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2019年05月15日

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング

アメリカのビジネス風土から生まれた「CxO(執行役員)」制は、「企業の不正行為の防止」「競争力・収益力の向上」などを図る執行体制として、グローバルスタンダードになりつつあります。このような「CxO」制の成り立ちや、その種類、意味などレビューします。

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング

アメリカの役職と日本の役職の違いってあるの?

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカでは、企業統治の観点から会社の管理構造が見直され、会社における経営側と業務執行側の分離を受けて、業務執行にあたる「COO」など「主要上級執行役員」が役職者として位置づけられています。

日本の役職(社長、専務、常務など)は内部的職制によるもので、会社法で規定する取締役、監査役、会計参与の役職とは区別されます。その役職は、アメリカの役職と異なり、会社内のヒエラルキーを表現します。

アメリカにおける役職の種類25

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカにおける役職は、アメリカ法律協会の「企業統治の原則:分析と勧告」に規定された「CEO」「COO」など数多くの役職がありますが、これらの役職は会社が経営戦略を実行するさい必要性に応じ設けられます。

役職に就任する人材については、その専門領域のスペシャリストで、経営課題を解決できるスキルを備えていることが望まれます。アメリカでは、こうした人材を組織内で賄えない場合は外部から招聘する例もあります。

役職1:CEO(Chief Executive Officer)

アメリカの「CEO(Chief Executive Officer)」は、「最高経営責任者」の役職を意味します。「CEO」は、経営会議の議長として、企業戦略の策定や経営方針の決定など長期的な経営事項を決定し実行する責任を負います。

「CEO」の呼称は、アメリカでは事実上の権力序列を示す肩書きとしても使われ、「COO」の上位に位置し、会社における役職の最高位のポジションをシンボライズします。

役職2:COO(Chief Operating Officer)

アメリカの「COO(Chief Operating Officer)」は、「最高執行責任者」の役職を意味します。「COO」は取締役会で選任され、取締役会・最高経営責任者(CEO)の指揮・統括のもと、企業経営など業務執行を統括しその執行責任を負います。

「COO」は決定された経営方針や業務内容を忠実に執行することが求められ、「COO」が「CEO」の方針に異議を唱えるべき立場にはありません。

役職3:CAO(Chief Analytics Officer)

アメリカの「CAO(Chief Analytics Officer)」は、「最高分析責任者」の役職を意味し、情報技術の進展とデータ収集の増加を受け、そのデータ解析と新たなビジネスチャンスをもたらすデータの創出が求められています。

「CAO」には、蓄積したビッグデータをビジネスの優位性の確保のため戦略的に活用する役割があり、統計分析、マーケティング、財務などに関するスキルが必要となります。

役職4:CFO(Chief Financial Officer)

アメリカの「CFO(Chief Financial Officer)」は、「最高財務責任者」の役職を意味し、事業全体の運営における財務に関する業務の執行に責任を負います。

コスト、予算、税金、経済戦略や予測に関する事項など、広範囲にわたる専門領域の識見が必要なため、アメリカでは公認会計士や経営学修士(MBA)などの有資格者を外部から招聘することも多く見られます。

役職5:CSO(Chief strategy officer)

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アメリカの「CSO(Chief strategy officer)」は、「最高戦略責任者」の役職を意味し、変化の激しい経営環境とビジネス競争のなか、「CEO」の片腕となって迅速な戦略立案の役割を果たします。

「CSO」は、「SEO」とともに会社の戦略立案を行い、実行プロセスを策定して、組織横断的なシナジー効果を生み出すことが求められています。

役職6:CSCO(Chief Supply Chain Officer)

アメリカの「CSCO(Chief Supply Chain Officer)」は、「最高サプライチェーン責任者」の役職を意味し、調達・生産・販売の各プロセスの財務分析を行って、課題の洗い出しと迅速な対策を行います。

コスト削減・リスクマネジメント・顧客ニーズ対応・グローバル化・可視化など課題に対し経営戦略を立てるとともに、サプライチェーンを構成する組織・企業と戦略的な関係を築きます。

役職7:CKO (Chief Knowledge Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CKO (Chief Knowledge Officer)」は、「最高知識責任者」の役職を意味し、企業に蓄積されたあらゆるノウハウや知識を統括管理し、知識伝達システムの開発・導入などの役割を担います。

「CKO」の役職の業務は「CIO」よりも広範囲にわたり、知識への投資収益率(ROI)を最大化したり、ブランディングなどの無形資産からの収益の拡大を図っていきます。

役職8:CLO(Chief Legal Officer)

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アメリカの「CLO(Chief Legal Officer)」は、「最高法務責任者」の役職を意味し、企業の法務関係の業務全般を統括します。訟務事案など会社が直面する問題や企業活動に対する法的規制の問題を把握し、そのリスクを最小限に抑えるための法的対抗措置を行うなどします。

企業におけるコンプライアンス取り組み(カリキュラムプログラムによる従業員教育など)も「CLO」の責任の範囲になります。

役職9:CMO(Chief Marketing Officer)

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アメリカの「CMO(Chief Marketing Officer)」は、「最高マーケティング責任者」の役職を意味し、企業が行うマーケティング全般の責任者として各部門ごとのマーケティング業務を有機的に統合させる役割を担います。

その役職の特徴として、PR会社、事業パートナーなどステークホルダーとの連携を保ちつつ、マーケティングの視点から組織全体の方向性や戦略立案に携わることが求められます。

役職10:CIO(Chief Information Officer)

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アメリカの「CIO(Chief Information Officer)」は、「最高情報責任者」の役職を意味し、情報・情報技術の管理・導入、これらテクノロジーの有用性を担保する責任を負います。

ビジネスにおけるIT・コンピューターテクノロジーの必要性が増し、コンピューターシステムの保守業務に加えて、情報戦略の優位性をもたらすコンピューターテクノロジーの将来予測など求められる役割が増えてきています。

役職11:CTO(Chief Technology Officer)

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アメリカの「CTO(Chief Technology Officer)」は、「最高技術責任者」の役職を意味します。

そして、技術戦略の方向性の決定、研究開発のビジネス的側面からの分析・立案、会社のインフラストラクチャー(データ、セキュリティ、メンテナンス、ネットワークなど)の監督に責任を負います。

製造業やIT業界など独自技術力が集積する企業では、「COO」などと並んで極めて重要な役職となります。

役職12:CAO(Chief Accounting Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CAO(Chief Accounting Officer)」は、「最高会計責任者」の役職を意味し、元帳勘定、財務諸表、原価管理システムなどの会計機能を監督する責任を負います。

会計関係の各種規制の遵守と実践状況のチェック、財務戦略を展開する「CFO」との協力も大切な業務で、この他にも会計上の記録簿冊(元帳勘定、経費計算書など)の管理や原価管理方針が確実に守られているかも確認します。

役職13:CISO(Chief Information Security Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CISO(Chief Information Security Officer)」は、「最高セキュリティ責任者」の役職を意味し、企業内の情報システムのセキュリティ対策や機密情報・個人情報の管理など情報セキュリティ全般を統括します。

この役職が担う「情報セキュリティ」は、情報資産をハッキングなどの脅威から守り、安全を維持することにあり、情報の機密性・完全性・可用性の維持が求められます。

役職14:CBO(Chief Branding Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CBO(Chief Branding Officer)」は、「最高ブランド責任者」の役職を意味し、企業におけるブランドの資産としての価値を高めるために、消費者・顧客に対するブランディング活動など経営戦略を担います。

この役職が担う「ブランド戦略」は、企業ブランドイメージの優位性を確保するため、マーケティング戦略と一体となった戦略の構築・展開が求められます。

役職15:CBO(Chief Business Officer)

アメリカの「CBO(Chief Business Officer)」は、「最高ビジネス責任者」の役職を意味し、ビジネスユニットにおける業績の完遂や目標越えするための企業戦略の円滑な執行を担います。

「CBO」は、マーケットの変化に対する鋭敏な洞察力を持ちつつ、業務執行、技術戦略、財務管理、執行機関の統轄などにあたり、顧客目線にたつ企業組織の構築・育成を目指します。

役職16:CDO(Chief Development Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CDO(Chief Development Officer)」は、「最高開発責任者」の役職を意味し、企業の製品開発における責任を負います。研究開発部門と連携した製品開発にあたるとともに、その事業戦略や収益戦略を構築し実行します。

「CDO」は、その役職の性格から、組織の事業全般に関する全ての事項について幅広い包括的な知見を持つことが求められます。

役職17:CHO(Chief Human resource Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CHO(Chief Human resource Officer)」は、「最高人事責任者」の役職を意味し、企業にとり重要な人的資源に関し、企業ビジョンや理念との関係性の維持・改善を通じて、企業価値の増大に寄与する役割を担います。

「CHO」の役職の性格から、その立場は単なる人事部長としての位置づけでなく、人事機能を統括する経営幹部として企業経営に参画する権限を持ちます。

役職18:CLO(Chief Learning Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CLO(Chief Learning Officer)」は、「最高人材育成責任者」の役職を意味し、ビジネスプランに直結した組織・人材開発、戦略的社員教育・教育コンテンツの開発・運営や後継者育成制度の構築などを担います。

アメリカでは、このような会社の人材育成に特化した役職「CLO」の重要性が認知されはじめています。

役職19:CRO(Chief Risk Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CRO(Chief Risk Officer)」は、「最高リスク管理責任者」の役職を意味します。

企業経営などに伴い派生するリスク全般を予測・未然防止するなどリスク戦略を担当し、万一のリスク発生時には、その被害を最小限に軽減して経営陣をサポートする役割を担います。

役職20:CVO(Chief Visionary Officer)

アメリカの「CVO(Chief Visionary Officer)」は、「最高事業計画責任者」の役職を意味し、企業全体のビジョンの構築と、会社ビジョンの全社的浸透を担います。

「CVO」は、事業全般に関連する幅広く包括的な知見を備えるとともに、未来志向の確固としたビジョンを持つことが期待されています。

役職21:CPO(Chief Privacy Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CPO(Chief Privacy Officer)」は、「最高個人情報責任者」の役職を意味し、企業が管理する顧客・社員などの個人情報の保護管理に責任を持ちます。

個人情報の保護管理に関する社員教育からプライバシーポリシーの構築、監査、評価、システム管理に至るまで情報保護に関する広範な業務を統括します。

役職22:CPO(Chief Production Officer)

アメリカの「CPO(Chief Production Officer)」は、「最高プロダクト責任者」の役職を意味します。企業の収益・利益の価値創造を満たしつつ顧客の満足度に応える製品やサービスの開発・運用・管理に責任を持ちます。

役職23:CPO(Chief Project Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CPO(Chief Project Officer)」は、「最高計画責任者」の役職を意味します。

「CPO」は、プロジェクトベースの部門・企業(IT部門、アウトソーシング企業、コンサルティング企業、エンジニアリング企業など)で、プロジェクト、プログラム、ポートフォリオにおけるガバナンスを確立するとともに、その活動を具体的に指示します。

役職24:CSO(Chief Safety Officer)

アメリカの「CSO(Chief Safety Officer)」は、「最高安全責任者」の役職を意味します。労働災害防止のための施設管理や安全プログラムの履行監視により、リスクの低減やプロセスの改善を指示し、生産性の低下やコストの増加などの要因を除去する役割を果たします。

労働基準や業界ガイドラインの抵触、訴訟の可能性など企業経営上のリスク要因を分析し予防措置を講じるなども「CSO」に求められます。

役職25:CQO(Chief Quality Officer)

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカの「CQO(Chief Quality Officer)」は、「最高品質責任者」の役職を意味します。企業の提供する製品・システム・サービスなどの品質管理に責任を持ちます。

アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキングTOP10

アメリカの「CEO」は、「最高経営責任者」の役職を意味します。「CEO」は、企業戦略の策定や経営方針の決定など長期的な経営事項を決定し実行するトップマネジメントを担う役職の最高位のポジションです。

アメリカのビジネス界で、誰が「理想のCEO」としてレスペクトされているのか、「グラスドア」などの各種調査からアメリカ人が選ぶ、レジェンドから今が旬の「理想のCEO」まで見てみましょう。

ランキング10位:ティム・クック

アメリカ・アラバマ州出身でアップル」の「CEO(最高経営責任者)」です。2011年スティーブ・ジョブズの引退に伴い「CEO」に就任、現在に至っています。2205年以来、NIKEの取締役もつとめています。

ランキング9位:グレン・ジョンソン

アメリカ・アトランタに本拠を置く人材派遣会社「インサイトグローバル」会長です。2001年創業以来、ファウンダ兼「CEO」として17年間経営に携わっていました。「インサイトグローバル」はアメリカのトップ企業「フォーチュン1000」を顧客としています。

ランキング8位:ジョン・シュリフスキー

アメリカ・ウィスコンシン州を本拠とする大手の生命保険会社「ノースウエスタンミューチュアル」の「CEO」として、企業理念「規模の大きさよりも安全性を希求する」のもとステディーな経営姿勢を貫いています。

ランキング7位:ロイド・ブランクファイン

アメリカ最大級の投資銀行「ゴールドマン・サックス」の「CEO」として2006年に就任し、2018年末までつとめました。トレーダー出身で、その強力なリーダーシップで社内を統括しました。

ランキング6位:ヒュー・グラント

アメリカの農薬大手「モンサント」の「CEO」として、2003年から2018年まで経営にあたっていました。2018年、ドイツの大手製薬会社「バイエル」による「モンサント」買収により、「CEO」を退任しました。

ランキング5位:スコット・シェール

アメリカ・フロリダ州を本拠とする企業向けソフトの開発・販売をする大手テクノロジー企業「アルティメットソフトウェアグループ」を1990年に設立しました。以来今日まで「CEO」として経営に携わっていました。

2019年5月に、投資会社「Hellman&Friedman Capital Partners」が同社を買収しました。

ランキング4位:マーク・ザッカーバーグ

アメリカのソーシャルネットワーキングサービスサイト「Facebook」の創業者兼「CEO」です。2010年、社会貢献キャンペーン「ギビング・ブレッジ」に協力し、資産の半分以上を慈善活動に寄付しました。

ランキング3位:チャールズ・バット

アメリカ・テキサス州に本拠を置くスーパーマーケットチェーン「HEB」の「CEO」として1971年から経営に携わっています。非上場企業で短期的な業績追及でなく、顧客満足度・従業員満足度を経営の重点としています。

ランキング2位:マーク・パーカー

アメリカ・オレゴン州に本社を置く、スニーカー・スポーツシューズ・ウェアなどスポーツ関連商品を扱う世界的企業「ナイキ」の「CEO」として2006年社長兼「CEO」として就任、現在に至っています。

ランキング1位:ラリー・ペイジ

アメリカ・カリフォルニア州に本社を置く検索エンジンなどインターネット関連のサービスと製品を提供する多国籍テクノロジー企業「Google」の前「CEO」で、現在は「Google」の持ち株会社「アルファベット社」の「CEO」に就任しています。

「Google」は、各企業と比べて社員支持率が高く、入りたい会社のナンバーワンになっています。

アメリカにおける役職の種類を確認しよう

アメリカにおける役職の種類25|アメリカ人が選ぶ「理想のCEO」ランキング
アメリカでは、企業経営における「執行」と「監視」が分離され、企業経営の各現場レベルの執行を担う「Officer(役員)」制により企業活動が行われています。企業の性格・規模・ビジネス環境などにより、その企業に置かれる役職が異なりまた変化します。

アメリカのビジネス風土に特有な役職を理解することは、グローバル化の進む企業活動に必須のスキルかも知れません。

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