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2019年10月11日

給与の「額面」とは?手取りとの違いなど10コの基礎知識を解説!

初めて社会人として給料をもらったとき、給料明細に「額面」と「手取り」があることがわかります。額面とは、そして手取りとの違いは何でしょう。この違いを理解しておけば、転職で給料アップを狙うときにも役立ちます。額面と手取りの違いなど基本的知識をご紹介していきます。

給与の「額面」とは?手取りとの違いなど10コの基礎知識を解説!

額面とは

額面とは、基本給に加えて、残業手当、交通費といった各種手当を合算したものです。ほとんどの企業では、求人票に給与として額面を提示しています。

就職活動をする人の中には、「額面」に注目して企業を選ぶ人、「手取り」に魅力を感じて企業を選ぶ人などそれぞれです。額面と手取りというふたつの違いをよく理解することで、自分にとってどちらが有利なのかも見えてきます。

給与の額面についての基礎知識10コ

毎月もらう給料明細ですが、面倒くさがって、じっくりと見ない人も多いのではないでしょうか。

独身のうちは養う家族もいませんが、結婚して子どもができれば、「家族手当」「扶養手当」「配偶者手当」などいろいろな手当てが付く会社もあります。会社によって違うので、こうした手当てが付くかつかないかで手取りに大きな差が生まれてしまいます。

自分の手取りがいくらなのか、内容はどうなっているのかしっかり確認しましょう。

給与の額面についての基礎知識1:手取りとは

額面と手取りの違いがよくわからないという人がいます。簡単に言うと、額面は、給料を含め、会社からあなたに支払われるすべての金額です。

額面から社会保険料、所得税、住民税、雇用保険などが引かれて、残ったお金が「手取り」として、あなたの銀行口座位に振り込まれることになります。

そのため、給料日に「期待していたほど振り込まれていなかった」とがっかりする人が多いのです。

給与の額面についての基礎知識2:手取りは額面の8割程度が目安

額面と手取りの違いが分かったところで、どれくらいの給料が手元に残るのでしょう。

独身で基本的な手当をもらっていると仮定すると、額面の8割程度が手取り、つまり給料として口座に振り込まれることになります。ただし、4月入社の大卒では、最初の1年目は税金額が決まるまで住民税の控除がないため、手取りは9割くらいになります。

額面が20万円だとしたら、その8割である16万円が口座に振り込まれる計算になります。

給与の額面についての基礎知識3:平均月収は額面で表示される

求人票の表記には、「年収」で表示している企業と「平均月収」で提示している企業があります。平均月収は、額面を12か月で均等割りした額のことです。

額面には、ボーナスをはじめインセンティブなど、毎月支払われるものでないものも含まれます。ですから、実際に月々もらえる手取り給料に比べると、平均月収の方が金額が高くなる計算になります。

給与の額面についての基礎知識4:額面から天引きされる社会保険料とは

労働者は、会社が加入している社会保険団体に加入して、社会保険料を支払う義務があります。

社会保険の種類としては「健康保険」「厚生年金」「雇用保険」「介護保険(40歳以上)」の4つが大きな柱になっています。

健康保険は、けがや病気のときの医療負担の軽減や厚生年金保険は、老後に備えた準備です。雇用保険は、失業した時の最低限の生活保障ですし、介護保険は、将来要介護になった時の備えです。

給与の額面についての基礎知識5:額面から天引きされる所得税とは

本来は、会社が毎月の給与を支払う際に、支払金額に応じて「所得税」と「復興特別所得税」を差し引き、国に納めなければなりません。

しかし、一般的なサラリーマンでは、毎日の必要経費を計算するのは、不可能に近いでしょう。そこで、必要経費のかわりに「給与所得控除」という控除額を定めています。

給与所得控除した後、残った金額に税率をかけたものが所得税となり、額面から天引きされます。

給与の額面についての基礎知識6:額面から天引きされる住民税とは

額面から国に支払う税金が「所得税」ですが、住民票のある自治体に支払う税金は「住民税」といいます。

所得税は、あらかじめ源泉徴収で会社が額面から天引きして納めます。しかし、住民税は、年末に確定した前年の所得額に応じて税額が決まる仕組みです。

そのため、新社会人になって初めて給料をもらったときには、まだ住民税は決まっておらず、額面から天引きされません。2年目から、天引きされるようになります。

給与の額面についての基礎知識7:額面とボーナスについて

会社から支払われるすべてのお金のことを額面といいます。そのため、ボーナス(賞与)も1年に支払われる給与として、額面に含まれます。

しかし、ボーナスは会社の業績が悪ければ、支払われないこともあります。業績に波がある企業などは、額面にボーナスを含んでいない年収を提示するところもあります。

面接では、ボーナスが額面に含まれているのか確認すると安心です。

給与の額面についての基礎知識8:額面に交通費が含まれるのか

一般的に「額面でどれくらいもらっているのか」と聞かれた場合、交通費を含む数字になります。しかし、税金を計算するときには、少し気を付けなければなりません。

なぜなら、「社会保険」と「所得税」を計算するときには、社会保険には交通費を含んで計算、所得税に関しては、月に10万円以下なら非課税となるからです。

月に10万円以上の交通費がかかる人は、それほどいないので、交通費は額面に含めないことが多いようです。

給与の額面についての基礎知識9:額面に含まれない手当とは

会社から支給されているお金のすべてが「額面」に記載されないケースもあります。

たとえば、「家賃補助」です。実際の家賃は10万円であっても、会社が7割補助するとすれば、自分が支払う家賃は3万円で済むことになります。つまり、会社からは7万円支給されたのと同じことになりますが、これは額面には計算されません。

そのため、額面以上に実際の収入があることになります。

給与の額面についての基礎知識10:給与が月給で示されているときの注意点

求人票をみていると、給与が額面ではなく、月給で表記されていることがあります。月給で表記されている場合に注意したいポイントが「各種手当」「ボーナス」です。

求人票で額面表示していない場合には、転職したとき、月給が前職よりも高く見えてしまうかもしれません。しかし、安易に飛びつくと痛い目にあいます。

たとえば、実際は残業代がみなし残業代として月給に含まれていることもあり、額面が減ってしまうこともあります。

額面から引かれるのは所得金額によってどれくらい変わる?

日本の税制度は、収入が多ければ多いほど、税率が高くなります。これを「累進課税(るいしんかぜい)と呼びます。そのため、額面が上がれば上がるほど、手取り額は少なくなっていきます。

所得金額別の所得税率

所得税は、「給与所得」から「給与所得控除」を引いた「所得金額」です。「所得金額」から「所得控除」を引いた「課税所得」に規定の所得税率をかけた金額になります。

課税される所得金額では、195万円以下であれば5%の所得税率が適用されます。195万円以上330万円以下で10%、330万円以上695万円以下で20%と徐々に税率は上がっていきます。40,000万円を超えると45%の税率になります。

額面給与から控除される年収別控除割合の目安

年収によって、額面給与から控除される控除割合も変わってきます。所得が少ないと、税率が少ない分、控除割合も少なくなってきます。

控除される所得金額では、95万円以下であれば0円です。195万円以上330万円以下で97,500円、330万円以上695万円以下で427,500円と控除額は上がっていきます。40,000万円を超えると4,796,000円と控除額は高くなっていきます。

【額面】についての基礎知識を学んで自身の給与を正しく理解しよう

給与明細で、額面と手取りの違いをはっきりと区別することは、社会人にとって大切なことです。求人票に掲載されていた額面を「手取り」と勘違いしてしまう人も少なくありません。

また、額面と手取りの区別が理解できていないため、申請・申告書類に間違った数字を記入してしまうと、修正申告が大変です。

給料明細を見ても、よくわからないというのではなく、せめて自分がもらっている額面と手取りくらいは、把握しておきましょう。

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