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49日とは?正しい49日の数え方|ペット/宗派別/地域別の数え方

初回公開日:2017年09月18日

更新日:2017年09月18日

記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

49日の数え方は宗派や地域によって異なるために、戸惑いを感じる人も多くいるのではないでしょうか?今回は49日までの忌日の数え方だけでなく、ペットの場合にはどうなるのかということや、宗派・地域による49日の数え方の違い等を、解説します。

49日とは?正しい49日の数え方|ペット/宗派別/地域別の数え方

49日とは

人が亡くなってから49日経つ頃に、親族でお寺に集まってお経をあげて貰うことを知っている人は多いでしょう。けれども、なぜお経をあげて貰うのかまではわからない人もいるのではないでしょうか。ここでは、49日にお経をあげて貰う理由についてご説明します。

そもそも49日って何のためにするの?

仏教においては、故人は亡くなってから7日ごとに生前の行いに基づいて審判を受けるとされています。そして、その7回目の審判の時に評決を下すのがかの閻魔大王であり、生まれ変わった後の処遇において、特に大事な審判になると言われています。

そのため審判において、少しでも故人にとって良い計らいがして貰えるようにと、お経を読んで故人の功徳を積むようにします。それが49日の法要です。

あの世の審判には、そういった親族からの願いも生前の功徳の賜物として、考慮の対象になるとされています。故人を偲びつつ、故人の審判を親族一同で援護するのです。

49日までの数え方

49日までの数え方について、どこの日から数え始めたら良いのか困惑するようなこともあるでしょう。

一般的な49日までの数え方では、亡くなった日を1日目と数えて、49日目に当たった日が49日になります。けれどもこの49日までの数え方は、地域や宗派によって多少の違いがあります。地域や宗派によってどのように数え方が変わってくるのかについては、後述させて頂きますので、ぜひそちらをご覧ください。

49日を計算で割り出す場合は

今はパソコン上に亡くなった日を入力すれば、自動で49日を割り出してくれるソフトもあります。けれども、パソコンに頼らず割り出したい人もいることでしょう。一番簡単な数え方は、カレンダーを見て亡くなった日の前日ところを、7週下に同じ曜日で下がることです。亡くなった前日は、数える日に入れません。亡くなった次の週から7つ下がります。

例えば、2017年の1月2日(月)に亡くなったなら、その前日は1月1日(日)です。1月1日(日)は含まず、1月8日(日)から7週数えると、2月19日(日)が49日に当たります。49日当日が土日でなければ、親族が出席しやすいよう49日の少し前の土日にすることが多いようです。

49日以外の法要ミニ知識。繰り上げ初七日って?

法要はそう頻繁にあるものではないので、49日の他にもわからないことが多いのではないでしょうか。

また今は、初七日などを葬儀と同じ日に行ってしまうパターンも多く見られます。葬儀と同じ日に行うパターンとしてよく聞くのが、繰り上げ初七日です。一方で、式中初七日という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。その2つはどのように違うのでしょうか。

その他、初七日から49日までの忌中の間の日の数え方、49日から先、忌中明けの法事の数え方等も解説します。

繰り上げ法要とは?特に繰り上げ初七日と式中初七日の違い

亡くなった当日から数えて7日目を初七日と言い、初七日の法要をするとされています。けれども皆忙しく働く現代社会では、七日目にまた多くの親族に集まって来て貰うのが厳しいことも多いでしょう。そのため今では葬儀当日、火葬が終わった後にまた菩提寺等に戻って来て、初七日を一緒に行ってしまうパターンが一般的です。

そのように日程を前倒しで行う法要のことを、繰り上げ法要と言います。かつ火葬後に菩提寺に戻って来て行う初七日を、繰り上げ初七日と言います。

一方葬儀後初七日を続けて行い、出棺するのを式中初七日と言い、最近出て来た新しいスタイルです。どちらのスタイルで行うかは、菩提寺との相談で決まるでしょう。

初七日から49日までの数え方

亡くなった当日から49日までは忌中と言われ、本来は7日ごとに追善供養をするとされていました。そのため、初七日から1週間ごとにカウントし、35日(=五七日)や49日(=七七日)の時点で、法要を行うのが一般的です。

初七日からの数え方は、「初七日(しょなのか)」「二七日(ふたなのか)」「三七日(みなのか)」「四七日(よなのか)」「五七日(いつなのか)」「六七日(むなのか)」「七七日(なななのか)」となります。

仏教では、亡くなった人が生前の行いについて、7日ごとに審判を受けるとされています。7日ごとの追善供養は、亡くなった人の功徳を高めるためであり、今もその習慣が残る地域があります。

49日から先の法事の数え方

49日の次は100日の法要となります。またこの100日の法要で、お墓に納骨するケースも多くあるでしょう。

100日から先、丁度亡くなってから1年後から先の数え方は、1年後が「1周忌」、2年後が「3回忌」、6年後が「7回忌」と続きます。なぜ1周忌だけ読み方が違うのかというと、亡くなって1年の時は「亡くなって1周年」ということで、1周忌と言います。亡くなって2年経つまでには、亡くなった時の葬儀、1周忌と大きな法要を重ねてきています。そのため2周年だけど「大きな法要としては3回目」という意味で、3回忌と言います。7回忌から先も同様です。法事の数え方は混乱しがちですが、しっかりと整理しておきましょう。

ペットの49日の数え方

家の中でペットを飼っている人も多いでしょう。ペットの場合の49日の数え方は、どのようになるのでしょうか。

犬の場合

犬の49日までの数え方は、人間の場合と同じです。亡くなった日を1日目として、49日目までは忌中とされます。愛犬がしっかりと成仏し生まれ変われるよう、家の中で大切に供養してあげましょう。

犬以外の動物の場合

犬以外の場合でも、49日までの数え方は人間と一緒です。亡くなった日を1日目として、49日を過ぎたらあの世に旅立ち、生まれ変わっているとされます。

今はペットも家族同様、お経をあげて供養してもらうご家庭が多くあります。たとえ亡くなってしまったとしても、家族と同じように弔ってあげるようにしましょう。

宗派でみる49日の数え方

一般的には亡くなって49日経った日を49日と数えますが、宗派によって数え方が少しずつ異なってきます。宗派によって、どのように49日の数え方は変わってくるのでしょうか。

一般的に仏教全体としては

一般的に仏教全体としては、亡くなった日を1日目、亡くなって49日目を49日と数えます。また仏教に根付いている輪廻転生や、亡くなって49日間はこの世に留まるという考え方は、仏教の元となった古代インド思想の影響を大きく受けています。

どこの宗派も元々はお釈迦様の教えを元にしており、教えの中で重視したポイントの違いが宗派というものを生み出したと言えます。

浄土真宗

浄土真宗の数え方では亡くなった当日を1日目とカウントし、49日までの数え方自体は一般的な仏教と同じです。しかしながら、浄土真宗では亡くなるとすぐに成仏するとされ、49日まで魂が現世に留まるとは考えません。

それにも関わらず浄土真宗で49日の法要を行う意味合いとしては、後に残された遺族が集い、故人を偲ぶ機会とするところにあるとされています。また故人を偲ぶことで、ご縁や命の大切さをかみしめることもあるでしょう。

浄土真宗では追善供養に、亡くなった人のあの世での審判を少しでも有利に運ぶように、という趣旨は含まれません。けれども残された人々にとって、大きな意味合いを持つと言えるでしょう。

日蓮宗

亡くなった当日を1日目、49日目を49日とする数え方は、一般的な仏教全体と同じです。また日蓮宗では、49日までは亡くなった人はこの世に留まっていると考えます。そのため49日までの追善供養は、自分があげてもらったお経の力を亡くなった人に届けるためのものであるとされます。

曹洞宗

曹洞宗も他の宗派と同じく、亡くなった日を1日目とする数え方です。また、亡くなった人の魂が49日まで残っていると考えるのも、他の宗派と同じです。

真言宗

真言宗の場合も、他の宗派と同じく亡くなった日を1日目として数えます。亡くなった人の魂が49日までに7度の審判を受けるというのも、他の宗派と同じです。7度の審判の末に、極楽浄土のどこに行けるのかということが決定されます。

他の宗派では、49日の審判で次の生まれ変わり先が決まるとしているところが多く、極楽浄土の行き先が決まるという真言宗とはその点で異なる宗派が多いでしょう。

地域でみる49日の数え方

49日の数え方は、地域によっても変わってきます。どのように変わってくるのでしょうか。

沖縄

沖縄では7日ごとに行われる追善法要のことを、「ナンカ祭り」と呼びます。亡くなった日を1日目と数え、49日が過ぎたところで忌中明けとなるのも、国内の他の地域と変わりません。

沖縄の一部地域では、49日の追善法要の時に、生きている者と亡くなった者を分ける「マブイカワシ」という儀式を行います。言葉の表現や追善法要時の儀式など、葬儀や法要においても沖縄独特の文化が多数あります。

関西

関西では、初七日などの7日ずつの忌日の前日夜を、お逮夜として重視します。そのため初七日から49日までの数え方が、関東よりも一日ずつ前にずれている地域が多くあります。

これはかつて忌日の前日夜から忌日当日まで、故人の冥福を祈って語り明かす風習があったことによります。また関西には、今も月参りの回向が浸透している地域が多くあります。それにより多くの地域では、7日ずつの忌日にお坊さんを呼んで、お経をあげて貰う風習が残っています。

亡くなった故人を偲んで

今回は49日の数え方についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。中にはペットも人間と同じように忌中があることがわかり、びっくりしたという人もいるのではないでしょうか。

ひとえにお葬式や49日と言っても、宗派や地域によって異なることが多く、戸惑われる人も多くいることでしょう。今回の記事を参考に、少しでも戸惑いを少なくしていけると良いですね。

そしてその上で亡くなった人を偲び、その功績等を、次の世代の人たちに語り継いであげられると良いでしょう。

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