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【色別】沈丁花の花言葉の意味と由来|ピンク/白

初回公開日:2017年09月06日

更新日:2017年09月06日

記載されている内容は2017年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

沈丁花の花言葉を知っていますか?早春に咲く香り高い花としてとても親しまれていますが、沈丁花の花言葉の意味や由来はさまざまなものがあります。花の色によって花言葉は違う?沈丁花と月桂樹の関係とは?今回は、沈丁花の花言葉や由来についてご紹介していきます。

【色別】沈丁花の花言葉の意味と由来|ピンク/白

沈丁花の花言葉の意味と由来は?

沈丁花の花言葉はどういう意味?

沈丁花の花言葉は、「不死」「不滅」「永遠」で、「永遠になくならない」という意味です。この花言葉は少し宗教的な意味に感じますが、これは沈丁花の特徴からつけられています。

一年中緑の葉っぱをつける常緑植物であるということと、香りが長続きすること、さらには沈丁花が他の花に比べて花持ちが良い=開花する期間が長いという事からこの花言葉がつけられました。英名では「immortality」(不死・不滅の意味)といいます。

また、「栄光」「歓楽」という花言葉もあり、「輝かしいほまれ」や「幸先の良い光」「喜びに満ち溢れる」という意味があります。英名は「glory」です。

花言葉「栄光」「歓楽」の由来とは?

沈丁花とそっくりな葉を持つ月桂樹はローマ神話の主神であるユピテルの木とされています。その所以は、戦場で勝利した将軍が使いの者に頼んでユピテルに月桂樹を奉納するという習慣があったことから、月桂樹が勇者のシンボルとなりました。

このことから、月桂樹が「栄光」を掴んだ者に対して特別な意味を持つことが広く知られるようになり、現在でも「栄光」の証として花言葉とともに成功者や勝利者に贈られています。そして月桂樹にそっくりな葉をもつ沈丁花にも、「栄光」の花言葉がつけられました。

また、栄光を掴んだ者とそれを祝福する者たちの喜びに満ち溢れる姿から、「歓楽」という花言葉もつけられました。

月桂樹のエピソードについて

沈丁花の花言葉は月桂樹にまつわる神話が元になっています。ある時アポロンが弓矢で遊ぶエロスを叱ったところ、エロスはその腹いせに2つの矢を放ちます。ひとつは恋に陥る金の矢、もうひとつは愛されることを拒否する鉛の矢です。金の矢はアポロンに、鉛の矢はダフネに刺さります。

ダフネを追いかけるアポロンですが、ダフネにとってアポロンの気持ちが重荷になり、そこから逃れるため、父親にお願いして月桂樹の姿に変えてもらいました。それを知ったアポロンは嘆き悲しみダフネを想い続けました。そして月桂樹を自分にとって特別な聖なる樹として大切にし、その葉で作られた冠を肌身離さず一生身につけていたというお話です。

花言葉「不滅」「不死」「永遠」の由来って?

月桂樹のエピソードはとても切ないですが、アポロンは月桂樹に姿を変えたダフネを想い続け、永遠に不滅の愛を誓ったのでしょう。これがギリシャ神話による花言葉の「不死」「不滅」「永遠」の由来といわれ、月桂樹に良く似た葉を持つ沈丁花の花言葉にもなりました。

ちなみに学名は「Daphne odora」(ダフネ・オダラ)といい、Daphne(ダフネ)は月桂樹に基づいた神話にちなんでつけられ、odora(オダラ)は「良く香る」という意味でつけられました。早春の開花時期にはとても強い香りを放ち、冬の終わりと春の訪れを知らせてくれるのです。

沈丁花はなぜ長持ちするの?

沈丁花は白やピンクなどの花を咲かせますが、この「花」に見える部分は実は花びらでは無く、萼(がく)と呼ばれる肉厚の葉の部分です。萼は花びらのようにすぐに枯れることはなく、このことから花言葉に「不死」や「不滅」「永遠」がつけられる所以となりました。

沈丁花が開花する時期は2月から4月で一般に出回るのが3月から4月です。また、沈丁花が開花してから花持ちするのは10日から20日前後なので、高貴で良い香りの花をしばらく楽しむことができます。

また、根が細く植え替えは難しいですが挿し木に適した植物です。そのため、万が一枯らしてしまっても大丈夫なように挿し木で予備を作っておくと良いでしょう。

色別に花言葉は違うの?

日本でよく見かける沈丁花は白い花を咲かせる白花沈丁花(シロハナジンチョウゲ)と、葉に黄白色の斑点がある覆輪沈丁花(フクリンジンチョウゲ)、一般的なピンク色の薄色沈丁花(ウスイロジンチョウゲ)です。ただしフクリンジンチョウゲは他の品種に比べて花が咲きにくかったり、病気にかかりやすいなどの欠点があります。

室町時代に中国から伝わってきたといわれる沈丁花ですが、今ではアジアからヨーロッパの広範囲にわたって生息し、全部で約90種類もの品種があるといわれています。このようにたくさんの品種がある沈丁花ですが、花言葉はどれも違いは無く、「不死」「不滅」「永遠」「栄光」「歓楽」です。

沈丁花の扱い方で注意することは?

沈丁花は良い香りと可愛らしい花が咲く一方で、木全体や果実には猛毒があります。樹液や樹皮に触れると皮膚炎を起こしたり、果実を食べてしまうと食中毒のような症状(下痢・嘔吐など)または、まれに心臓機能に支障をきたす場合があるので注意しましょう。

室町時代に日本に伝わって以来現在まで日本に生息している沈丁花は雄株しかなく、実をつけることはありませんので安心して良いでしょう。皮膚の弱い方や、匂いに敏感な方には贈り物は控えた方が良いかと思います。

毒性が強い沈丁花ですが、一方で民間薬として用いられることもあり、歯痛や口内炎または喉の違和感や痛みがある時などに、煎じた花の汁で炎症を抑えることができます。

ジンチョウゲについて

分類説明
和名沈丁花
別名瑞香(ずいこう)、倫丁(りんちょう)
英名Daphne odora(ダフネ・オダラ)
原産地中国
ピンク・白・黄色など
開花の時期2月から4月
最盛期4月
花持ち期間10日から20日前後
誕生花2月10日、2月23日、12月15日
科目ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属

沈丁花は誕生日に贈ってOK?

沈丁花は名前に「沈む」という文字が入っていて、贈り物にするにはなんとなくマイナスのイメージがあるように感じますが、これは沈丁花の花がお香などに使われる沈香(ジンコウ)という香木のような強い香りがすることから「沈」の文字を取ってつけられているからです。

沈丁花には「栄光」という花言葉があるので、勝負に勝った人や高い地位に上り詰めた人、またはそのようになって欲しいという願いをこめて誕生日に贈っても、とても喜ばれるでしょう。

また「歓楽」という花言葉があるように、誕生日をお祝いするという意味では最適な贈り物といえます。ちなみに、2月10日、2月23日、12月15日の誕生花として知られています。

沈丁花を人に贈るときの花言葉の注意

沈丁花の花言葉である「不滅」「不死」「永遠」は、言葉のイメージがはっきりしているために受け取る側からすると少し重たく感じられることがあります。頑張っている人に対して贈る場合には、「くじけない心を持って」というメッセージとともに贈ると良いでしょう。

また、「永遠」という花言葉を愛する人に贈る場合には、二人の仲がうまくいっていてお互いの気持ちが近い距離である事が必要です。ずっとそばにいたいと感じている人に、感謝の気持ちを込めて「これからも大切にします」といった言葉を添えてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

普段言えない気持ちを、花言葉と一緒に伝えると相手の方にもとても喜ばれるでしょう。

沈丁花は切なくも美しき花

沈丁花についてさまざまな由来や意味を紹介してきました。沈丁花の花言葉の由来がギリシャ神話を元にしているというのを初めて知った方も多かったのではないでしょうか。月桂樹のエピソードがとても切ないがゆえに、永遠や栄光などの花言葉がいっそう際立っているように感じた方も多いかと思います。

また、良い香りとは裏腹に猛毒があるというのも、月桂樹の姿に変わってもなおアポロンを寄せ付けないようにしたダフネの気持ちを表しているようで、とても興味深く感じられたのではないでしょうか。

沈丁花の花言葉とともに、誕生日や成功のお祝い、永遠の愛の誓いなど大切な方へのメッセージを贈ってみてはいかがでしょう。

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