Search

検索したいワードを入力してください

2019年05月08日

理系の研究職ってどうなの?院卒が絶対?必要な能力9つ

皆さんは「理系研究職」というものをご存知でしょうか。この記事では研究職とは何をするのか、どうしたら研究職になれるかをわかりやすく説明しています。理系研究職になりたいという方は、高校生のうちから準備を始め、世界で活躍する研究者になりましょう。

理系の研究職ってどうなの?院卒が絶対?必要な能力9つ

理系研究職の仕事内容

皆さんは「理系研究職」と聞いてどんなことを思い浮かべますか。白衣を着た人が試験管の液体を混ぜて何かの薬品を作っている古いイメージのままの方もいるでしょう。理系研究職は非常に多岐に渡る専門職を一言で言い表したものであり、その内容は千差万別です。

この記事では、その理系研究職とはどのようなものなのか、また理系研究職になるにはどうしたらよいか、詳しく説明します。興味を持った方、理系研究職になりませんか。

基礎研究

理系研究職は大きく分けて基礎研究と応用研究に分かれます。基礎研究とは、科学の法則や理論をより良く理解するための科学研究のことをいいます。直接商業的な利益には結び付きませんが、長い目で見るとある商業や応用研究の基礎となり得ます。

大学や研究所では、学問としての基礎研究が盛んに行われており、ときにそれが実を結びノーベル賞を受賞するのは皆さん記憶に新しいでしょう。

応用研究

理系の研究職ってどうなの?院卒が絶対?必要な能力9つ
応用研究は、基礎研究を元に直接商業的な利益を得ることを目的とした科学研究です。基礎研究で得られた新しい素材や理論を使って、新しい製品を生み出します。

企業では直接利益を生み出す応用研究の方に力を入れていることが多いです。新しい機能を持った新商品は、たくさんの研究者が研究を行った結果開発された結果生み出されます。

大学の研究と企業の研究の違い

ではなぜ、大学では主に基礎研究、企業では主に応用研究となるのでしょうか。それは、「研究開発費」がどこから出ているかに起因します。大学では、国立、私立問わず国から研究開発に関する補助金が出ています。研究自体が直接利益を生まないとしても、費用を考えずに基礎研究をすることができます。

これに対して企業は、研究開発費は自社内でまかなう必要があります。そのため、直接利益を生み出す応用研究がなされます。

研究者と研究職の違い

「僕は研究者です。」「僕は研究職です。」この二つはどう違うでしょうか。どちらも生活のメインとして研究活動に携わっていることに変わりはありません。研究職は職業として研究を行っており研究で報酬を得ていますが、研究者は研究を職業としている必要はありません。

趣味で生物や文学などを研究していますが、職業としては別に持っている研究者はたくさん存在します。職業でない分、自分の好きなことを好きなだけ研究できます。

理系研究職に必要な知識・スキル・能力

生物や化学、物理など、理系の研究を行う職業を理系研究職といいます。ここでは、理系研究職になるために必要な知識、スキル、能力について紹介します。すべての能力において高レベルである必要はありませんが、能力が高ければ高いほど、研究結果も素晴らしいものが得られるでしょう。

それぞれの能力について、自分が足りないと感じていることがあれば強化しておきましょう。

能力1:専門知識

その分野における専門知識は理系研究職においては必須の条件といえます。研究をするにあたり、専門知識がなくては研究の仕様がありません。ほとんどの理系研究者は大学で専門知識を学び、それだけでなく自分で専門書を読んだり論文を読んだりして、日々専門知識を深めています。

能力2:論理的思考力

論理的思考力も、理系研究職において大切です。実験や観察によって得られたデータを解析し、考察して結論へと導くには論理的思考力が必要です。また期待していた結果が得られなかった場合、なぜそうなったのかを解明することで、別の大発見につながることもあります。

研究職はとにかく「考える」ことが大事です。普段から論理的に物事を考える訓練をしましょう。

能力3:英語力

理系研究職の人たちは日本人だけではありません。世界の研究職の人と日々協力や競争を行い、研究しています。研究職における共通言語は基本英語です。論文は英語であることが多いですし、海外の学会や研究発表会も英語で行われます。

最低限論文が読め、日常会話程度の英語力はあった方がよいでしょう。もちろん、英語で研究に関する討論ができればなお良いです。

能力4:コミュニケーション能力

研究職、というと暗くて一人で研究をしているイメージをもっている方もいるでしょう。しかし研究は一人で行っているのではありません。多くは研究チームが編成され、チーム内で協力し合って研究が行われています。チームが効率的に動くには、コミュニケーション能力が必須です。

円滑な人間関係は、理系研究職だけでなく一般社会生活においても大事です。

能力5:忍耐力

理系研究者に忍耐力が必要というと、意外に思う方も多いでしょう。研究は、失敗の連続です。数回実験を失敗しただけであきらめてしまうようでは、理系研究者は務まりません。

例えば医薬品は、数百~数千もの化合物をスクリーニング試験し、必要な薬理活性を持ったものを探し出します。そこから量産製法開発、医薬品としての販売を目指します。これには膨大な手間と時間がかかりますので、研究者は辛抱強い人でなくてはなりません。

能力6:誠実さ

近年理系研究職に関するニュースは多く、テレビや雑誌でよく見かけます。その中で、研究不正のニュースを見たことがあるという方は多いでしょう。理系研究職では、得られたデータは絶対で、改ざんするなんてことはもってのほかです。

企業の理系研究者が締切に追われたり、名声を得ようとしてデータを改ざんしています。それが多くの人に迷惑をかけたり、膨大な時間とお金の無駄につながります。研究職には誠実さが必要です。

能力7:体力

研究は、時間のかかることが多く残業になったり徹夜になったりすることもしばしばです。体力がなくては研究は続けられません。また化学の実験器具はガラス製で、薬品を入れると重いこともあります。そんなとき体力が尽きて実験器具を落としてしまったら、実験はパアになりまた薬品による火災や薬傷といった被害もでます。

筋肉モリモリである必要はありませんが、すぐ疲れてしまったり非力な方は体力をつけた方が良いでしょう。

能力8:ストレス発散力

研究職というものは、いつも期待した結果が得られるものではありません。毎日失敗の連続で、ストレスが溜まってしまうことがよくあります。ストレスが溜まっていてはいい研究ができるわけはありません。周りの人とトラブルになり得ます。ストレスをうまく発散させることができる人が、研究を長く続けることができます。

ストレス発散の方法はカラオケや食事など人それぞれですが、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。

理系研究職の仕事のやりがい

次に、理系研究職という仕事のやりがいについて紹介します。自分の研究が論文に掲載されたり、新製品につながったりと目に見えた成果としてあらわれたとき、何よりもやりがいを感じます。

結果が出なかったとしても、それは後世の研究の礎となり、いつか花開くと納得する場合もあります。自分なりの価値観でやりがいを感じましょう。

やりがい1:新しい技術や製品を生み出せる

理系研究職、特に基礎研究においては成果は論文というかたちで発表されます。新しい理論、技術の開発に成功したニュースを聞いたことがある人は多いでしょう。また応用研究は、新製品の発表がそれにあたります。自分の研究結果が、世の中に発表され評価された時、とてもやりがいを感じます。

もちろん大々的に発表されるような結果でないとしても、ある一定の結果が得られたことで満足感を得ることができます。

やりがい2:社会の役に立てる

医学の世界では日々研究が行われています。現在難病として治療法が見つかっていない病気が、自分の研究によって治療可能となったら、どんなに素晴らしいと思いませんか。直接自分の利益とならなくても、社会の役に立てたことに非常にやりがいを感じることでしょう。

特に基礎研究は直接利益に結び付きませんので、こういった「社会の役に立った」ことが自分の研究成果となり得ます。

やりがい3:自分にしかできないことを見つけられる

これまでの既存のやり方では不可能だったことが、自分が開発した方法を使えば可能になることがあります。例えば、医薬品など有機化合物の効率的な合成方法は、度々開発した研究者の名前が付けられるほどです。自分の名前がついたオリジナルの合成方法ができたら、やりがいもひとしおです。

研究職になるには

理系の研究職ってどうなの?院卒が絶対?必要な能力9つ
これまで紹介した理系研究職になるには、どうしたらよいか説明します。理系研究職に就くには時間がかかりますので、早めに準備しましょう。大学の学科も理系にする必要があります。理系研究職を目指すなら高校生のうちに進路を理系大学希望としておくことをおすすめします。

方法1:修士・博士号を取る

大学や研究所、企業で研究職に就いている人の大部分は、大学院を出ています。それほど、研究職で求められる専門性が高いものであることを示しています。まずは理系の学科を卒業し、大学院へと進学しましょう。大学院では2年で修士号、さらに3年で博士号を取ることができます。

博士号を持っている方が研究所で出世する傾向がありますが、修士号だけでも研究職になるには十分です。

方法2:学生の間に専門分野の研究を進める

研究者に必要な専門知識は自分で学ばなくては得られません。とにかく学生の間に専門分野の研究を進めましょう。大学3年生までは一般教養も含めた学習を、4年生になったら研究室に所属し専門的な研究をスタートさせます。とにかく学生のうちにたくさん学んでおくと、研究職になったあと即戦力として研究することができます。

方法3:研究所に応募しよう

研究職になるには、大学の研究室に残り研究を続けてゆくゆくは大学教授を目指すか、民間の研究所または研究所を有する企業に就職する必要があります。研究所を有する企業はたくさんありますので、色々な企業に応募しましょう。

有名な企業の研究所に就職するのは、正直狭き門です。どうしてもこの会社に入りたい、というのであれば、相手から自分をスカウトするくらいの研究成果を出しましょう。

研究職を目指すなら早めに準備をしよう

理系研究職を目指すのであれば、大学は理系の学科に進む必要があります。高校生の段階で進路を理系に定めることが必須です。大学、大学院で研究を続け、やっと研究職になることができます。

日本だけでなく世界中の国が、研究開発費をどんどん増額しています。それだけ各国が研究開発の重要性を認め、力を入れているという証拠です。皆さんもやりがいのある理系研究職になって、世界で活躍してみませんか。

転職するならビズトリートがおすすめ!

一般的に転職を考える理由としては、「もっとやりがいのある仕事がしたい」「スキルアップして市場価値を上げたい」、また「もっとお給料の良いところで働きたい」など人それぞれ異なることでしょう。

転職をする際には、あなたのキャリアに真摯に向き合ってくれる信頼のおけるパートナーが必要です。ハイキャリア向けの転職サービスのビズトリートは、年収700万以上のハイクラス求人が多数ああり、転職成功に向かって並走してくれる優秀な専任のエージェントのサポートを受けられるといった充実のサービスを提供しています。

ぜひビズトリートを利用して、あなたの可能性を広げましょう。
ハイキャリア転職専門の信頼と安心感!

Related