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2019年09月19日

通年採用のメリット3つと通年採用のデメリット2つ|通年採用を行っている企業

企業における通年採用についてみてまいります。通年採用することによって得られるメリット。逆にそのデメリットも合わせてみていくことにいたしましょう。人材はいつの時代になっても企業にとって必要な存在。優秀な人材をいかにして確保するかが企業の大命題なのですから。

通年採用のメリット3つと通年採用のデメリット2つ|通年採用を行っている企業
企業が行う通年採用について説明してまいりましょう。

通年採用の意味、一括採用との違い、通年採用のメリットやデメリットなど、これから企業に応募しようと考えておられる方が役立つよう、詳しくみていくことにいたします。

通年採用とは

通年採用のメリット3つと通年採用のデメリット2つ|通年採用を行っている企業
通年採用とは、企業が新卒者だけを対象とせず不定期に年に数回、求人を出して社員を募集する採用形式のことをいいます。

よって時期に縛られることなく、1年を通して万遍なく社員の確保が可能となる採用ということがいえるでしょう。帰国子女の秋採用や1年を通しての中途採用に効果を発揮する制度です。

一括採用と通年採用との違い

それでは次にまいります。一括採用と通年採用との違いについてみてまいりましょう。

一括採用の特徴

通年採用と一括採用の違いをご紹介する前に一括採用の特徴について説明しておきましょう。

一括採用とは、新卒の学生を対象にして毎年、同じ時期に同じ数の採用を行う制度のことをいいます。

よって企業側は毎年、4月の新卒一括採用者の入社を見越して前年からその準備に取り掛かっていきます。反対に通年採用は対象が中途採用者ということになりますので一括採用のように大学訪問をしたり学生向けの会社説明会などを行ったりする必要がありません。

通年採用は書類選考を第一次選考とし、それを通過した者だけを次の第二次選考に呼ぶ、というスタイルとなります。

通年採用のメリット3つ

では次にまいります。企業が通年採用を行った場合のメリットについて説明いたします。全部で3個のご紹介となります。

通年採用のメリット1:人材の厳選

通年採用のメリットの1つ目は「人材の厳選」です。

通年採用の応募時期は新卒採用のようにある時期に固まりません。よって応募者が分散されるので企業側は余裕をもってじっくりと人材を見極め、厳選することができます。

一般的に一括採用では時間的な余裕はほとんどありません。採用側にとっては少ない時間で必要な人材を確保しなければならな、という焦りを感じなくて済むのが通年採用のメリットとなります。

通年採用のメリット2:タイミング

通年採用のメリットの2つ目は「タイミング」です。

タイミングがいいという意味は必要な時期に必要な人数を集めることができる、ということになります。

このタイミングという問題は人材を確保したい企業側にとって最大のテーマになります。一括採用だとどうしても横並びの無難な人材確保、といった様相となってしまいがちですが通年採用ならば企業側にとって欲しい人材をミスマッチなく選択できるところが大きなメリットとなるからです。

通年採用のメリット3:スケジュール調整

通年採用のメリットの3つ目は「スケジュール調整」です。

つまり企業側にとって新規出店や新規事業の立ち上げ時などに人を思うように集めやすい、というメリットを見いさせるからです。

これが一括採用だったならば中長期的経営戦略に則ることになりますのでどうしても効率の問題が解決されません。

通年採用はこのような問題を一気に解決できる手段となることでしょう。

就活生のメリット

ここで就活生側のメリットもみておきましょう。

一括採用だと短期間の中で数多くのライバルたちと渡り合ってゆかなければなりません。ところが通年採用ならば挑戦する機会がそれだけ増えることになり採用される確率もはるかに高くなります。

選り好みさえしなければ「採用通知」を受け取る可能性がより大きく開けるのも通年採用の魅力といえるでしょう。

通年採用のデメリット2つ

それでは次にまいります。今度は通年採用におけるデメリットについて紹介してまいります。

全部で2個のご紹介となります。

通年採用のデメリット1:採用コスト

通年採用のデメリットの1つ目は「採用コスト」です。

一括採用ならば3月~6月といったように時期が固定されていますので採用にかかるコストも
その時期だけに投下しておけば済んでいました。

しかし通年採用となると1年を通して採用に対するコストがかかる計算になります。これは企業にとっては決して軽くない経費の計上になってしまいます。

一括採用におけるコストと通年採用においてかかるコスト。両者を比較検討して最善の経営判断を下さなければならないでしょう。

通年採用のデメリット2:内定拒否

通年採用のデメリットの2つ目は「内定拒否」です。

通年採用は就活生にとって一発勝負という概念が希薄になる傾向があるでしょう。つまり今回の内定を辞退してもまた次に受けることができる、という軽い気持ちになりやすい、ということです。

よって企業側はそういった事態も想定して採用計画を立て、人材確保を急ぐ必要が出てくるでしょう。

就活生のデメリット

就活生側の通年採用におけるデメリットもみておきましょう。

最も大きく言える点は「希望する企業が少ない」という点でしょう。

第一希望にしたいような企業は既に一括採用で募集を終了させています。通年採用を行っている企業は第一志望から漏れるような企業がほとんど、いう現実的な問題が横たわるでしょう。

採用される可能性は高くなるかもわかりませんが必ずしも働きたい仕事の会社と出会える保証はありません。そこが就活生側にとっての最大のデメリットとなってしまうでしょう。

通年採用を行っている企業

それでは次にまいります。今度は通年採用を行っている企業、それも大手の企業をご紹介してまいりましょう。

全部で6個のご紹介となります。

ソニー

通年採用を行っている企業の1つ目は「ソニー」です。

ソニー株式会社は1946年(昭和21年)5月設立の世界に名をとどろかせる日本有数の有名企業の一つです。

全従業員数は11万名を超え、売上高は8兆6600億円を超える超トップ企業です。

そのソニーが新卒者だけを対象にせずに途中入社枠という形で随時、通年採用を行っています。

募集職種もソニー社内におけるほぼ全職種が対象となっています。通年採用となったからといって新卒採用と比較して一切、ハンディが発生することもありません。

世界のソニーで自らの腕を思いっきりふるってみる。そのためにも事前の企業研究と自らのスキルの向上は欠かせないでしょう。

ファーストリテイリング

通年採用を行っている企業の2つ目は「ファーストリテイリング」です。

「ユニクロ」ブランドでお馴染みの株式会社ファーストリテイリングは現CEO 柳井正が一代でここまで成長させた衣料品業界の世界的トップ企業です。

本社所在地は山口県山口市。創業は1949年、山口県宇部市で開業したメンズショップ小郡商事がスタートでした。

ファーストリテイリングはスマホからでも行える「キャリア登録」を行ってもらうことにより中途採用の道が開いてきます。傘下の「ユニクロ」や「GU]を含め本社スタッフへの登用など幅広く人材の確保のための採用プランを設けています。

新卒採用の機会がなかったとしてもファーストリテイリングには通年で採用される機会があります。企業研究を十分行い、チャンス到来の時に最高のパフォーマンスを発揮できるよう準備しましょう。

ソフトバンクグループ

通年採用を行っている企業の3つ目は「ソフトバンクグループ」です。

テレビやマスコミでもお馴染みのCMを放送している「ソフトバンク株式会社」、通信サービス業の大手であり国内においてもトップ3のポジションを不動のものにしている超優良企業です。

設立は1986年と非常に新しい会社です。代表取締役兼CEOは宮内兼氏。グループ全体の顔として「孫正義」氏の存在があることはもうお馴染みでしょう。

グループ全体の従業員数は1万7千名。8兆9千億円の年商を誇る世界の有数企業です。

ソフトバンクグループも通年採用を積極的に取り入れています。新卒採用は勿論、「キャリア採用」「障がい者採用」「販売クルー採用」など年間を通して広く多方面から人材の供給に努力しています。

通信事業に興味をお持ちならば志望企業の一つに加えるべき会社といえるでしょう。

楽天市場

通年採用を行っている企業の4つ目は「楽天市場」です。

ネットショッピングでお馴染みの「楽天株式会社」。創業者は現CEOの三木谷浩史氏。

設立は1997年となっていますので急成長著しい企業といえるでしょう。

2018年12月期における連結売上高は1兆1千億円。2004年にはプロ野球球団として正式に参入が認められるなど国内有数のトップ企業の一つとなっています。

楽天におきましても一般の新卒採用以外にキャリア採用枠として通年採用を行っています。

IT業界の先駆者たる企業にとって固定概念に縛られた人材の補充では企業の成長にストップをかけてしまうと踏んだ結果の採用方式といえるでしょう。現に今の次代の先頭を走る企業の多くが通年採用に積極的です。

人材を広く、いつでも欲しい時期に採用する。このスタンスが企業の成長のカギとなっているのでしょう。

ヤフー

通年採用を行っている企業の5つ目は「ヤフー」です。

ヤフーは公開をしていない株式会社です。設立は1995年、アメリカのカリフォルニア州。傘下となる「ヤフージャパン」は設立が1996年、従業員数6500名、資本金89億円という巨大企業の一つとなっています。

ヤフーにおきましても年齢30歳までという制約つきながら多方面に渡る職種でビジネス経験者、つまり通年採用を取り入れています。

常に業界の先頭を走るためには柔軟な発想力や柔らかい頭が求められます。固定観念にとらわれない人事戦略が今日のヤフーの快進撃を生んでいるのでしょう。

ネスレ

通年採用を行っている企業の6つ目は「ネスレ」です。

ネスレはスイスに本社をおく飲料品メーカーです。日本におけるネスレとは「ネスレ日本株式会社」となります。

1933年設立。社員数は2500名。コーヒー飲料でお馴染みの老舗企業です。

ネスレ日本においても通年採用に該当する中途採用を積極的に行っております。また特定のスキルを有する方を対象とした「シニアスペシャリスト採用」という枠も存在しています。

幅広い年代層の方々の力を得て成長を遂げていこうとする企業姿勢が伺える一面といえるでしょう。

通年採用の市場

それでは次にまいります。今後の通年採用における市場動向をみていきましょう。

通年採用は一時的なものなのか、それとも既に定着化しているのか。詳しくみてまいります。

経団連の合意

はっきり言えることは大学側と経団連とにおいて新卒の通年採用は合意の方向性になりました。

つまりこれまで大学の3年生になった時点で行っていた就活は期間、時期を特定せずに自由に企業との採用活動を行う事ができるようになったということです。

この合意によって企業側は早い時期から優秀な学生の獲得に向けて動くがことができ、対する学生側も早い段階で内定を得ることによって残りの学生生活を有意義に使える、という事になります。

採用格差が広がる

ただし、通年採用の合意はますます企業間の競争を激しくし、採用格差が広がるものと想定されます。

大手の有力企業はこれまでどうり、超難関大学出身者の取り込みを強化するでしょう。そうなるとそれ以外の学生や大手以外の中小企業との採用者の格差はますます広がることとなります。

また通年採用によって企業側のコスト増大、採用に関わる関係部署の労力は長期化し疲弊につながるでしょう。

一方の学生側も内定を取れるものとそうでない者との格差が広がり長期間にわたって就活を行わざるをえない事態に追い込まれます。学生の本分である学業が疎かになってしまう原因をつくってしまうでしょう。

就活生の通年採用の合意は2022年スタートに向けて予断を許さない展開となるでしょう。

通年採用は状況にあわせた対応が必要

通年採用におけるメリットデメリットについて紹介してまいりました。

通年採用によって企業側は期間を縛られることなく優秀な人材を確保できる反面、それにかかるコストの増大が予想されます。

一方、学生側も早期のうちに希望企業から内定をもらうこともできますが、なかなか内定が取れずに就活の長期化となってしまう恐れも懸念されます。

つまり従来どうりのエントリシート提出時におけるような国公立大学出身者と超難関有名私大出身者は従来どおり。それ以外は苦戦する、という学校間格差の解消はなりにくい、ということになります。

ただ、東証一部上場企業に就職できたからといってそれで人生の勝者になったわけではありません。生涯年収が高いのはいいことですがそれを保証してくれる要素は実力次第です。

大企業には必ずやコストカットの時期もやってきます。状況に合わせた対応が必要になることでしょう。

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