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住宅構造の鉄筋と鉄骨の違い・鉄筋や鉄骨と木造の違い

初回公開日:2017年10月04日

更新日:2017年10月04日

記載されている内容は2017年10月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

憧れのマイホームを建てるからには、十分に納得した家作りをしたいものです。そのためには正しい知識が必要です。例えば住宅構造の違いによって予算、税金も変わってきます。ここでは、鉄骨と鉄筋の建物の違いについてご紹介します。自分たちのニーズに合った家を建てましょう。

住宅構造の鉄筋と鉄骨の違い・鉄筋や鉄骨と木造の違い

憧れのマイホーム!

憧れのマイホームを建てるときは喜びも大きいですが、大きな買い物である以上慎重にもなります。マイホームを建てるのですから色々な情報を調べて決定していきます。その決定の1つにどのような構造の家にするかということが含まれます。

例えば鉄筋と鉄骨の違いについて考えたことはあるでしょうか?ここでは、鉄筋と鉄骨の違いについて詳しくご紹介します。

住宅構造の鉄筋と鉄骨の違いとは?

鉄骨ってなに?

鉄骨構造の家は、家の骨組みに鉄を利用して作られる構造のことです。鉄骨の中でも、重量鉄骨と、軽量鉄骨の2種類に分かれます。

重量鉄骨は厚さ6ミリ以上の鋼材を利用する方法です。柱をが少ない構造なので、間取を自由に設定しやすいというメリットがあります。広い空間を生かした家を作りたい場合は、重量鉄骨が向いています。反対にデメリットは、全体的に重くなるので、地盤がしっかりとしている場所でしかこの方法を用いることができないという点です。そして、費用も高くなります。

軽量鉄骨は、厚さが6ミリ以下の鉄骨を使って作られる構造のことです。地盤に大きな問題がなく、間隔が狭い土地に、軽量鉄骨を使った建築が向いています。

鉄筋って何?

鉄筋コンクリートという言葉をお聴きになったことがあるかもしれません。鉄筋の建物は、直径数センチの鉄を使い、型を作り、そこにコンクリートを流し込むという構造です。鉄をコンクリートでコーティングしている構造になっています。それで鉄筋のことを鉄筋コンクリートとも呼びます。

錆びやすい鉄をコンクリートで覆うことによって、強度を強めています。マンションなどの高層ビルの建設に使われる建設方法です。

鉄骨と鉄筋って具体的にどうなの?

騒音

鉄骨は、柱に鉄を使っている構造です。柱以外の材料は木材などで作られています。そのため、騒音効果を期待することは難しいです。反対に、鉄筋は壁もコンクリートで作られていますので、騒音防止効果を期待することができます。鉄筋構造で防音効果を望む場合、壁や床、天井に緩衝材や吸音材を使用することをお勧めします。

耐震

鉄骨は鉄や鉛の粘りによって揺れに耐えるように設計されています。地震で建物が揺れた時に、鉄骨が粘り、変形します。この揺れが地震の衝撃を吸収してくれる効果があります。粘りの影響で建物時代の揺れはひどく感じますが、建物自体に与える影響は少ないと言えますが、地震後に起こった火事に対する耐久性は期待できません。

反対に鉄筋は、鉄骨をコンクリートで固められているため、とても丈夫な作りになっています。鉄は引っ張る力に強いのですが熱には弱いという特徴があります。コンクリートは引っ張る力には弱いのですが、熱や圧縮力に強いという特徴があります。

鉄とコンクリートの欠点を補い合う形になっているので、地震の揺れにも強く、その後に起こった火災にも強いのです。実際に起きた阪神大震災で鉄筋で作られた建物(新基準のもの)の崩壊は少なかったというデータが残っています。

コスト

コストを比較すると、鉄筋の方がコストが高いという結果になっています。丈夫な作りの分コストがかかるのは当然と言えば当然です。

ただこの時、建てることだけでなく壊すことも考慮に入れましょう。鉄筋は、解体にもコストがかかります。家を建てる時に家を壊すことはあまり考えたくないかもしれませんが、事実として、計算に入れておきましょう。

耐火

先ほども少し触れましたが、鉄は熱に弱いという弱点があります。柱の部分で鉄を使っている鉄骨は鉄がむき出しになっています。反対に鉄筋(鉄筋コンクリート)構造の建物は、鉄をコンクリートで覆っています。火災が起きた時、火に直接触れない鉄筋(鉄筋コンクリート)の建物方が耐火構造だと言えます。

寒さ

鉄やコンクリートで作られた建物ですから、冬になると寒いというイメージはつきものです。実際多くの人は、鉄骨の一軒家を建てる場合や、鉄筋コンクリートのマンションに住む場合、冬に寒いのどうで悩んでいるようです。

実はよっぽど欠陥住宅でない限り、最近の鉄骨の家も鉄筋の家も機密性がしっかりしていて、風を通しません。そして断熱材などを入れ、断熱対策をきっちりとしています。鉄筋コンクリートだから寒い、鉄骨だから寒いという概念でなく、断熱対策がどれだけ行われているのかということが、冬に寒いのかという点と結びついてきます。

「寒いか寒くないか」というのは明らかに主観的なもので、人それぞれ感じ方が違いますので、はっきりと断言してしまうのが難しいテーマです。

建築会社の中には、モデルルームに泊まってみてどのような家なのか実際に体験することができるサービスがあるところがあります。「自分は寒がりだから」と心配な方は、どれだけ断熱対策ができているのか、冬に実際に体験することをお勧めします。

鉄筋や鉄骨と木造って何が違うの?

木造住宅は長年日本で採用されてきた建築方法です。特に鉄骨の建築方法を採用する多くのハウスメーカーは鉄筋や鉄骨の家を「頑丈な家」ということを全面に売り出しています。地震大国である日本で、できるだけ丈夫な家を建てたいという気持ちが生まれてくるのは当たり前のことです。それで、鉄骨で家を建てたいと思う人も増えてきています。

木造のデメリットは?

「木造は鉄筋や鉄骨に比べて弱い」と言われてます。耐久性、耐火性などの実際の数字を見比べてみると、鉄骨や鉄筋で建てられた建物は耐久性が優れていることが数字に表れています。

特に大きな建物になると、数字は明確で、鉄筋、鉄骨で作られているもの方が、木造で作られているものに比べて耐久性のが2倍ちかくになっていることもあります。住宅の場合も耐久性や耐火性ということを考えると、やはり鉄筋や鉄骨にはかないません。シロアリの問題などもありますので定期的なメンテナンスが欠かせません。

木造のメリットとは?

しかし、反対にちゃんとメンテナンスをしてあげると、木造でも快適な生活を送ることができます。木造の利点は、建築費用を低く抑えることができること、木造特有のリラックス効果を期待できること、リフォームがしやすいことです。

自然に囲まれているとなんとなく落ち着くという方も多いように、人間は、有機質のものが近くにあることを好みます。木造建築は気がふんだんに使われているので、どことなく温かい家づくりができるのです。

また、家は生き物です。住む家族の構成は、年月が経つと変わってきます。それによってリフォームをすることもあります。そんな時比較的簡単にリフォームができるのは木造建築のメリットです。

鉄筋と鉄骨って簡単に見分けられるの?

建物は大抵、モルタルが塗られています。それで、素人が簡単に見た目で鉄骨と鉄筋と見分けるのは難しいといえます。一番の方法は、天井点検口を開け中を見てみることです。鉄の柱がむき出しになって入れば鉄骨ですし、そうでないばいは鉄筋ということになります。ただ、この方法を使って素人が勝手に判断するには危険すぎますので、専門家の意見を聞くことをお勧めします。

固定資産税の額って変わるの?

鉄筋や鉄骨の建物と木造の建物とでは固定資産税の額が変わります。木造の方が低い額になっています。では、鉄筋と鉄骨では違いがあるのでしょうか。

まず固定資産税とは、土地や建物など、その人が所有しているものに対して課税される税金のことです。家やビルを所有している人にはもちろん固定資産税が課税されます。一般的に鉄筋コンクリートの建物のほうが固定資産税が高いです。

しかし、これはデメリットだけとは限りません。鉄筋コンクリートの建物は劣化がそれほど激しくありません。耐久性、耐火性に優れています。それで建物の価値を認められ高い固定資産税が課税されているのです。資産価値が下がる可能性が少ないということを意味します。

余談ですが、固定資産税は、鉄筋か鉄骨かだけでなく、屋根や壁に使われている材料によっても変動します。役所など詳しい機関に確認することをお勧めします。

住宅を建てる前に特徴を知ろう!

マイホームを建てる、もしくはマンションを買うというのは一生に一度あるかないかの一大事です。自分たちだけでなく、親や子供など周りにも影響してくることでもあります。予算なども考えながら、自分たちのニーズに合っている家を急がずじっくりと建てることをお勧めします。

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