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2019年06月28日

弁護士の仕事が大変な理由5選|弁護士になったらすべきこと4つ

弁護士と聞くと「意義有り!」と言っているイメージを持ったり、裁判以外の仕事は何をしているのかわからない、といった方は多いでしょう。世間一般のイメージとは違った、ドラマや小説で取り上げられることも多い、弁護士という職業の仕事内容についてご紹介します。

弁護士の仕事が大変な理由5選|弁護士になったらすべきこと4つ

弁護士の現状とは

弁護士の数は増加傾向にあります。

法科大学院を卒業した後、司法試験に合格し、1年間の司法修習の後に行われる終了試験に合格すればようやく弁護士になれる、という大変な過程がありました。

ですが、2013年の制度改正後は必ずしも法科大学院卒である必要はなく、代わりに予備試験に合格すれば、司法試験の受験資格が得られるようになりました。この制度改正後、かつて狭き門と言われていた弁護士の数は、爆発的に増えました。

法律の専門家である

法律知識のない依頼人の代わりに、法律を正しく扱うことが仕事です。法律は弁護士にとって必須スキルです。

民事事件をどう解決するか・刑事事件でどう刑罰を科すか、これらを決めるのは法律です。弁護士とは、この法律を学び、正しく使う専門家といえます。

弁護士の仕事内容

弁護士の仕事内容は、書類作成から法律相談まで多岐にわたります。

民事では、依頼人との面談(日本司法支援センター、市区町村役場、区役所に出向くケースもあります)、相手方との交渉、書類作成などがあります。

刑事事件では、拘置所や警察署まで出向き、拘置・逮捕されている人との面会もします。また、法律事務所に勤務するのではなく、一般企業の法務部などで組織内弁護士として勤務する人もいます。

弁護士の将来性

弁護士の数は、増加が予測されています。

弁護士資格は一生使える資格であり、廃業する人口よりも新たに就労する人口の方が多く、さらに、2013年の制度改正後、新たに弁護士資格を得る人の数は増加傾向にあります。

外資系企業や外国人の増加に伴い、渉外系・国際系の弁護士・M&Aや倒産などの大型案件を扱う企業法務系の弁護士の需要が増えています。

弁護士の仕事が大変な理由5選

案件は、さまざまなケースを長期にわたり同時進行します。

借金問題・交通事故・離婚問題・相続問題、これらは弁護士の仕事の4大業務分野です。法律の素人では扱いが大変なので、弁護士に依頼をするということです。

このどれもに依頼人と相手方があり、双方の主張が食い違うがゆえに法律家の出番となったという経緯があります。法律を持ち出して相手方を説得するケースもあれば、法律に沿った判決を法廷に求めるケースもあります。

弁護士の仕事が大変な理由1:仕事量が多い

毎日が戦場のような大変さという人もいます。

弁護士の日々の業務は多岐にわたります。実際に人と会う業務や電話での打ち合わせもあれば、書類作成のように一人で机に向かうものまで、内容はさまざまです。

弁護士の主な業務には、以下のようなものがあります。
  • 契約書のチェック
  • 法律相談業務(法テラスなど)
  • 各種書面の作成
  • 依頼者および関係者との打ち合わせ
  • 相手方との交渉
  • 弁護士会の各種公益活動
  • 裁判所における訴訟活動
  • 現地調査
  • 国選弁護人や破産管財人などの公的業務
  • 成年後見人業務

多くの仕事を同時進行

弁護士は、1人で100件近い案件を同時進行することもあります。

ドラマのように1つの案件に時間をかけてはいられないのが実情です。少なくても数十件の案件を抱えるのが通常で、常に各案件の進捗に注意しつつ、時間を割いて取り組んでいます。

マルチタスクができる人でなければ、大変な思いをします。

仕事に時間がかかる

年単位で担当する案件もあります。

基本的に、依頼人との打ち合わせ後、相手方に伝えて回答を待ち、さらに依頼人と打ち合わせとなるので、各自の都合によって1ヶ月以上かかるのが通常です。第三者機関が入る場合は、さらに長引くでしょう。

訴訟においては何年もの間1つの案件に関わり、裁判結果にどちらかが不服を唱えた場合には、控訴・上訴という制度を使ってさらに争うことになりますので、年数がかかってしまいます。

弁護士の仕事が大変な理由2:ミスが許されない仕事である

依頼人に与える損害は甚大です。

どんな仕事でもミスは許されないものですが、弁護士は、依頼人の財産や人生そのものを守ることが一番の仕事です。

裁判となればその結果は記録に残るだけでなく、依頼人の人生に大きな影響を及ぼします。依頼人本人だけでなく、家族に大変な苦労を味合わせる可能性もあります。

特に、刑事事件で刑罰が確定するとなった際、それが弁護士のミスが原因だとしたら大変です。

期限が設定されている仕事が多い

弁護士の仕事には、書面の提出期限が多くあります。弁護士の仕事は書面作成が主となります。

裁判の前半では弁論や弁論準備といって、書面でのやりとりが中心となりますし、その提出期限も決まっています。

また、公的機関への書類提出は期限が決まっているものがほとんどなので、締め切りに追われて大変という弁護士も多くいます。

書類を扱う業務が多い

やり取りのほとんどは書類となるため、その量は半端な数ではありません。

また、「書面に残す」という言葉のように、確たる証拠として書類を残す、という意味でも、書類作成は重要な業務といえるでしょう。

調停・裁判などで公的機関(役所など)に提出する書類以外にも、書類作成そのものを仕事として報酬を貰う場合があります。書類に法的効力を持たせるために、依頼人に依頼されて作成する書類です。以下のものがあります。
  • 示談書(交通事故、傷害事件など)
  • 金銭消費貸借契約書・準消費貸借契約書・債務弁済契約書
  • 借用書
  • 請求書
  • 売買契約書
  • 離婚協議書
  • 養育費請求書
  • 遺産分割協議書
  • 自筆証書遺言案
  • 公正証書遺言案
  • 雇用契約書・業務委託契約書

弁護士の仕事が大変な理由3:毎日裁判所に行く

案件の数が多ければ、弁護士はほぼ毎日裁判所通いとなります。

調停や訴訟をいくつも抱えていれば、自然と毎日裁判所へ通うことになります。

訴訟は基本的に月に1度しか行われないため、非常に進み具合の遅い業務となります。毎日同じ場所の別の部屋へ通うなんてことも日常です。もちろん他にも業務はありますので、往復だけでも大変です。

弁護士の仕事が大変な理由4:依頼者や相手方とのやり取り

依頼人も相手方も一般の人であることがほとんどです。

依頼人や相手方が法律や法曹界の人間ならば、弁護士や法律の状況を理解し、説明不要のやり取りができますが、そうはいきません。

法律に明るくない人間からすれば、法律というものは不可解な物です。「どうしてそうなるの」「こんな判決おかしい」と感情的になり、「自身の希望する結果でないと納得しない」といった依頼人もいますので大変です。

依頼者の気持ちに寄り添った対応が求められる

最終手段としての依頼が多くあります。

法律家に仕事を依頼する人は、トラブルを抱えていて自分ではどうしようもなくなったなど、最終手段として弁護士に仕事を依頼してくるケースが圧倒的に多くなります。

その心理は「助けて欲しい」「分かって欲しい」という物です。もし依頼内容が不可能なものでも、不可能な理由を説明し、別の手段を提案することで相手を納得させることは、大変ですが、とても重要です。

相手方との交渉

示談や和解を求めるケースが多くあります。依頼人が望むのは、裁判だけではありません。示談や和解を望む人も多くいます。

どうしても折り合いがつかず法廷へ、というケースもありますが、案件数の半分程度は相手方との和解に落ち着きます。ここまででも十分大変だったのですから、これ以上の大変さは避けられればベターです。

自分の依頼人と相手方、双方の状況からどちらが有利か判断し、互いに条件を出し合い交渉します。

弁護士の仕事が大変な理由5:刑事事件の被告人の弁護

刑事事件では加害者に弁護士がつきます。

案件には民事と刑事がありますが、刑事事件を担当することになった際には、原告人(主に被害者)を弁護するケース以外にも被告人(主に加害者)を弁護するケースもあります。

被告人には権利として国選弁護士(国が指定する弁護士)がつきますので、被告となったら必ず有罪、というわけではありません。

とても大変な業務ですが、冤罪を防ぐことにやりがいを覚える弁護士もいます。

世間から非難を浴びる

一般人の感覚と法律家の目指すところはまったく違います。

世論は報道されている内容だけで結果を求めます。大体が「極刑にしろ」「絶対有罪だ」という感情的な結果です。

ですが、弁護士は依頼人の財産や人生を守らなくてはなりません。結果、世間が求めるものとは逆となり、「極悪人を庇いう人」として世間から非難の対象となることもあり、大変に不愉快な思いをします。本人だけでなく、家族や知人が大変というケースもあります。

大変な職業である弁護士になったらすべきこと4つ

狭き門をくぐり弁護士になった後でも、大変さは続きます。

飽和状態となっている弁護士業界では、ただ資格を取っただけではやっていけません。弁護士資格が人生のプラチナカードでなくなった現在、依頼人を獲得するのが大変という弁護士もいます。

弁護士として生計を立てる、ステップアップするためには何が必要なのか、見ていきます。

大変な職業である弁護士になったらすべきこと1:ニュースや社会状況を把握しておく

法律の変化、世相の変化はとても重要です。

刑事事件でも民事事件でも、事件の判決というのは時代によって変わります。これは、判決というものが、前例と同じくらい世相を色濃く反映するからです。

法律も時代によって変化します。大変ですが、しっかりと把握しておくことが大事です。

大変な職業である弁護士になったらすべきこと2:依頼内容を実現できる交渉力

法律知識以上に交渉力が必要です。

前述したように、裁判となれば相手方とやり取りをするのですが、そこで必要なのは何よりも交渉力です。

法廷にもつれ込むよりも和解の方が遥かに楽ですし、実際に法廷で揉めることより示談や和解を目指す依頼人が多くいます。その場合、法律の知識を交えながら相手方を納得させ、依頼人の利益を守ることが仕事です。

依頼人も相手方も、感情を持った「人」なのですから、交渉力はとても重要です。

大変な職業である弁護士になったらすべきこと3:説得力をつける

説得力がなければ法律の知識は意味がありません。

依頼人を説得する場面でも、相手方との交渉の場面でも、法廷で弁論する場面でも、すべてにおいて必要なのは法律の知識と説得力です。

法律の知識をただベラベラと喋っていても、自身の言葉に力を持たせなければ、意味がありません。一般の会社におけるプレゼンや営業を思い浮かべれば分かりますが、力のない言葉には意味がありません。

大変な職業である弁護士になったらすべきこと4:感情をコントロールできるようにする

自身の正義とは逆の依頼もあるでしょう。自身の感情・感覚ではない目的地を目指さなくてはならないケースもあります。

「この依頼人に利益をもたらしたくない」「この依頼人は極刑にするべきだ」と思ったとしても、交渉・説得の場面で相手方や時には依頼人から罵倒されたとしても、自身の感情を押し込めて任務を遂行しなくてはなりません。

精神的にとても大変ですが、弁護士の基本です。

弁護士は大変な仕事である

弁護士とはハイリスク・ハイリターンな職業といえます。

弁護士の仕事は、体力的・精神的にタフでないと務まらない大変な職業です。狭き門の向こう側を目指す人は多く、その多くが何年も大変な努力をしていますが、「弁護士資格を手にすれば安泰」ではありません。

大変な職業なのに目指す人・続ける人が多いのは、依頼人からの感謝・社会的地位・収など、魅力があるからでしょう。その大変さに見合うだけの満足感のある職業です。

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