履歴書の学歴はいつから書くの?書き方の基本10個
初回公開日:2019年04月22日
更新日:2019年04月22日
記載されている内容は2019年04月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

履歴書の学歴は中学校卒業か高校から
企業やアルバイトの面接を受ける際に必要になるのが履歴書です。企業独自のもの、市販のもの、パート・アルバイト専用のものと色々で、記入する項目も微妙に違います。
履歴書には学歴を記入する欄が必ず設けられていますが、中学校卒業からと高校から、どちらから書けば良いか悩んだことはありませんか。学歴の詳しい書き方について、休学していた場合、転校・転入した場合などのケース別の学歴の書き方も含めて紹介していきます。
履歴書には学歴を記入する欄が必ず設けられていますが、中学校卒業からと高校から、どちらから書けば良いか悩んだことはありませんか。学歴の詳しい書き方について、休学していた場合、転校・転入した場合などのケース別の学歴の書き方も含めて紹介していきます。
職歴が多い場合は高校卒業から
履歴書の学歴は、どのような教育を受けてきたかを、面接を受ける企業に伝えるために書きます。大抵の場合は、中学校卒業からか高校入学から記入することが多いです。どこからという明確な決まりはありません。
学歴と職歴を書く欄のスペースにもよりますが、職歴が多くて収まりきらない場合は、高校卒業から記入しましょう。反対に、職歴が浅くスペースに余裕ができてしまうようなら、中学校卒業から記入すると良いでしょう。
学歴と職歴を書く欄のスペースにもよりますが、職歴が多くて収まりきらない場合は、高校卒業から記入しましょう。反対に、職歴が浅くスペースに余裕ができてしまうようなら、中学校卒業から記入すると良いでしょう。
履歴書での学歴の書き方の基本
履歴書の学歴を書く際の、書き方の基本を紹介します。学歴に間違ったことを書いてしまうと、例えわざとではなくても、学歴詐称になります。卒業証書だけでなく、最近では入学・卒業年を自動計算してくれるサイトもあるので、それらを使い、事前に調べて正しく書きましょう。
また、履歴書を書いていて途中で間違えたら、修正液などで消すのではなく、新しい履歴書で最初から書き直します。
また、履歴書を書いていて途中で間違えたら、修正液などで消すのではなく、新しい履歴書で最初から書き直します。
書き方1:1行目に「学歴」と記入
書き方の1つ目として、1行目の大体中央の辺りに「学歴」と記入します。履歴書は名前や住所、生年月日などの基本的な情報を記入する欄の下に、学歴・職歴を記入するスペースが設けられています。特にどこから書くかは決まっていません。
自分が書けそうなところから書きましょう。書くのに時間がかかるところから書くのも良いでしょう。
自分が書けそうなところから書きましょう。書くのに時間がかかるところから書くのも良いでしょう。
書き方2:年は西暦か年号のどちらかに統一
2つ目の基本は、年を西暦か年号のどちらかに統一することです。 どちらが良いという決まりはないので、どちらで記入しても問題ありません。自分が好きな方で書きましょう。ただし、西暦なら西暦で、年号なら年号で、履歴書の年号の欄は全て統一してください。
西暦と年号の両方が入り交じっていると、相手は読み辛いです。「相手のことを考えない」などのマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。
西暦と年号の両方が入り交じっていると、相手は読み辛いです。「相手のことを考えない」などのマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。
書き方3:年号を使う場合略さず正式表記で記入
年号を使う場合は、略さず正式表記で記入することが3つ目の基本です。昭和なら「昭和」、平成なら「平成」としっかり記入するようにしましょう。
「昭」「平」「S」「H」など、普段の日常生活では利用している人もいるでしょうが、履歴書などの正式な書類では、言葉を略して書くことは望ましくありませんから、避けるようにしてください。基本情報である誕生日にも同じことが言えます。
「昭」「平」「S」「H」など、普段の日常生活では利用している人もいるでしょうが、履歴書などの正式な書類では、言葉を略して書くことは望ましくありませんから、避けるようにしてください。基本情報である誕生日にも同じことが言えます。
書き方4:学校名などは略さず正式名称で書く
学歴欄の学校名などは略さず正式名称で書くことが、履歴書の書き方の4つ目の基本です。高校なら「高等学校」、短大なら「短期大学」、高専なら「高等専門学校」、専門なら「専門学校」と略すことなく正確に書くようにしましょう。学部・学科も略さないでください。
「学校名が分からない」「正式名称であるかどうか自信がない」「漢字が分からない」という時は、卒業アルバムや学校のホームページなどで確認しましょう。
「学校名が分からない」「正式名称であるかどうか自信がない」「漢字が分からない」という時は、卒業アルバムや学校のホームページなどで確認しましょう。
書き方5:「入学」などは縦に揃えてレイアウトを整える
学歴の書き方の基本で5つ目に挙げるのは、「入学」などは縦に揃えてレイアウトを整えるということです。中学、高校など、それぞれに入学と卒業を書いていきますが、「入学」「卒業」という言葉は揃えて書くようにするとバランスがとれて見やすく、読みやすくなります。
それぞれの学校名を正式名称で書くと、長さがまちまちになることもあるでしょう。一番長い学校に合わせてうまく揃うように調整します。
それぞれの学校名を正式名称で書くと、長さがまちまちになることもあるでしょう。一番長い学校に合わせてうまく揃うように調整します。
書き方6:高校以降は卒業も書く
6つ目の基本は、高校以降は卒業も書くということです。中学校までは義務教育ですが、それ以降は違います。履歴書に書くときに中学校までは「卒業」だけで良いですが、高校からは「入学」と「卒業」の両方を書くようにしましょう。
いつどこの学校へ入学し、どのような教育を受けてきたかをしっかり記入して面接官に伝えます。書くときには、入学年月日と卒業年月日を正しく、また「入」「卒」などと略すことなく記入しましょう。
いつどこの学校へ入学し、どのような教育を受けてきたかをしっかり記入して面接官に伝えます。書くときには、入学年月日と卒業年月日を正しく、また「入」「卒」などと略すことなく記入しましょう。
書き方7:学部・学科・コースまで書く
履歴書の書き方の基本7つ目は、学歴は学部・学科・コースまで書くことです。大学卒業といっても、大学は幅広いです。学部もたくさんあり、また学部の中でも複数の学科やコースに分かれています。
その大学のどの学科でどのようなことに興味を持って学んできたのかが具体的に分かるようにしてください。応募先の企業で特にアピールできそうな研究や論文についても、履歴書のスペースに余裕があるようなら記入すると良いでしょう。
その大学のどの学科でどのようなことに興味を持って学んできたのかが具体的に分かるようにしてください。応募先の企業で特にアピールできそうな研究や論文についても、履歴書のスペースに余裕があるようなら記入すると良いでしょう。
書き方8:高校も複数の科があれば〇〇科と書く
履歴書の書き方の基本8つ目は、高校も複数の科があれば〇〇科と書くことです。卒業した高校に普通科しかなければ、書いても書かなくても、どちらでも大丈夫でしょう。
しかし、高校にも大学と同じように、いくつかの科やコースがあった場合は、高校名と「入学」「卒業」だけでなく、在籍していた科も書くようにしましょう。仮に普通科であったとしても、「普通科」と書いておくと親切です。
しかし、高校にも大学と同じように、いくつかの科やコースがあった場合は、高校名と「入学」「卒業」だけでなく、在籍していた科も書くようにしましょう。仮に普通科であったとしても、「普通科」と書いておくと親切です。
書き方9:大学院は「修了」
履歴書の学歴の書き方として、大学院は「修了」と書くことが9つ目の基本です。大学を卒業した後、大学院に入ったという人もいるでしょう。大学院には修士課程と博士課程とがあり、履歴書にはそれぞれで「入学」と「修了」を書きます。
大学院においても、専攻分野や研究分野までしっかり記入するようにしましょう。博士課程は取得したけど博士号までは取得していないという場合は「退学」と記入します。
大学院においても、専攻分野や研究分野までしっかり記入するようにしましょう。博士課程は取得したけど博士号までは取得していないという場合は「退学」と記入します。
書き方10:最後に「以上」と書く
履歴書における学歴の書き方の最後です。学歴を書き終わったら、次の行の右端の方に「以上」と書きましょう。
学歴を書くスペースと職歴を書くスペースは一つになっています。学歴を書いたら、残るスペースには職歴を書いていきます。全て繋げて書いてしまうと、どこからが職歴でどこまでが学歴か分かりづらくなってしまいます。
「以上」とすることで、学歴はここまでであることと、次からは職歴になるということを伝えます。
学歴を書くスペースと職歴を書くスペースは一つになっています。学歴を書いたら、残るスペースには職歴を書いていきます。全て繋げて書いてしまうと、どこからが職歴でどこまでが学歴か分かりづらくなってしまいます。
「以上」とすることで、学歴はここまでであることと、次からは職歴になるということを伝えます。
ケース別履歴書の学歴欄の書き方
休学や留学、転校といったことがあると、どう書いたら良いのか悩む人もいることでしょう。学生時代をスムーズに同じ学校で過ごしてきた人ばかりではありません。ここからは、ケース別の学歴の書き方について説明していきます。
特殊な事情があった場合、どの経験は書いた方が良いのか、書く必要はない経験はどれかなどについて、それぞれのケース別に見ていきましょう。
特殊な事情があった場合、どの経験は書いた方が良いのか、書く必要はない経験はどれかなどについて、それぞれのケース別に見ていきましょう。
浪人・留年したことがある場合の書き方
大学受験がうまくいかなかった、単位が全て取れなかったなど事情はそれぞれあることでしょう。事情はともかく、浪人・留年したことは書く必要はありあせん。
高校卒業と大学入学の間が空いていたり、大学入学した年と大学卒業の年が4年以上あれば、面接官も見れば判断ができるからです。浪人と留年にはマイナスなイメージを抱く人もいるので書かない方が良いでしょう。また、予備校に関しても書く必要はありません。
高校卒業と大学入学の間が空いていたり、大学入学した年と大学卒業の年が4年以上あれば、面接官も見れば判断ができるからです。浪人と留年にはマイナスなイメージを抱く人もいるので書かない方が良いでしょう。また、予備校に関しても書く必要はありません。
休学していた場合の書き方
休学したことがある場合は、休学理由を添えて書くようにしましょう。例えば、病気で休学していたのだとしたら、「病気療養のため休学」といった形で書きます。このとき、「勤務には支障はない」ということを伝えると良いでしょう。既に完治しているなら、そのことを記入します。
また、病気などのやむを得ない事情で留年したのならば、備考欄に記入するようにしてください。
また、病気などのやむを得ない事情で留年したのならば、備考欄に記入するようにしてください。
留学経験がある場合の書き方
留学経験がある場合は、留学期間が1年以上であれば記入します。その際は、留学期間と留学した国、留学先の学校名も書くようにしましょう。学校名は、アルファベットでもカタカナでもどちらでも構いません。
ホームステイや語学留学といった短期間の場合は学歴欄ではなく、自己PR欄や備考欄に記入します。留学経験で得たことや学んだことを、応募先の企業で存分にアピールしましょう。
ホームステイや語学留学といった短期間の場合は学歴欄ではなく、自己PR欄や備考欄に記入します。留学経験で得たことや学んだことを、応募先の企業で存分にアピールしましょう。
中途退学した場合の書き方
中途退学した場合は、「◯年◯月◯◯学校〇〇科中途退学」と記載します。中退というと「イメージが悪い」「面接で不利になるかも」などの理由から、あまり書きたくないと思う人もいるでしょう。しかし、書かなかったところで面接では聞かれます。
やむを得ない理由の場合は事実のままに書きます。マイナスな理由の場合は書かなくても構いませんが、書くならば「一身上の都合により退学」と書きましょう。
やむを得ない理由の場合は事実のままに書きます。マイナスな理由の場合は書かなくても構いませんが、書くならば「一身上の都合により退学」と書きましょう。
転校・編入した場合の書き方
転校・編入した場合は、年月と転校・編入先を記載するようにしてください。元の学校名を〇〇、転校・編入先の学校名を△△として説明します。〇〇学校入学と書き、その次の行に△△学校転入学もしくは編入学という風に書くと良いです。
記入する際に間違えやすいのですが、「転校」とは書かないように注意してください。「転入学」とするのが正しい書き方となります。
記入する際に間違えやすいのですが、「転校」とは書かないように注意してください。「転入学」とするのが正しい書き方となります。
学部や学科を変更した場合の書き方
学部や学科を変更した場合は、変更した先の学部や学科を「〇〇学部(学科)編入学」と記載するようにしましょう。年月も忘れずに書きます。
同じ大学内であれば、大学名は書かなくても察してもらえますが、他の大学へ移っている場合には、大学名も省略せず書いておいた方が良いです。面接で聞かれた場合に備えて、変更した理由を説明できるようにしておきましょう。
同じ大学内であれば、大学名は書かなくても察してもらえますが、他の大学へ移っている場合には、大学名も省略せず書いておいた方が良いです。面接で聞かれた場合に備えて、変更した理由を説明できるようにしておきましょう。
一度就職してから学生に戻った場合の書き方
一度就職してから学生に戻ったという場合には、一度社会人としての経験をしている場合でも、学歴は学歴、職歴は職歴として分けて書くことが望ましいです。
履歴書は、相手が見やすく、読みやすいように書くことが大事です。例え、学歴に間が空いていたとしても、職歴の方を見れば、一度就職しているということは分かります。ただし、その理由は聞かれるでしょうから、説明できるように準備しておきましょう。
履歴書は、相手が見やすく、読みやすいように書くことが大事です。例え、学歴に間が空いていたとしても、職歴の方を見れば、一度就職しているということは分かります。ただし、その理由は聞かれるでしょうから、説明できるように準備しておきましょう。
履歴書はあなたの分身
履歴書の書き方について説明してきましたが、特に学歴の書き方は、転校や留学などを経験していると悩むところもあるでしょう。
履歴書はあなたの分身です。あなたという人間について、履歴書という一枚の紙で伝えるものです。良く見せたいからといって嘘を書いたとしても、面接官には分かってしまいます。
正直に、そして相手のことを考えて、履歴書は丁寧に書くようにしましょう。それが面接を成功させるための第一歩です。
履歴書はあなたの分身です。あなたという人間について、履歴書という一枚の紙で伝えるものです。良く見せたいからといって嘘を書いたとしても、面接官には分かってしまいます。
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