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人類は火星へ移住出来る?移住募集・移住プロジェクト

初回公開日:2017年09月06日

更新日:2017年09月06日

記載されている内容は2017年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

みなさん火星移住なんて夢の話だと思っていませんか?実は、2020年には人類初の火星移住が始まろうとしています。人類火星移住計画はもう少しで現実のものとなろうとしているのです。今回はそんな火星移住計画について紹介していきます。

人類は火星へ移住出来る?移住募集・移住プロジェクト

人類は火星に移住できる?

火星は、地球によく似ていて、生命の存在が最も期待できる星として知られています。火星は地球のすぐ外側を回っていて、月の次に近いです。さらに、火星には水の存在も確認されているので、人類は火星への移住を考えているのです。今のところ、火星探査機からの報告はあるものの、実際に宇宙飛行士が宇宙船に乗って火星に行くというところまでは進んでいません。

サイエンス・チャンネルの「SciShow」によると、実際に人類が火星に行くためには、解決しなければならない問題が2つあるそうです。1つは、宇宙空間に降り注ぐ大量の放射線の問題です。2つ目の問題は、宇宙船の速度です。NASAは2030年を目標としていますが、人類が火星に移住する日はくるのでしょうか。

放射線を避けるには

人類が火星に移住する際に問題になるのが、放射線です。火星に到着した際の放射線も大きな問題ですが、火星に到着するまでに宇宙飛行士が浴びてしまう放射線もまた大きな問題です。火星に到着するまでに必要な時間は最低でも8か月と言われています。

そのため、火星に到着するまでの間に、浴びてしまう放射線の量をどれだけ減らせるかが課題となってきます。もちろんゼロに近い数字が望ましいのですが、今の技術では難しいでしょう。

次に、火星に到着した際の放射線の問題です。火星の大気はとても薄く、地球のように放射線を防げるような磁場がありません。なので、まず放射線から人類を守ってくれる防壁が必要なのです。

宇宙船の速度

火星に到着すまでに浴びてしまう放射線を防ぐ手段として、最も有効な方法として考えられているのが、宇宙船のスピードを上げるという方法です。しかし、これには技術的な問題があります。実は、宇宙船の燃料は宇宙船の重さのおよそ90パーセントを占めていて、宇宙船のスピードを上げようとすると、この燃料の量が増えてしまうのです。

さらに、宇宙船は火星に到着するまでに多くの燃料を消費します。特に地球圏内では著しい気温の変化にさらされ、宇宙船内の燃料は蒸発してしまいます。さらに、宇宙船の燃料に使われている水素はとても漏れやすいことで有名で、その流出量は1か月で4パーセントにもなってしまうそうです。

火星移住の募集

みなさんは「マーズワン」という人類火星移住計画をご存知でしょうか。これはオランダのマーズワンという非営利団体が発表したもので、片道だけの飛行で火星に行き、移住するというものでした。2013年にこの「マーズワン」という人類火星移住計画に参加したいい人を募集したところ、なんと世界中から20万人の応募があったそうです。その中には日本人もいたそうです。

しかし、この「マーズワン」の火星移住計画には3つ問題点があります。一つ目は水分や食料、空気の確保です。火星に移住できても、水分や食料、空気が確保できなくては生きていけません。

2つ目の問題点が2年に一回しか飛行できないことです。これは、地球と火星の軌道の関係からで、ある特定の位置に地球と火星がきたときにしか宇宙船を飛ばせないそうです。そのタイミングを逃してしまうと、また2年待つことになってしまいます。物資を届けなければいけない時など、2年に一回だととても不便です。

最後の問題点が、片道のみの切符ということです。連絡は取ることが可能ですが、もう2度と会うことはできません。そういった問題もあり、現在この「マーズワン」という人類火星移住計画は当初の予定から遅れています。

火星移住のプロジェクトまとめ

火星移住のプロジェクトとして有名なのが「マーズワン」という人類火星移住計画です。2020年には、最初の移住者を火星に送るという予定もあり、とても話題になっています。ですが、他にも火星移住のプロジェクトはあるのをご存知でしょうか。これから、その火星移住のプロジェクトについて紹介していきます。

火星に文明をつくる

国際宇宙ステーションに荷物を届ける宇宙船を開発したSpaceX社の最高責任者でもあるイーロン・マスクは火星に約80,000人のコロニーを建築するという考えを明らかにしました。これは、数十年以内に10人の乗組員で建設をし、小さな都市ほど規模があるコロニーを作るというものです。

しかし、最初の飛行は巨額の費用がかかる上に、危険も伴います。そんなリスクがありますが、これが成功すれば火星の移住費用が大幅にコストダウンできるとイーロン・マスクは語っていました。

火星で植物を育てる

このプロジェクトは、人類火星移住計画である「マーズワン」の先駆けとして提案されたプロジェクトです。2018年に火星の無人探査を予定している無人探査機の一部を研究プロジェクト用に開放し、火星で試してみたいことを世界中の大学に募集してみたところ、多くのおもしろいアイデアが寄せられました。その中から投票で選ばれたのが、この「火星で植物を育てる」というアイデアでした。

このアイデアを提案したのは、「Seed」というポルトガル、スペイン、オランダの学生によるチームでした。植物の種を張り付けたフィルターを小さな容器に入れ、火星に到着してから熱などの加えることで、種の発芽や成長を促すというのが彼らの提案です。その植物の成長過程は、地球からモニターされる予定なので、地球にいる私たちでも見ることができます。

火星移住計画の日本人候補者とは

「マーズワン」で火星移住計画の候補者は、2013年に募集が始まりました。応募数は約20万人で、さらにその中から、面接や健康チェックによって男女50人ずつが選ばれます。応募資格は年齢が18歳以上であればだれでも応募することは可能です。しかし、選ばれた人は8年間の訓練を受ける必要があり、火星に一度行ってしまえば、二度と地球に戻ってくることはできません。

もちろん、巨額の資金も必要になります。そんな中、この「マーズワン」という火星移住計画に応募し、その候補者として残った日本人がいます。これから、その日本人について紹介します。

100人に選ばれた日本人 島袋悦子さん

応募者約20万人の中からインターネット面接や医師による健康診断によって男女50人ずつが選ばれました。その100人の候補者に選ばれた日本人が島袋悦子さんです。島袋悦子さんはメキシコ在住の日本料理店のシェフをやっていて、実は50歳を超えているそうです。

しかし、島袋悦子さんは30代で7500㎞を歩き、40代で自分の限界に挑戦するために210㎞のサハラ砂漠マラソンを7日間かけて走ったという驚きの経歴があります。

そこで気になるのが、島袋悦子さんの火星移住を決めた動機です。片道切符で地球に二度と戻れないにもかかわらず、彼女をそこまでさせる原動力は一体何なのでしょうか。

それは、島袋悦子さんの夢です。彼女の夢は火星で寿司屋を開くことだそうです。その夢を叶えたいという思いが、彼女の原動力になっているのでしょう。島袋悦子さんの夢が叶うことを心から願っています。

火星移住に向けての準備

実際に火星に移住することが決まったら、どうすればいいのでしょうか。何を持っていけばいいのでしょうか。最優先して持っていかなければならないものは、「水」です。なぜなら、水は水分補給として活用できるほか、電気分解という化学反応を起こすことで酸素を発生させることができるからです。

次に大事なものが食料です。今のところ火星には現地で採れる食料は見つかっていません。そのため、火星に着いたらまず、食べ物を育てるところから始まるでしょう。なので、その食べ物が育つまでの間に食べる食料を持っていかないと大変なことになります。

最後に準備するものは、気持ちです。火星では想像もしないことが起きるでしょう。もしかしたら、本当に未知の生命体がいるかもしれません。火星では、そんな状況でも生きていける強い精神が必要になるでしょう。

まだまだ非現実的な話にも感じますが、思うほど遠い夢でもないのが火星への移住です。私たち人類の将来を大きく左右することですから、いつか移住が可能になる未来を大きく描いてみましょう。

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