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2019年05月21日

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選

高年齢でも公認会計士になることはできるのでしょうか。今回の記事では公認会計士と年齢の関係について、高年齢で公認会計士になるのが難しい理由や高年齢でも公認会計士になる方法などを紹介します。高年齢で公認会計士を目指している方は、ぜひご覧ください。

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選

公認会計士試験の基礎知識

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
「公認会計士試験」とは、日本の国家資格である「公認会計士」になるために必須の試験です。

国家資格は他にも弁護士や税理士といった資格がありますが、公認会計士試験を受けて公認会計士となると、税理士登録をして税理士としての業務も行える、という特徴があります。

公認会計士は税理士として登録することができますが、税理士の場合は公認会計士となることはできません。新たに公認会計士試験を受ける必要があります。

公認会計士試験の基礎知識1:年齢と学歴は不問

国家資格である公認会計士試験の基礎知識1は、「公認会計士試験には年齢も学歴も不問」であるということです。学歴での条件がなく、また年齢にも制限はないため17歳位から70歳近くの人まで幅広く公認会計士試験を受けている、という特徴があります。

例えば税理士の場合は大学や専門学校で特定の科目について勉強していること、あるいは日商簿記1級を持っていること、などの受験資格がありますが公認会計士にはありません。

公認会計士試験の基礎知識2:短答式試験

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
公認会計士の「短答式試験」はいわゆるマークシート方式の試験で、会社法・管理会計論・監査論・財務会計論の4科目の試験が1年に2回(5月・12月)に行われています。

短答式試験では総点数の70%がボーダーとなっていますが、4科目のうち1科目でも40%未満の科目があると不合格になる場合があります。どの科目も平均的に勉強し、平均70%の点数をとれるようにしておく必要があるでしょう。

公認会計士試験の基礎知識3:論文式試験

短答式試験に合格すると次に受けるのが「論文式試験」で、内容は記述式で年1回(8月)に実施されています。

必須となる財務会計論(簿記・財務諸表論)・管理会計論・監査論・企業法・租税法の5科目と、経営学・経済学・民法・統計学から1科目を選択式となります。

短答式試験合格で短答式試験を免除されるのは2年となっているため、この期間の間に論文式試験で合格しないと短答式試験から受け直しとなってしまいます。

高年齢になると公認会計士になるのが難しい理由10選

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
実際に公認会計士試験の合格者では高齢の方もいらっしゃるのですが、年齢が高くなると公認会計士になるのは難しいと言われている理由について10個ほど解説いたします。

実際に平成30年の公認会計士試験の記録を確認してみました。願書提出が最も多いのは年齢が20歳から25歳未満の4,563人で、試験合格者のうち年齢が20歳以上~30歳未満の受験者の合格率が8割を超えており、年齢が高くなるほど減少しています。

公認会計士になるのが難しい理由1:実務経験が必要

高年齢で公認会計士になるのが難しい理由1として、公認会計士はその試験に受かっただけでは公認会計士として働くことはできず、2年以上の実務経験を積む必要がある、という理由があります。

実務経験とはつまり、会計士として仕事をしなければならないということです。年齢を理由に求人がなかったり、高年齢なのにこれからさらに実務を2年以上行う必要があるということが多くの人にとって高いハードルとなってしまいます。

公認会計士になるのが難しい理由2:全体的に需要が少なくなっている

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
IT技術の発展などにより安価な会計ソフトが販売されており、会計を専門にしている公認会計士としての需要が少なくなってきていると言われています。

また、公認会計士に限らず生活の安定のため国家資格を得ようとする人が一定数いて毎年合格者が出続けているため、単純に公認会計士の人数が多くなってきているという状況もあります。

公認会計士になるのが難しい理由3:頭の柔らかさが必要

公認会計士の行う業務も時代の流れによって変わってきており、近年ではM&Aで活躍したり企業のコンサルティング業務などが増えてきているため、頭を柔らかくして対応する必要があります。

全ての高年齢の方がそうだという訳ではありません。しかし、年齢が高くなるほど頭が固くなりがちで新しいことへの対応力は落ちていく、と言われています。

公認会計士になるのが難しい理由4:就職先が年齢制限を設けている

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
高年齢で公認会計士となるのが難しい理由として、最も大きなものがこの「就職先の年齢制限」でしょう。

公認会計士の求人があっても、募集している年齢が35歳~40歳を上限としていることがよくありますので、年齢が高いというだけで就職先を見つけるのが困難になってしまうという理由です。

公認会計士になるには実務経験も必要だと解説しましたが、そのための就職ができないのでは非常に厳しいでしょう。

公認会計士になるのが難しい理由5:繁忙期の激務に耐える体力がない

公認会計士は年中忙しいという訳でもなく、企業の決算やM&Aなどで繁忙期がくることがありますが、高年齢ではこのときの激務に耐えられるだけの体力がない、という理由です。

若いころならば繁忙期だけ残業する必要がある、という場合も多少は無理がききます。高年齢となってくるともう無理がきかない年齢になってきており、すぐに体調を崩すリスクがあるため、激務に耐えられるだけの体力がないと判断されてしまいます。

公認会計士になるのが難しい理由6:ITリテラシーの不足

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
高年齢で公認会計士になるのが難しいとされる理由6は「ITリテラシーの不足」ですが、これは昔はなかったITが現在は普通に使われており、それらを充分に使いこなす能力が求められているからでしょう。

ITリテラシーとはITを理解し使いこなすことですが、ITリテラシーが不足していると近年の公認会計士業務では支障が出てしまいます。積極的にITを学んでいる高年齢の方もいらっしゃいますが、全員ではありません。

公認会計士になるのが難しい理由7:視力の低下

年齢を重ねると目がかすんだり視力が低くなる傾向がありますが、こういった視力の低下も高年齢で公認会計士になるのが難しくなる理由としてあげられます。

公認会計士は細かい数字をチェックすることが多いので、視力が低下していたり文字が見えにくかったりすると業務に支障をきたすことがあると考えられるからでしょう。

公認会計士になるのが難しい理由8:若手とのコミュニケーションが難しい

高年齢で公認会計士となるのが難しい理由8は、「若手とのコミュニケーション」をとることがなかなか難しくなっている、という理由です。

高年齢で公認会計士となった場合、クライアントや仕事の関係者が自分より若い人である場合が多くなります。若い人とも問題なくコミュニケーションをとれる人ならば問題ないのですが、年齢が高いことにこだわりを持つ人であった場合は若手とのコミュニケーションが取りづらくなるでしょう。

公認会計士になるのが難しい理由9:家庭持ちが多く勉強の時間が取りにくい

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
公認会計士試験は願書提出者も合格者も20歳~30歳までがほとんどであるという実情がありますが、これは高年齢となると家庭を持っている人が多く、勉強に時間をさくことができにくいといった理由があります。

若い20歳~30歳のうちは結婚しておらず、子どももいないか学生で勉強に集中できる環境が整っている人が多いです。年齢が高くなると家庭もちの割合が増え、それだけ勉強にあてられる時間が減っていくことになります。

公認会計士になるのが難しい理由10:プライドを捨てるのが難しい

高年齢で公認会計士になるのが難しい理由10は「プライドを捨てるのが難しい」です。

高年齢で公認会計士になろうとすると上司が自分よりはるかに下の年齢である場合があり、それでも問題なく勤務できるのかという理由です。

こだわりなく働ける人であれば構わないでしょう。しかし年齢が上であることに固執している人もそれなりにいます。そういった人にとっては、年下の上司やクライアントとの付き合いが難しい場合があります。

高年齢になっても公認会計士として働く方法5選

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
ここまでは高年齢で公認会計士になるのが難しい理由について10こほど紹介してきましたが、それでは実際に高年齢で公認会計士として働くにはどうしたらよいのでしょうか。

ここからは、高年齢になっても公認会計士として働くにはどうすればよいのか、中小企業に入社するや自分の市場価値を上げる方法、いっそ独立してしまうなどのさまざまな方法について解説していきます。

公認会計士として働く方法1:中小企業の経理部で働く

高年齢でも公認会計士として働く方法1は、監査法人や大手企業ではなく中小企業に就職して経理部で働く、という方法です。

この方法のメリットは大手や監査法人では若手が多いのに対して、中小企業では全体の数が少なく経理部の人員も少ないため、多くの若手とコミュニケーションをとる必要が少なくなるということでしょう。

公認会計士試験に合格している人が経理部に入るということで、一目置かれることもあるでしょう。

公認会計士として働く方法2:他の資格を取得して価値を上げる

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
公認会計士としてだけでなく、弁護士資格など他の資格も取得しておくと多くの資格保有者として、高年齢でも自分自身の市場価値を上げることができるでしょう。

とくにM&Aに公認会計士として関わるような場合は、公認会計士としてだけでなく税理士や弁護士といった専門家が必要になる場合があります。多くの資格を取得しておくことでたいていのことは1人でできるようになっていると、企業からの評価も高まることでしょう。

公認会計士として働く方法3:独立する

試験に合格し実務経験を経て晴れて公認会計士になった後は、公認会計士として独立するという方法もあります。

年齢が下の上司を持つという可能性はなくなりますが、自分自身で顧客を開拓していかなければなりません。公認会計士になる前の職で人脈を幅広く持っており、公認会計士となった後でもちゃんと顧客を得られるようなら独立してしまうという手段もよいでしょう。

公認会計士として働く方法4:コネ入社

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
公認会計士となる前からの知り合いを通じて入社する、という方法は高年齢で公認会計士となりたい場合には非常に有効でしょう。

コネ入社というと悪いイメージがありますが、公認会計士としてすでに人柄を知っている人を雇うというのはお互いにとってメリットがあります。

企業側は雇う人についてよく知っているため人材獲得で失敗をしにくいですし、雇われる側も高年齢でも関係なく雇ってもらえるためメリットがあるでしょう。

公認会計士として働く方法5:海外で働く

高年齢でも公認会計士として働く方法の最後は、年齢が重視されがちな日本を思い切って出て、海外で働くという方法です。

海外では年齢よりも実力主義であるため、年齢を気にされる機会が少なくなります。転職やヘッドハンティングも多いため、高年齢でも問題なく就職活動を行えるでしょう。

ただし、海外で公認会計士として働くならまず英語に問題がないこと、USCPA(米国公認会計士)資格を取得している必要があるでしょう。

高年齢になっても公認会計士にチャレンジしよう

公認会計士と年齢の関係|高年齢になると就職が難しくなる理由10選
高年齢になると公認会計士になるにはさまざまなハンデが発生してしまいますが、だからといって高年齢だからなれないという訳ではありません。

高年齢でも公認会計士として働く方法はありますし、65歳を超えて公認会計士試験に合格する人もいますので、ぜひ今からでも諦めることなくチャレンジしてみましょう。

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