【履歴書】「現在に至る」「以上」の正しい使い方と参考例文
初回公開日:2016年11月03日
更新日:2019年11月27日
記載されている内容は2016年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

履歴書で使う単語の正しい使い方
それではこれから正しい職歴欄の書き方例をいくつか挙げていきますが、その前に職歴の欄を埋める時に使う単語がいくつかありますので、ご紹介して行きます。
1.「現在に至る」
「現在に至る」を使う箇所は、いままでのアルバイト先を退職したのか、それとも現在も在籍しているのかで使う箇所が変わってきます。ちなみに学歴欄では「現在に至る」は使いません。今現在も大学に通っているのならば「在学中」と書きましょう。
2.「以上」
「以上」はこれ以上は経歴はありません。という意味合いで使いますので、書く箇所というのはアルバイト等の職歴すべてを書いた文末の行に右端に寄せて書くのが正しい使い方です。
3.「在職中」
「在職中」は現在もそのアルバイト先にで働いていることを示す言葉です。会社名・入退職を記入する欄に書き入れて使うことができます。
パターンごとの例文集
様々なパターンがあると思いますので、パターンごとに使い方を、例を見ながら説明していきますので、使い方を覚えていきましょう。
例1.現在はアルバイトを退職している場合
平成○○年○○月 株式会社○○○○コーポレーション 入社(アルバイト)
平成○○年○○月 一身上の都合により退職
平成○○年○○月 株式会社○○○○ 入社 (アルバイト)
平成○○年○○月 一身上の都合により退職
現在に至る
以上
カッコを使う
会社名の横のアルバイトをカッコで囲ったのは、アルバイトなのか正社員なのかを、わかりやすくするためです。
退職理由
退職の理由は入社の次の行に書きましょう。理由をダラダラと細かく書いてしまうと長くなって職歴欄にほかの職歴が書けなくなってしまったり、正直に書きすぎるとマイナスの印象を与えてしまうこともあるため「一身上の都合により」と書きましょう。
「現在に至る」
「現在に至る」は最後にアルバイトの退職を記入した次の行に書き入れましょう。
「以上」
「以上は」アルバイト経験を書いた文末の最後に使いましょう。書く時は右端に寄せて書きます。
例2.現在もアルバイトをしている場合
平成○○年○○月 株式会社○○○○コーポレーション 入社(アルバイト)
平成○○年○○月 一身上の都合により退職
平成○○年○○月 株式会社○○○○ 入社 (アルバイト)
平成○○年○○月 在職中
現在に至る
以上
例文2で使った「現在に至る」を書いた位置に「在職中」と書き入れて、次の行の会社名の位置に「現在に至る」を書き入れることもできます。どちらも使っても問題ありません。職歴が少なく、空欄が気になる場合などに使うと空欄が埋まっていくのですっきりするでしょう。最後に「以上」を文末の右端寄せで書いて締めます。
まとめ
履歴書にはアルバイト経験の有無や在職中であることや退職していることなど、人ぞれぞれの状況によって、書き方や単語の使い方が違うのがお分かりいただけましたね。
アルバイト経験も社会人としての立派な経験として胸を張ってアピールしていきましょう。
アルバイト経験も社会人としての立派な経験として胸を張ってアピールしていきましょう。