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ラベンダーの花言葉とその由来・ヤッターマンに出てきた意味とは?

初回公開日:2017年08月31日

更新日:2017年08月31日

記載されている内容は2017年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ラベンダーをプレゼントする際は見た目や香りがリラックス効果があり癒されるだろうということで贈られていた方も多いとおもますが、ラベンダーの花言葉は様々な場面や人との関わりをイメージさせます。ラベンダーの花言葉に込められた想いを詳しくご紹介します。

ラベンダーの花言葉とその由来・ヤッターマンに出てきた意味とは?

ラベンダーについて

科・属名: シソ科ラヴァンドラ(ラベンダー)属
和名: ラベンダー
別名: 薫衣草(クンイソウ)
英名: Lavender(英語)、Lavande(仏語)
原産地: 地中海沿岸、インド、カナリア諸島、北アフリカ、中東など
色: 紫、青、白
開花時期: 7月~8月
出回り時期: 6月~7月(最盛期は6月)
花持ち期間: 2~3日程度
誕生花: 7月5日、7月10日、12月3日

日本におけるラベンダーの歴史は古く、初期の記述として江戸文政期の西洋薬物書に「ラーヘンデル」「ラーヘンデル油」という名前で登場しており、詳細な説明が記録として残されています。

また、幕末期には、精油が輸入され、栽培も行われていたと一部の書物に書かれています。昭和期には香料の原料として、北海道富良野地方などでラベンダーが栽培され、精油を生産していましたが、合成香料の登場により1970年にピークに香料としてのラベンダー栽培は衰退していきました。

現在では香料原料や精油などの生産目的ではなく、観光資源として富良野などでラベンダー畑が残っています。

ラベンダーの花言葉の由来

「ハーブの女王」ともいわれる香高いラベンダーは、古代ローマ時代から薬草として大切にされてきました。属名の「Lavandula(ラバンジュラ)」は、ラテン語の「lavo/lavare(洗う)」が名前の由来であると伝えられ、古代ローマ人が入浴の際にラベンダーの花を浴槽の中に入れて、湯あみをするのを好んだことにちなんだと言われています。

ギリシャ神話では、ラベンダーは魔女と魔術を司る女神ヘカテーに献げられた花の1つだとされていますが、ヨーロッパ地域では「洗う」という意味から不吉なことや悪魔払いに効力があると信じられ、ラベンダーの小枝や花を教会や住居の周りに撒き散らしていたようです。

ラベンダーには様々な効果と言い伝えが残されており、そこから派生してポジティブな花言葉もネガティブな花言葉も誕生したとされています。

ラベンダーの花言葉

希望

「希望」という花言葉が付けられた背景には、こんな言い伝えがあります。

ある美少年に恋した少女ラベンダーは、内気なため美少年への告白ができず、ひたすらに待ち続けた末、最後は1輪の花になってしまいました。このことから「あなたが来てくれますように」「あなたを待っています」という花言葉が生まれました。

ラベンダーの精油は肌に優しく、抗炎症効果が期待されています。このことから「繊細」という花言葉が付けられたとされています。また、抗鬱効果もあるとされ、気分が優れない時にもラベンダーの香りはリラクゼーション効果があります。

この「あなたを待っています」「繊細」という花言葉を総称し、「希望」という花言葉も付けられました。

期待

ラベンダーは見た目の愛らしさはもちろん、リラクゼーション効果のある香りもまた、古から好まれています。その香りにはリラックス効果・虫除け効果があるとされており、「その効果を期待している」ということから「期待」という花言葉が付けられました。

新しい生活を始める人生の転機の時は誰にでも訪れます。期待に胸を膨らませる反面、未来への不安でストレスが心身に出てくる転機の時期には、支える方や応援する方から「期待」を込めてラベンダーのアロマオイルやハーブティーなどを贈るのも良いでしょう。

沈黙

ネガティブな印象を受ける花言葉「沈黙」はラベンダーの香りの効果から付けられたとされています。ラベンダーには精神や興奮を安定させる働きがあるという効果から派生したのが「沈黙」とされています。また、ラベンダーの青紫の花の色にも由来し、英語で「Blue」はネガティブな心象風景の象徴とされているので、冷たい印象の花言葉となりました。

今でこそラベンダーの香りや色にはリラックス効果があると医学的にも認められ、広く一般にも知られていますが、当時はそういった情報がなかったため、ラベンダーの不思議な効果に戸惑う人も多かったようです。

不信

ラベンダーの花言葉の一つでもある「疑い」「不信」というネガティブな印象を受ける花言葉は、日本語訳には含みきれない「期待」というニュアンスを含んだものではないかと言われています。「期待」という花言葉の背景には、ワクワクしながら待つ期待感と、本当にそれが現実になるのかと疑ってしまう2つの思いが交錯する感情があるとされている花言葉のようですので、「疑い」や「不信」はポジティブな感情を含んだ花言葉と言えるでしょう。

疑惑

ラベンダーが持つもう1つのネガティブな印象を受ける「疑惑」という花言葉は、イギリスで付けられたラベンダーの花言葉だと伝えられています。その由来は、ラベンダーが不思議なほど強い香りがするところから「なぜこんなに小さな花びらが、これほどまでに強い香りを放つのだろうか」という疑問の気持ちから「疑い」という花言葉が生まれたとされています。

そして、イギリスでは「疑い」から派生し、さらに「(どうしてなのか)私に答えてください」という意味の花言葉も付けられました。ラベンダーを贈る時や貰った時には、「どうしてなのか、答えてください」という意味が含まれていると考えると、様々なシーンで贈ることができる花であることが分かります。

フランスでのラベンダーの花言葉

フランスのプロヴァンス地方では、ラベンダーの香りの永続性にあやかり、「幸せが続くように」と願いラベンダーを贈る伝統があるそうです。昔から大切にされてきたラベンダーは、フランスのではどのような花言葉を持つのでしょうか。

フランスでのラベンダーは「Repect(尊敬)」、「Tendresse(思いやり)」という花言葉を持ちますが、それがベースとなり「Je vous aime respectueusement.(敬意をもってあなたを愛しています)」という素敵な花言葉が生まれました。

また、フランスでは46年目の結婚記念日を「les noces de lavende(ラベンダーの結婚式)」として、ラベンダーを贈り合う習慣があります。

ヤッターマンに登場するラベンダーの花言葉

夜ノヤッターマン第6夜「冬に咲く花」に登場するラベンダーの花言葉をご紹介します。

ヤッター・キングダムの対岸に、ドロンジョの子孫であるレパードという9歳の少女が住み、不治の病に侵された母・ドロシーをヤッターマンに助けてもらうべくヤッター・キングダムを訪れます。

しかし、当のヤッターマンに追い返され、母のドロシーは亡くなってしまうというストーリーです。「ヤッターマンは世の人々を困らせる悪で、このヤッターマンと戦ったご先祖様こそ正義である」そう認識を新たにしたレパードはドロンジョの名を襲名し、新生ドロンボーが結成されました。新生ドロンボーはお仕置きのデコピンをヤッターマンに食らわせるべく、ヤッター・キングダムに向かうというお話の中でラベンダーが登場します。

ひょんなことからレパードがヴォルトカッツェらと離れ離れになってしまったこと、ガリナがヤッター・キングダムに捕らえられたことがあり、ラベンダーの花言葉にある「期待」の意味になぞらえて、おじさんもボヤやんもトンズラーもガッちゃんも、皆が「あなたを待っています」とラベンダーに託したようです。

色別のラベンダーの花言葉

白色のラベンダーの花言葉

白色のラベンダーは「美郷雪華(みさとせっか)」という名前の品種で、2005年秋田県美郷町のラベンダー園で「さきがけ」という品種のラベンダーに、一部白っぽい花が見つかったことがきっかけで栽培に成功したラベンダーのことです。

町の花がラベンダーであるという共通点から2014年に美郷町と中富良野町との交流が始まり、この白色のラベンダーが美郷町から中富良野町へ贈られました。美郷雪華は、北海道では中富良野町でしか見る事ができない非常に珍しいラベンダーで、香りは紫色のラベンダーのよりも薄く感じるようです。

この白色のラベンダーには「私に答えて」という花言葉が付けられました。

紫色のラベンダーの花言葉

ラベンダーには「洗う」という意味が含まれ、それに関する逸話や伝説は数多く残されており、幼子イエスの産着を聖母マリアがラベンダーの香水で洗ったという言い伝えが残されるほどです。ラベンダーの効能の1つに抗菌、殺菌作用がありますが、抗炎症作用として「やけどによく効く」ことも広く知られています。

またラベンダーの精油には抗鬱効果もあり、気分が優れない時にもラベンダーの香りは好まれます。こうしたラベンダーの効果や効能、特徴から「優美、期待、希望、疑惑、不信、あなたを待っています」など多くの花言葉が付けられました。

アロマオイルそのものも好まれますが、ラベンダーが入ったソープやシャンプー・リンス、バスソルトやバスキューブをは贈るのはいかがでしょうか。特に、夏の汗をかく季節には香りで心も体も癒されて喜ばれるでしょう。

怖いラベンダーの花言葉

ラベンダーには「不信」や「疑惑」といったネガティブな印象を受ける花言葉があります。しかし、そういったネガティブな花言葉の背景にあるのは、実はポジティブなものばかりなのです。

「沈黙」という花言葉はラベンダーには「精神や興奮を安定させる働きがあるという効果」と、元来心を穏やかにするとされているラベンダーの「青紫の花の色」に由来し、冷たい印象を受ける花言葉が付けられたとされています。

また、ラベンダーの香りや色にある不思議なほどの「リラックス効果」に戸惑う人が多かったこと、「なぜこんなに強い香りを漂わせるのだろう」という疑問の気持ちから「疑惑」という花言葉が付けられたとされています。

言葉の意味だけに着目すると怖い花言葉という印象を受けますが、その背景には古から伝わるラベンダーの魅力がたくさん込められたポジティブな花言葉であることが分かります。

ラベンダーに込められた想に寄り添うように

ラベンダーには香り豊かなオイルが含まれており、精神安定、鎮痛、防虫、殺菌、消化促進など様々な効果が今尚期待され、多くの人に愛されています。フランスでは、ラベンダーポプリの入った小さな布袋をサシェとして利用し、クローゼットや枕の近くに置くなどしてラベンダーの香りを楽しみます。

また、日本ではアロマテラピーやハーブティーとして、リラクゼーションには欠かすことのできない香りとして浸透しているラベンダーです。ラベンダーに込められた花言葉に想いを託し、大切な方の心に寄り添うようにラベンダーの花束やアイテムを贈るのも良いかもしれません。

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