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2017年08月10日

第二新卒の履歴書|職歴/志望動機の書き方と例文・コツ

一度は就職したものの早期に退職し、新たな会社で再出発を試みる第二新卒の履歴書の書き方はどうなるのでしょうか。第二新卒での履歴書を書き方から、志望動機のコツ、そして企業が求める職務経歴書の書き方まで、出来るだけ詳しくご紹介します。

第二新卒の履歴書|職歴/志望動機の書き方と例文・コツ

第二新卒の履歴書の書き方

一度は就職したものの早期に退職し、新たな会社で再出発を試みる「第二新卒」の方の履歴書は、どのように書けばよいのでしょうか。履歴書を書く際に準備するものから、履歴書の各項目の記入方法、そして履歴書の書き方は新卒時とどこが違うのか、それらを踏まえてご紹介します。

履歴書を書く際に準備するもの

●履歴書用紙

履歴書用紙にもいくつか種類があると思います。第二新卒は一旦職辞し転職するわけですから、学校が用意するような新卒用ではなく転職用の履歴書用紙を用意して下さい。もし、新卒時に使っていた学校の名前が入ったような履歴書がある場合でも、それを使用しないようにしてください。

●筆記用具

鉛筆ではなく、ボールペンや万年筆で記入するようにします。出来るだけ綺麗に記入するようにしてください。雑に書いていることは、企業に伝わってしまいます。一文字一文字丁寧に記入するように心がけてください。

●写真

写真は3ヶ月以内のものを利用してください。できれば駅前等で撮れるスピード写真ではなく、写真屋で撮りましょう。写真屋で注文すると、就活用に綺麗に微修正してもらえます。写真の見た目は書類選考においても重要です。服装は乱さず、必ずシーツで髪の毛は乱れていないかしっかりチェックしてください。

●印鑑

印鑑は認印でOKです。シャチハタは出来れば避けましょう。捺印の際にも、斜めにならないように注意してください。個人的に捺印が苦手という人は、最後に捺印するのではなく、最初にすると良いかもしれません。というのも、せっかく履歴書に一文字一文字丁寧に記入しても最後の捺印がうまくいかなかったショックは計り知れません。

履歴書「基本情報」の記入方法

履歴書の基本情報とは、「氏名」「誕生日」「年齢」「性別」「現住所」「連絡先」「電話番号」「学歴」「職歴」の計9項目です。それぞれ丁寧な文字で記載すれば問題ないかと思いますが、一点だけ注意が必要です。学歴及び職歴の詐称は絶対にやめてください。たとえば、学歴において卒業していないにも関わらず卒業と記載することや、留年しているのがマイナス点と考え、留年していないように卒業年月を変えること等です。学歴詐称や職歴詐称が転職先の企業にバレた場合、最悪解雇もありえますし、その後の転職活動に支障がある恐れがあります。

履歴書「免許・資格」の記入方法

自動車免許、自動二輪免許は記入しておきましょう。なお、原付に関しては仕事に必要でない場合、記入する必要はありません。資格取得の年月日は取得時の年月日を記入してください。なお、勉強中の資格がある場合、面接で有利に働く資格の場合は資格欄に記載しておくと良いでしょう。一つでも興味を持っていただく内容を記入しておくことは、面接の話のネタになるため非常に重要です。

履歴書「志望動機」の記入方法

第二新卒での志望動機を履歴書で書く際は、大項目のみを記載しておくようにしましょう。履歴書はどうしても記入欄が限られているため、多くは語れませんので一番大きい理由のみを記載するようにして、後は職務経歴書で細かい志望動機を記載すればOKです。

履歴書「自己PR」の記入方法

第二新卒の履歴書において、自己PRはいかにフレッシュさをアピールするかにかかってきます。もちろん仕事への熱意を語ることも良いですが、あまり仕事の事を語ったとしても第二新卒ですから、少し誇張表現が過ぎる可能性があります。それよりは、フレッシュで初々しさをアピールすることで、これからの自分を見てほしいと企業への熱意が伝わりやすいでしょう。

履歴書「本人希望欄」の記入方法

履歴書の本人希望欄とは、給料、職種、勤務時間、勤務地、その他要望を記入する欄です。いきなりここで給料について要望を記載してしまうと少し欲張った人だと感じられるため、よほどのことがない限り、第二新卒の履歴書においては、給料のことは触れないほうが賢明です。勤務地が複数ある会社の場合は、勤務地を記入しておいて損はないです。また、職種に関しても希望職種はしっかりと明記しておきましょう。

第二新卒の志望動機の書き方

第二新卒の志望動機の書き方として、一度就職で失敗してしまった事というよりは、本当の自分がやりたかった事であったり、将来の目標に向かって行動している事を、いかに具体的にアピールするかです。第二新卒といえば、絶対的に職務経験は浅いため、それよりは将来的な展望だったり、そこに向かって今現在どのような努力をしているか、そしてその努力や将来の夢が企業に対してプラス効果に発揮することをアピールしていきましょう。

さらにこの志望動機をしっかりと記入することは、自分自身のためでもあります。第二新卒ということは、一度は就職に失敗していることに変わりありません。その失敗を二度と繰り返さないためにも、履歴書、ないしは職務経歴書の志望動機を見直すことは、自分自身がどうなりたいか、将来どのような人間になりたいかを自己分析する上でも非常に重要なプロセスとなります。

企業の情報収集から始めよう

履歴書ないしは職務経歴書に志望動機を書く際に、まずは企業情報を収集することから始めましょう。企業のことを知らずにその企業への志望動機を書くことは無謀です。企業情報とは、「会社概要」「事業内容」「企業理念」は必ず目を通し、その企業に入ったら、自分は将来どうなりたいかをしっかりとしたヴィジョンで考えるのです。

第二新卒での転職活動は確かに難しいかもしれませんが、それでも興味のない企業まで併願で受ける必要はないのです。企業情報で調べた結果、微妙と感じても取り敢えず応募するのは、新卒時の失敗を踏まえた行動とはいえないため、しっかりと自分の将来像が見える企業への応募のみにしたほうが得策です。

なぜその企業に入社したいのかを分析しよう

企業情報をきっちりと調べた上で、将来的に自分がどうしたいかある程度のヴィジョンが見えてきたら、なぜその企業に入社したいのかを分析しましょう。その業界に入社したい明確な理由があっても、その企業に入社したい明確な理由がなければ、結局は同業界他企業でも良いのでは?と採用担当に思われてしまいます。企業として知りたいのは、「なぜ当社に入社しようと思っているのか?」です。この疑問は当然ですが、100%聞かれる内容ですので、ここの分析無しに履歴書、職務経歴書をまとめるのはやめましょう。

しっかりとその企業に入社したい明確な理由が自分の中であるのであれば、他の応募者とは違う熱意が評価され、それが採用の決定打と成り得ます。そうなるためにも、一にも二にも自己分析なのです。

第二新卒における志望動機例文:営業職

「私はこれまで多くのアルバイト経験がありまして、その中でもお客様とのコミュニケーションをもっとも大事にしてきました。お客様がリピートで何度も来てくれることに喜びを感じ、またそれが結果として会社に利益に繋がることに対して、次第に営業職こそが私の天職になると考え始めました。

そういった経緯の中で、貴社のホームページを拝見した所、貴社の営業職に対する評価制度は、他社にはなく大きなモチベーションになると感じ応募致しました。○○業界の営業については未経験ではありますが、先輩方の営業の仕方を参考に、且つこれまで培ってきたコミュニケーション能力を武器にして、貴社で戦力になれるように邁進していきますので何卒よろしくお願いいたします。」

第二新卒における志望動機例文:技術職

「私には大きな夢があります。それは、この○○業界において多くのユーザーの皆様に感動してもらえるような○○を開発することです。私自身○○業界の商品はこれまで数多く使ってきましたが、その中でも特に貴社の○○という商品に感動を覚えました。その商品を開発するノウハウをぜひ貴社で学びながら、且つ、私自身のオリジナリティな感性に磨きをかけて夢を叶えたいと考えております。

その夢を叶えるために、独学ではありますが、プログラミング言語を学び私個人のホームページにも掲載し、ユーザーの反応を窺いながらテストプログラムを開発する毎日です。もし入社することが出来ましたら、貴社の商品に負けない○○を開発していくために日々努力をしていきたいと考えております。」

第二新卒における志望動機例文:クリエイター職

「私は昔から漫画を見たり、描いたり、ゲームをすることが好きな少年でした。子供心からゲーム開発が夢であり、日々どのようなゲームが面白いかを考えながら過ごしてきました。貴社の代表作○○の一ファンでありながら、○○を超すゲームとはどういったゲームなのか?を題材とした企画書を幾つも書いてきました。業務経験はありませんが、貴社でクリエイターとして世界ナンバーワンのゲームが作れるように頑張りたいと思いますので宜しくお願いいたします。」 

第二新卒の職務経歴書の書き方

第二新卒の職務経歴書の書き方として、履歴書とは違い、これまでの職務経歴を細かく記入し、経験やスキルを記入することで企業が求める人材かどうかをより詳細に伝えるための書類です。前職で担当していた職種や業務内容や、実績、成果、そして、退職理由と志望動機です。職務経歴書にページ数の制限はありません。履歴書では書ききれなかった詳細な内容を職務経歴書で存分に企業にアピールしましょう。

履歴書では大まかな内容で、職務経歴書を見てもらうための仕掛けを用意して、職務経歴書でばっちり企業の心を掴めるのが理想の履歴書と職務経歴書です。そのため、履歴書と職務経歴書は一貫性があり筋が通っていることがとても重要です。以下、第二新卒での職務経歴書の書き方をご紹介します。

企業が第二新卒に求めているもの

第二新卒の特徴として、短期間の内に退職してしまいどういった体裁を取り繕うが、「一度は就職に失敗している」という事実に変わりはありません。これは絶対的な事実です。それは企業も重々承知していますし、だからといって企業は第二新卒を採らないという選択肢はありません。むしろ逆に、年々新卒の人数は減少していっているため、第二新卒獲得もかなり熱心にしている企業も少なくありません。そうった現状の中で、企業が第二新卒に求めていることは何なのでしょうか。

企業が第二新卒に求めているのは、前職の業務実績やスキルではなく、創意工夫した職務経歴書が書ける「キャリア志向性」、「プレゼン能力」、「創造性」なのです。営業にしろ、開発にしろこれら3つのどれが欠けてもダメですから、それらを第二新卒の方々が自ら考えて自分を売り出そうとする力を見ています。

営業からしたら、誰もが売れる商品を売るのは簡単です。しかし、「売れない商品をいかにして売れるようにするか」が営業の見せどころですよね?つまり、平凡な商品であっても見方によっては良く見せられる「創造性」の力とそれをよく見せるための「プレゼン能力」は必須です。

開発も同様です。何もないところから生み出す開発力が誰にでもあれば苦労しません。開発のアイデアは基本模倣から入ります。そのうえで、オリジナリティをプラスアルファするための「創造性」とそれを新しく見せる工夫を「プレゼン能力」で新商品として謳うのです。

短い職歴の中でアピールポイントを探す

第二新卒はいかにして短い職歴の中で企業にアピールできるのか、それを探すことこそが職務経歴書での書き方は重要になってきます。職務経歴書は単なる2枚目の履歴書ではありません。企業側としてはしっかり目を通す大事な書類なのです。

第二新卒で職務が短かったとはいえ、何かしら日々の業務の中で拾い集めることができるアピールポイントはあるはずです。先ほどの営業や開発の例えと同様に、平凡な自分をいかにすごいように表現するか、この「創造性」と「プレゼン能力」こそが大事なのです。そして、将来の目標・夢で企業に対して自分の将来価値を示すことで「キャリア志向性」が問われます。

退職理由はポジティブに

第二新卒の退職理由としては、本当の所は「上司が嫌い」「人間関係がうまくいかない」「仕事が面白くない」「通勤時間が長い」等々のネガティブな表現が先行してしまいそうですが、本当の事をそのまま職務経歴書に書いたのでは企業側が採用する訳ありません。

その理由は明白で、「もし入社した所で同じ理由ですぐに退職してしまはないか?」、「少しでも不満があるとすぐに退職してしまいそう」と勘繰られてしまうからです。人を雇用するのにも多くの経費を捻出するわけですから、しっかりとした人材を採るためには、同じ失敗は二度しないポジティブで将来性のある退職理由が理想的です。

ネガティブをポジティブに変えるだけで企業はアナタを見る目がガラリと変わるでしょう。第二新卒だからこそ、新卒の学生とは違う視点や熱意、動機を相手にしっかりと伝えられるようにしましょう。

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