻金が得られます。

保障もかねて積立で確実にお金が貯まる仕組みなので、堅実な資産運用におすすめです。途中解約で積立期間によっては、戻り金が支払った保険料を下回る場合もあるので、注意が必要です。極力、満期までの積立で運用することをおすすめします。

年金型では確定拠出年金が有利

確定拠出年金は、毎月積立てて長期運用して60歳過ぎてから、受け取ることができる個人的な年金システムです。投資配分や金融商品の種類を選べるのが特徴で、リターンも大きいので人気の資産運用の一つです。毎月の積立額には、上限があって、会社員なら2万3千円が上限です。60歳までしか運用できないので、なるべく若いうちから始めるのがおすすめです。

利息や配当金、売却益などは非課税で、所得税や住民税などを課税されることもありません。30歳で毎月1万円ずつ30年、60歳まで年利3%で運用すると、積立額の合計が360万円、合計利息額が約222万円で合わせて582万円にもなります。60歳まで解約できないというデメリットはありますが、適切な積立額で確実に資産を運用するのにはベストのものと言えそうです。

株式投資と投資信託は投資の代表格

いろいろな資産運用の種類があるなかで、株式投資や投資信託は、その代表格です。いろいろな産業の種類、企業のなかからどの株式を買うかは、個人の裁量です。売買の差益による売却益や配当金、株主優待などの利益が狙えますが、売却のタイミングによっては損失、元本割れが発生します。

株式は万が一、企業が倒産した場合には紙くずになってしまうので、注意深いウォッチングが欠かせません。投資信託は、資産運用のプロが投資家から集めた資金で運用を行ない、運用で得られた利益は分配、あるいは再投資されます。リスクやリターンもいろいろで、様々な商品のなかから選ぶことになります。

投資信託のなかには、ハイリスク・ハイリターンの種類のものもあり、年間75%以上の高いリターンが得られることもあります。投資信託は、1万円くらいから投資できて運用先が分散されているので、リスクは高くはないのですが、購入時手数料や売買委託手数料などが高いので敬遠されがちな面もあります。

貴金属投資は安全資産

資産運用のなかで貴金属投資は、金やプラチナなどの貴金属に投資するもので、投資した資産がゼロになってしまう可能性はありません。

世界の政治や経済が不安定になると、現物で安定した金などを求める動きになって、価格が上昇する傾向になり、安全資産と言われています。利子や分配金というものはありませんが、価格が大きく変動するので上がった時に売却できれば売却益を得ることができます。

逆に下がった時に売れば、損失につながりますが、他の資産運用とは別の種類として保有しておくことで、お守り代わりとしての資産と考えるのが良いでしょう。貴金属専門会社だけでなく、銀行や証券会社でも購入できて、毎月1000円からでも始められる純金積み立てが人気になっています。

不動産投資には空室リスクが

資産運用の種類のなかでは、取組んでいる人は少ないと思われます。マンションやアパートの部屋を購入して、貸し出すことで収入を得ることができます。今は、低金利で住宅ローンも借りやすいのですが、不動産投資には、空室リスクや金利上昇リスク、災害リスクなどが伴ないます。

マンションなどの空室率は、現在13%程度と言われていますが、今後20年くらいの内に2倍、3倍の空室率になるという推測もあって、見通しが懸念されるところです。

良い物件は、不動産投資のプロが押さえてしまっているので、なかなか運用価値がある物件は少ないとも言われています。慎重に検討しなければならない資産運用の種類と言って良いでしょう。

FXや先物取引はハイリスク・ハイリターン

FXや先物取引は、資産運用のなかでも最もハイリスクな種類の投資になります。資産運用での配分を低くして運用しないと、大変な損失をこうむる可能性もあります。FXは、外国為替証拠金取引のことで、売買する通貨の金利差によって利益を得ることができますが、為替変動が激しい時には、大きな損失につながりかねません。

取引単位が少ない少額取引で、資産運用での配分を低くして運用することをおすすめします。先物取引は株式もありますが、農産物や貴金属、石油などを対象にして、一定期間先の価格を予測して売買するものです。

予測が外れた場合には、大きな損失が発生し、投資で失敗して大きな借金をかかえるというような事例は、この先物取引がほとんどです。もちろん大きな収益をもたらすこともあるのですが、運用は慎重にして配分を低くする必要があるものです。

投資で失敗しない資産運用の種類

資産運用の種類を横断的にみてきましたが、投資で失敗しないためには、やはりリスクの少ない運用先を中心にするしかないのでしょうか。

預貯金や外貨預金、国債、貴金属投資、確定拠出年金など、比較的ローリスクのものに分散して投資し、余力のある資金をミドルリスクと言われる株式や、投資信託などに振り分けるのが、特に投資初心者には有効と言えるでしょう。

金融商品を選択するときは、収益性が重要なファクターにはなりますが、元本が保証されるという安全性や、現金に換えやすいという流動性の良さをそれ以上に、重視することが大切です。

前半の「資産運用を成功させる3つのポイント」のところで、説明したルールをしっかり守ることが重要ですが、もう一つ、リスクのある金融商品については、良く研究して投資することが必須です。その銘柄に関する情報や社会の動静などをこまめにチェックして臨機応変に対応することが重要です。

資産運用の成功は目標と計画から

資産運用のための金融商品には、いろいろな種類があって、それぞれのリスクやリターンも異なります。資産をそれらの金融商品に分散して、投資することは鉄則ですが、大切なのは、運用の目標をたてそれを達成するための計画をたてて臨むことです。

PDCAというのは、業務の進め方でよく使われる手法ですが、P(Plan)計画をたてて、D(Do)実施し、C(Check)成果を確認して、A(Action)修正行動をとる、という繰り返しのサイクルです。

資産運用も同じことで、まず目標に対する計画をたてることが成功への道筋で、それをこまかなチェックで修正していくことが成功のために必要な進め方と言えるでしょう。

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