Search

検索したいワードを入力してください

ボクサーの年収と仕事内容|ボクサーの食事や筋肉などの体づくり

初回公開日:2017年03月15日

更新日:2017年08月10日

記載されている内容は2017年03月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ボクシングについてあまり詳しくない人がボクサーとはどういうものなのか、またどうしたらボクサーになることが出来るのかということをまとめました。それに伴い、現在日本・世界で活躍するボクサーをそれぞれ2人ずつ紹介し、ボクサーの魅力を認識してもらえればと思います。

ボクサーの年収と仕事内容|ボクサーの食事や筋肉などの体づくり

ボクサーとは

そもそもボクサーとは?

ボクサーとはボクシングを行う人のことを指し、ボクシングはグローブをつけた拳でリング上の相手と戦い優劣をつける競技です。ボクシングは古代オリンピックの競技種目にあるほど歴史の古いスポーツです。近代ボクシングの基礎が作られたのは英国であり、現在でも階級を分ける単位が「ポンド(lb)」であることなどからもわかります。男子・女子それぞれにプロボクサーが存在し、第77回アカデミー賞を受賞した「ミリオン・ダラー・ベイビー」に代表されるように、近年女子ボクシングの人気も上がってきています。しかし、ここでは話しをわかりやすくするため、男子ボクシングに焦点を絞って話していきたいと思います。

どれくらい階級があるの?

ボクシングにおいて重要なのが階級です。多くのスポーツにおいてやはり重要となってくるのが生まれ持った体格です。プロレスラーなど他の格闘技の選手がどうしても体格に恵まれた人が多いのもそういった点が影響していますが、ボクシングにおいては違います。ボクシングは体重によって、プロでは17階級、アマでは13階級に分かれており、確実に自分と同等の大きさの相手と戦うことができるのです。

ボクサーになるには

プロボクサーになるには?

日本でプロボクサーになるには日本ボクシングコミッション(JBC)の「ボクサーライセンス」を取得する必要があります。「ボクサーライセンス」は、やはり日本ボクシングコミッション(JBC)が開催するプロテストに合格すれば、取得することができます。プロテストの受験資格は、以下の3点をクリアすることです。

1.日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟するボクシングジムに所属する練習生であること。
2.17歳〜32歳までの男女(未成年者の場合、親権者の承諾書が必要)。
3.コミッションドクターによる健康診断に合格した者。健康診断には、B型肝炎検査、頭部CT検査(30歳以上は頭部MRI検査)、女子はテスト日から30日前以内の妊娠反応検査が含まれます。

書類審査と健康診断で受験資格が確認されれば、プロテストを受けることができます。内容は、筆記と実技テストです。

ボクサーの食事や筋肉などの体作り

なぜボクサーは減量を行うか

先ほども述べたように、ボクサーは試合の規定の体重を満たすために減量をするわけですが、ただたんに減量をしているだけではありません。なぜなら、減量をすることでパンチ力やスタミナが落ちてしまっては、対戦相手に負けてしまうからです。つまり、ボクサーはパンチ力やスタミナが落ちないように減量を行うのです。

具体的な食事

試合の日程が決定し、減量に臨むにあたり基本となるのは低カロリー高タンパクの食事を行います。試合が近くなるにつれて、自分の体重をしっかりと調節するためにどういった品目を食べればいいのかというものをグラム単位で管理していきます。

トレーニングメニューについて

ボクシングにおいて重要な筋肉は大きく分けて2つあります。相手を倒すための筋肉と最終ランドまで動き続ける筋肉です。ボクサーにとって重要なことは上記の2つの筋肉のバランスがとれていることです。どちらか一方だけが強くなりすぎても試合に負けるリスクが高くなります。力が強くとも体が重くなることなく持久力を持った体を作ることがボクサーにとっては理想だと言えます。例えば、パンチ力を強くするために腕だけを鍛えても駄目です。パンチ力は背筋・脚力とも密接な関係がありますので、そういった部位を鍛えることによりパンチ力も上がっていくと考えられます。これらの筋肉をバランス良くつけるトレーニングが、サンドバック、ミット、縄跳び、ランニングといった王道のトレーニングです。これらのトレーニングによってどういった筋肉を鍛えたいのか目的別にバランスよく鍛えることが、ボクサーにとって必要なことといえそうです。

有名なボクサーの紹介

近年、テレビをつけるとバラエティなどに世界チャンピオンという名で出演しているボクサーを頻繁に見る機会があるかと思います。世界チャンピオンを認定する団体が世界にいくつもあること(日本ボクシングコミッショナーが認めているのはWBA、WBC、IBF、WBOの4団体のみ)で多くの世界チャンピオンと呼ばれる人が出てきたことで、ボクシングにあまり詳しくない人にとっては誰が本当に強いボクサーなのかわかりにくいのが現状かと思います。そこで以下に筆者が考える初めてボクシングを見る人は「この人を押さえておけ」という現役の日本人・海外ボクサーを紹介したいと思います。

日本人ボクサー

山中慎介

現役の日本人では恐らく一番強いと考えられているボクサーです。その証拠に、アメリカの有名な雑誌「リング」誌が造った言葉で、選手の体重を同一と考えて強さをはかる仮想のランキングとしてパウンドフォーパウンド(Pound for pound)というランキングにおいて以下に話す井上尚弥(同ランキング10位)とともに9位としてランクインしています。(2017年1月31日時点)
戦績も29戦27勝2分(19KO)といまだ負けていないWBCバンダム級チャンピオンで、「神の左」と呼ばれる強烈な左ストレートを武器としています。現在12回連続王座防衛中であり、次戦では具志堅用高が持つ13回連続王座防衛の日本記録に並ぶことができるかに期待がかかっています。

井上尚弥

先に述べたパウンドフォーパウンドにおいて、山中慎介(同9位)とともに10位にランクインした日本ボクシング界のホープが井上尚弥です。WBCライトフライ級王者とWBOスーパーフライ級王者の2階級制覇を達成しており、プロ8戦目での世界2階級制覇は、ワシル・ロマチェンコに抜かれるまで(プロ7戦目)世界記録でした。戦績は12戦12勝(10KO)と申し分のない強さを見せており、何よりもKO率の高さが光ります。「モンスター」の異名をとる井上は、世界3階級制覇を達成し先日引退を発表した長谷川穂積から「全部が総合点以上。10点満点で言えば、9点以上でしょう」と言わしめるほどの能力を持っています。パウンドフォーパウンドで1位に君臨するプロ46戦46勝(38KO)のロマゴンことローマン・ゴンザレスとのドリームマッチも今年中に噂されるなど日本のみならず世界から注目を集めている数少ない日本人ボクサーと言えます。

海外ボクサー

マニー・パッキャオ

ボクシングに詳しくない人でもいわずと知れた、アジア人ボクサーの象徴的存在です。史上2人目の6階級制覇王者で(2階級飛ばしたため海外では8階級制覇と紹介されることもあります)、フロイド・メイウェザーとの「世紀の一戦」ではファイトマネー300億円以上という桁違いの注目を集めました。2016年4月にティモシー・ブラッドリーとの対戦を最後に引退することを表明していましたが、その4か月後の2016年8月に引退を撤回し、2016年11月に復帰戦を行い勝利を飾りました。現在38歳という年齢もあり、戦うスタイルは全盛期のような鋭いステップインからの左ストレート・ラッシュではなくなってきたものの、いまだに世界最高レベルのボクサーであると言えます。

ゲネディ・ゴロフキン

日本人になじみのあるパッキャオ以外にもう一人紹介する海外ボクサーは現WBA世界ミドル級スーパー王者ゲネディ・ゴロフキンです。WBC世界ミドル級王者とIBF世界ミドル級王者でもあり、4団体全てのミドル級の制覇を期待する声も多くあります。多くの強い海外選手がいる中で筆者がこのボクサーをおススメする理由としては、なによりを差し置いてもゴロフキンは強いことです。世界の中で選手層が最も厚いといわれるミドル級において、対戦相手を探すことが困難なほど圧倒的な強さを見せています。戦績は36戦36勝(33KO)という圧倒的な数字で、パワー・技術・スピードどれをとっても世界最高峰のレベルであると思います。7年前に戴冠して以降、ボクシング史上最多タイの17連続KO防衛中であり、近日(米国時間2017年3月18日)にダニエル・ジェイコブスとの防衛戦で記録更新がかかっています。

ボクシングを楽しむために

いかがだったでしょうか。ある程度ボクサーについてわかっていただけたかと思います。世界チャンピオンクラスのレベルにまで到達することができれば、とても華やかな世界ですがそこに至るまでには、多くの練習や減量・食事制限といったことを行っています。スポーツの世界では共通していることがといえそうですが、表に見えているものの裏には多くの苦労や努力があるということもわかっていただけたかと思います。そういったことも考慮しながら、是非ボクシングというスポーツを楽しんだり、観戦していただければと思います。

Related