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2019年06月28日

転職選考時に行われるリファレンスチェックとは?質問例6つを確認しよう

皆さんはリファレンスチェックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回はリファレンスチェックについて、詳しい内容や目的をご紹介します。特に外資系の企業で多い内容となり、社会人なら誰でも対象になる可能性があります。ぜひ確認してみてください。

転職選考時に行われるリファレンスチェックとは?質問例6つを確認しよう

転職した際のリファレンスチェックとは?

転職選考時に行われるリファレンスチェックとは?質問例6つを確認しよう
リファレンスチェックは英語でReference Checkと表記される言葉で、身元照会という意味があります。

今回のような転職でのリファレンスチェックの場合は、応募者の前職での実績や人柄、勤務態度など自己申告している内容に偽りがないか、第三者に確認することを指します。

今回はリファレンスチェックについて、詳しい内容や目的をご紹介します。特に外資系企業への転職で多い内容です。ぜひ確認してみてください。

実施対象

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実施対象になる人の多くは、外資系企業の幹部クラスの応募者です。転職先の企業で内定が出ている状態で行われることが一般的です。

また企業によっては一般スタッフの採用時にも行う場合があります。これは海外では、転職時にリファレンスチェックを行うのが一般的であることに由来します。

実施先

リファレンスチェックの実施先としては、前職の上司または同僚などが多いです。また本人の実際の勤務の様子をよく知っている前職の取引先の場合もあります。

どの程度の関係者が実施先として有効とするかは、企業によって違います。また情報の信頼性を確保するため、実施先は一人ではなく、複数人に対して行うことがほとんどです。

実施者

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リファレンスチェックの実施者は企業によって異なりますが、一般的に転職エージェントや転職先の企業が行います。

また、転職先が金融機関の場合は、第三者機関が行うことが多いです。

実施タイミング

リファレンスチェックの実施タイミングは、基本的に本採用の直前です。

しかしこれは企業によってばらつきがあり、選考途中の場合や、内定後に確認のため行う企業もあります。

企業がリファレンスチェックを行う2つの目的は?

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企業が応募者に対しリファレンスチェックを行う目的は、主に信頼関係の構築とミスマッチの防止です。

ここではこの2つの目的について、詳しい内容を説明していきます。日本ではまだなじみの薄いリファレンスチェックですが、目的を正しく把握しておけば安心して受けることができますので、ぜひ事前に確認してみてください。

リファレンスチェックの目的1:信頼関係の構築

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先ほど実施タイミングの項でご説明したとおり、一般的にリファレンスチェックが行われるのは採用の直前であり、転職先は応募者に対して良い印象を持っている状態にあります。

しかし書類と面接だけではその印象が正しいのかは確認できず、経歴や人物評価に偽りがないかを確認しておく必要があります。

経歴や人物評価に虚偽の内容がないかどうか確認することで印象に確信を持てるようになり、応募者との信頼関係が構築できます。

リファレンスチェックの目的2:ミスマッチの防止

応募者が本当に転職先が求めている人材なのかどうかは、応募者自身からの情報だけでは確認しきれません。第三者からの人物評価が応募者のおもっているそれと一致しているとは限らないからです。

リファレンスチェックで第三者からの評価情報を得ることで、応募者の特徴をより正確に確認できます。こうすることで企業が求めている人材かどうか検討し、転職先と応募者のミスマッチを防ぐことができます。

転職選考時のリファレンスチェック質問例6つ

転職選考時に行われるリファレンスチェックとは?質問例6つを確認しよう
ここまで、リファレンスチェックがどのようなものか、その体系的な内容や目的をご紹介してきました。

ここからは実際にリファレンスチェックで問われる内容について、質問例を交えてご紹介していきます。

リファレンスチェックを行う対象になる可能性は会社で働いていれば少なからずあります。必要な時に安心してリファレンスチェックに臨めるよう、ぜひ確認してみてください。

転職選考時のリファレンスチェック質問例1:応募者との関係

リファレンス先として応募者の前職の上司や取引先が対象になるというお話をしましたが、実際に応募者が前職の会社で働いていたのかどうか、前職での職位などに偽りがないかどうかも同時に確認されます。

また応募者が前職で配置されていたポジションの確認を行い、転職先での適切な配置にこの情報を活用します。

転職選考時のリファレンスチェック質問例2:応募者とどれくらいの期間一緒に働いたか

リファレンスチェックでは、応募者とどれくらいの期間一緒に働いたかという質問も多くなされます。

この質問で応募者が申告している前職の会社での勤務期間に偽りがないかどうかが確認でき、合わせて途中退職がなかったか、休職などの期間はあったのか、ひいては不祥事などを起こしたことはあるのかなども確認を取ることができます。

転職選考時のリファレンスチェック質問例3:応募者がどのような仕事に携わっていたか

応募者がどのような仕事に携わっていたのかという質問では、職位や応募者がすでに申告している前職での仕事内容に偽りがないかどうかを確認します。

行ったことのある仕事の内容を確認することは特に、転職先の企業とのミスマッチが起きないようにする意図が強いと言えます。

また転職先での配属をどこにするのか、どのようなポジションにつかせれば最も持っている力を発揮できるかなどを検討する材料としても利用されます。

転職選考時のリファレンスチェック質問例4:応募者の仕事への取り組み方(勤務態度)

応募者の勤務態度がどうだったかということは、転職先も特に気になる点の一つと言えます。

前職での総合的な勤務態度に加え、個人の問題解決能力や決断力、もう一度一緒に働きたいと思わせるような働きぶりであったかなど、第三者からしか分からない点がたくさんあります。

リファレンスチェックでは転職先で意欲的に、希望するような働きぶりを見せるかどうかも確認をしています。

転職選考時のリファレンスチェック質問例5:在職中の応募者の実績

応募者の勤務態度に加えて、実際にどのような実績を残したのかもリファレンスチェックでは確認されます。

リファレンスチェックが行われる対象は特に幹部クラスの応募者が多いため、実際にプロジェクトの成功や受注実績などが申告されていることも多くあり、これらの内容に偽りがないか、漏れがないかなども確認されます。

また、それらの実績が転職先の企業でも活かせるのかどうか、確認する内容としても利用されます。

転職選考時のリファレンスチェック質問例6:応募者の人間性

応募者の人柄については、面接だけではわからない部分が多くあります。

リファレンスチェックでは前職でチームで仕事をしていたことがあるか、上長に対し報告・連絡・相談が適切にできていたか、部下がいた場合には部下と適切にコミュニケーションをとれていたかなどを確認し、応募者の人柄を総合的に判断します。

転職先の企業でどんな人とうまく仕事ができるのか、苦手なタイプはいるのかなどが配属に考慮される場合もあります。

外資系の企業ではリファレンスチェックは一般的

転職選考時に行われるリファレンスチェックとは?質問例6つを確認しよう
外資系企業への転職ではリファレンスチェックを行うのが一般的になっています。

日系企業は採用を人事担当が行い、部署で責任を持つことが多いですが、外資系企業ではカントリーマネージャーが採用の全責任を負います。日本国内においては日本法人の支社長がこれを務めています。

採用に関する責任の所在がはっきりしているため、採用でのミスマッチが起こらないよう、日本国内でもリファレンスチェックを行うことが多くあります。

リファレンスチェック後に内定を消されることもある

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リファレンスチェックが内定後のタイミングだった場合、転職先が内定取り消しを行えるかどうかは内定通知書の記載内容によって異なります。

リファレンスチェックによって経歴詐称などがあった場合、今後の業務に問題が出るほどの重大な経歴詐称であれば内定は取り消すことができます。

しかしながらその判断は難しく、ケースバイケースになることもあります。状況に合わせて法務担当や顧問弁護士に相談すると良いでしょう。

リファレンスチェックの意味を理解しよう

転職選考時に行われるリファレンスチェックとは?質問例6つを確認しよう
いかがでしたか。今回は転職時のリファレンスチェックの内容や目的、実際の質問例をご紹介しました。

日本においては、リファレンスチェックはまだ認知度が低いコンテンツです。個人情報保護の観点から、転職先にリファレンスチェックをされることに不安を感じる人も多く、応募者が転職先の企業に不信感を抱いてしまうこともあります。

誤解を避けるため、リファレンスチェックの内容や目的、重要性を正しく理解しておくと安心です。

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