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2019年05月27日

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ

労務管理士は、企業において重要な「人材」を管理する仕事です。社会保険労務士と混同されることの多い資格ですが、実は資格の種類やできる業務に違いがあるのをご存知でしょうか。この記事では労務管理士の仕事や、資格取得に際して知っておきたい5項目をご紹介します。

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ

労務管理に係る資格とは

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士とは、企業内部での労務管理などを行う知識・能力を認定する資格です。事業の健全な発展と、労働関係当事者の福祉の向上を目的とした資格で、企業内における労務管理能力や、労務管理の基礎知識が試されます。

労務管理士は民間資格のみが存在し、各種団体がそれぞれ独自に資格試験を行なっています。2019年現在は、一般社団法人日本人材育成協会が認定試験を実施しています。

労務管理士の概要

労務管理士は、従業員の労働環境を適切に管理する仕事です。主な業務は、社内人事制度の構築・改善で、労働基準法や労務管理に関するスペシャリストでもあります。

労務管理士は、自身が就業している企業内での活用に限定されており、人事部門や総務部門など、労務管理を担う部署で活躍します。近年、働き方改革関連法によって、多くの企業で労務管理の在り方が見直されており、労務管理士に注目が集まっています。

社会保険労務士との違い

労務管理士と社会保険労務士では、資格の種類や業務内容に違いがあります。労務管理士は民間資格ですが、社会保険労務士は国家資格で、資格取得後は独立を目指すことが可能です。仕事においても、社会保険労務士のほうが、労務管理士より多くの業務を扱うことができます。

各種労働社会保険に関する手続きや書類作成は、社会保険労務士しかできない仕事で、これらの業務を労務管理士が行うと罰せられてしまいます。

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目

労務管理士の資格は、企業内での活用に限定されており、資格を取得しても独立開業することは不可能です。

しかし、世間には、労務管理士の資格を取得すれば、独立開業できるかのような印象を与えてくる、悪質な団体も存在します。悪質な団体に騙されないためには、労務管理士の資格取得に関する、正しい知識を身につける必要があります。

今回は、労務管理士の資格取得に際して知っておきたい5項目をご紹介します。

【労務管理士の資格取得】知っておきたいこと1:労務管理とは

労務管理とは、個々の従業員を適切に管理し、従業員の力を有効活用できるようにすることです。人材に関する業務が大半を締め、社員のモチベーションを保つための土台作りや、社員の力を最大限に活かすための施策を考えます。

企業が活動していく上で、労務管理は必要不可欠な業務であり、人事部または総務部門にとって重要な仕事となっています。

1:就業規則に関すること

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
従業員が常時10名以上の会社では、就業規則を作成する必要があります。労務管理士は、労働基準法の範囲で、就業時間や休憩時間などの会社のルールを作成し、従業員の意見を聞いた上で、労働基準監督署に提出します。

就業規則は、従業員に周知されてこそ効果を発揮します。労務管理士にとって、就業規則の管理は重要な仕事であり、就業規則が従業員に周知されるよう、従業員の採用時や変更時に都度周知をする必要があります。

2:勤務時間に関すること

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理では、従業員の勤怠管理も行います。勤怠管理とは、従業員の出退勤時間や休憩時間、休暇の取得状況などを管理することをいいます。

勤怠管理には、給与・賞与計算や年次有給休暇の管理だけでなく、各従業員の労働時間を適正に把握し、長時間労働を是正する目的もあります。従業員の健康の管理や、企業の生産性向上にも繋がるため、労務管理士は適切に勤怠管理を行う必要があります。

3:人事評価に関すること

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
企業によっては、人事評価に関する業務も、労務管理に含まれます。人事評価とは、従業員の仕事と業績を、定められた期間内でチェックして、公正な評価を出すことをいいます。

人事評価を行うことで、適材適所での人材配置や、社員の育成などを図ります。評価項目や評価基準を、従業員にも見えるようにすることで、社員のモチベーションを向上させることもできます。

4:労働組合との意思疎通

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理の業務には、労働組合対策などの労使関係管理も含まれます。企業は、労働組合から団体交渉を申しこまれた際、経営者と労働者の間にしこりを残さないよう、相互理解を目指して話し合いをする必要があります。

労働組合と良好なコミュニケーションを取れるようになると、従業員が企業を信頼するようになります。従業員の企業への信頼は、企業の生産性向上にも繋がるため、労働組合との意思疎通も重要な業務になってきます。

5:その他

労務管理の業務には、給与計算業務や安全衛生管理、従業員のライフイベントに沿って生じる必要な諸手続きの管理なども含まれています。

職場環境の改善も、労務管理士の大切な仕事です。長時間労働の抑止や、ハラスメントの防止など、ワークライフバランスの実現を目指して、会社の制度をより良いものへ変えていくことが求められています。

【労務管理士の資格取得】知っておきたいこと2:労務管理士の受験資格

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士の受験資格は、20歳以上の者であれば、誰でも受けることができます。年齢以外の条件はなく、性別・学歴・職業・経験は不問です。国籍も不問なので、外国籍の人でも資格取得できますが、受験には日本に居住していることが条件になります。

書類審査の場合は審査条件があり、労務管理で3年以上の実務経験を証明できるものと、労務管理士からの推敲が必要になります。

【労務管理士の資格取得】知っておきたいこと3:受験内容

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士の認定試験では、労働基準法の基礎知識や、労務管理の実践的な専門知識を問われます。労働者の採用から退職までの、一連の就業管理を行う能力があるかどうかを試験で判断し、合格すれば労務管理士の資格を取得できます。

【労務管理士の資格取得】知っておきたいこと4:労務管理士資格の難易度

労務管理士の資格取得は簡単で、書類審査でも合格できます。労務管理士の認定試験は、他の職業に就いている人でも受験が可能なため、労務管理部門への就職・転職や、人事総務部門への転属を考えている人にとっても、受験しやすい資格となっています。

【労務管理士の資格取得】知っておきたいこと5:労務管理士の取得方法

労務管理士の資格は、一般社団法人日本人材育成協会が全国各地で実施している講座を受講し、所定の試験に合格することで取得できます。試験合格後に、登録手続きを行うことで、2級労務管理士として認定されます。

労務管理について3年以上実務経験がある人は、書類審査に通過すれば2級に合格できます。労務管理士1級になるには、昇級審査試験があり、試験を通過すれば労務管理士1級になることができます。

1:公開認定講座

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
一般社団法人日本人材育成協会は、全国主要都市で公開認定講座を開講しています。講座内では、労務管理の基礎や労働基準法について学べます。公開認定講座を受講後、講座内で実施される択一式筆記試験に合格すれば、労務管理士の資格を取得できます。

2:通信講座

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
一般社団法人日本人材育成協会では、場所や時間の制約などで、公開認定講座に出られない人のために、通信講座が用意されています。通信講座を受講後、通信形式で到達度試験が受けられます。

試験に合格すれば、資格認定試験合格となり、公開認定講座と同様、労務管理士の登録手続きができるようになります。

3:Web資格認定講座

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
Web資格認定講座は、インターネットを使った認定講座で、パソコンやスマートフォン、タブレットで受講できます。所定の科目を履修すると、インターネット上で資格認定試験を受けることができます。

試験に合格すれば、公開認定講座や通信講座と同様、労務管理士の登録手続きができます。時間や場所を選ばずに試験を受けられるので、忙しくて時間がない人でも受講できます。

4:書類審査

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士の資格取得には、書類審査で合格する方法もあります。書類審査を受けるには、3年以上の実務経験の証明と、労務管理士資格取得者からの推薦が必要になります。

これらの条件を満たすと、経歴と課題論文を提出して、協会の審査を受けることができます。審査で協会が認めれば、労務管理士の資格登録が可能になります。

労務管理士のメリット4つ

労務管理士の資格を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

労務管理士の資格は、労働法規に関する知識を証明するものであり、総務や人事部門への就職・転職において有利に働きます。資格を取得すれば、労務管理のエキスパートであることを証明できるため、企業によっては、資格手当を出してくれるところもあります。

労務管理士の資格を取得することで得られる、4つのメリットをご紹介します。

労務管理士のメリット1:労務管理のスペシャリストになれる

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士になると、労働法規のスペシャリストになることができます。人事部門や総務部門では、労働基準法などの法律の知識が必要な仕事が多くあります。労務管理士の知識は、就業規則の作成や勤怠管理など、人材管理に関する業務を行う上で大変役に立ちます。

資格を取得すれば、労務管理のエキスパートであることを、企業にアピールできるため、企業によっては資格手当をもらうこともできます。

労務管理士のメリット2:就職・転職に有利

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士の資格を取得すれば、就職・転職に有利になります。企業に就職する場合、労務管理士の資格があれば、人事・労務の実務経験を実績として証明しやすくなります。

労務管理の能力を強くアピールすることができるので、人事部門や総務部門へ就職・転職する際に、労務管理士の資格は大きな強みになります。

労務管理士のメリット3:人事部門で活躍できる

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士になると、労働法規に関して詳しくなるため、人事部門で活躍できるようになります。

労務管理は、従業員を管理する業務であり、人事管理と一体となって行います。企業によっては、労務管理と人事部門を同一部署が担当しているケースもあり、人事部門の仕事を労務管理士が行うこともあります。

人事部門で労働法規の知識は重宝されるため、労務管理士の資格を保有していれば、信頼して仕事を任されやすくなります。

労務管理士のメリット4:スキルアップに活かせる

労務管理士の資格取得に際して知っておきたいこと5項目|メリット4つ
労務管理士は、労働基準法や労務管理の専門知識を一から身に付けられるので、自分自身のスキルアップに活かせます。労務管理の業務の特性上、経営上の意思決定権者の近くで仕事をすることも増えるので、キャリアアップさせていくためのチャンスも得やすくなります。

大見出し:労務管理士の資格を取得しましょう

労務管理士の資格は、企業内での活用に限定されており、単体で資格を取得しても、独立開業することは不可能です。

ですが、人材を適切に管理する能力・知識は、会社の業務にとって非常に重要であり、資格を取得すれば、自身の活躍の幅を広げたり、キャリアアップに繋げることも可能です。

労働法規について知識を得たい人や、企業でキャリアアップを目指している人は、労務管理士の資格を取得してみることをおすすめします。

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