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国家資格の歯科衛生士の仕事内容や勤務場所・働き方・やりがい

初回公開日:2017年03月01日

更新日:2018年12月12日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

歯科衛生士さんと歯科助手の違いは?歯科衛生士として働くなら、どういうところが勤務地になるのでしょう。勤務地によって歯科衛生士の仕事内容が変わるんですよ!今回は意外と知らない歯科衛生士のお仕事やさまざまな勤務地について紹介します。

国家資格の歯科衛生士の仕事内容や勤務場所・働き方・やりがい

歯科衛生士と歯科助手の違いって?

歯科助手は患者様のお口の中に触れるという行為が出来ません。しかし、歯科衛生士はお口の中に手を入れることが出来るます。ここが歯科助手と歯科衛生士の基本的な違いです。

国家資格で口内の治療が出来るのが歯科衛生士、資格がなく治療もできないけれど歯医者のスタッフとして働くことが出来るのが歯科助手です。

歯科衛生士の仕事内容3つ!

歯科衛生士とは歯の治療、予防を目的とする病院や施設などで歯科医師の診療を補助することが主な仕事内容です。

歯科衛生士の仕事内容は

①歯科予防処置
②歯科診療補助
③歯科保健指導

の3つの分野に分かれており、それぞれに関する高い専門知識が必要となります。これから1つ1つ細かく見ていきましょう。

①歯科予防処置

虫歯や歯周病の原因となる、歯石や歯垢といった歯についてしまった汚れを除去したり、虫歯予防のためのフッ素の塗布などを行います。
特に歯石については自分で除去することが出来ないため、医療用の専用器具を使用し取り除きます。

患者さんの口内のお掃除をするんですね。

②歯科診療補助

これは、歯科医師の指示に従い、医療行為をサポートすることです。歯科診療補助は主に歯の形を取るといった行為になります。その他にも院内の清掃業務や受付、診療報酬請求書の作成、患者様のへのサポートも歯科診療補助の役割となりなす。

基本的には歯科医師の指示に従ってする仕事です。

③歯科保健指導

虫歯や歯周病の予防方法として知られている歯の磨き方について指導を行います。
歯ブラシの持ち方、歯に当てる際の角度や力加減など、細かく丁寧に指導します。
また、歯科医院や病院以外にも、幼稚園や学校などで行われる定期健診での指導も仕事内容となります。お口の健康を考えて歯の磨き方だけではなく、生活習慣の改善方法や予防方法も行います。

公務員歯科衛生士になるには?

歯科衛生士の就業場所は9割が診療所で、残りはごく僅かですが総合病院や保健所、大学病院で就業する方もいます。

保健所や大学病院、市役所など公的な場所で勤務する歯科衛生士のことを、公務員歯科衛生士といいます。
歯科衛生士の就業先として、公的機関で仕事をしたい!という方もいらっしゃるでしょう。では、公務員歯科衛生士とはどうしたらなれるのでしょうか。

国家資格と公務員試験、両方に合格!

公務員の歯科衛生士になるためには、歯科衛生士の国家資格とさらに国家公務員試験や、地方公務員試験を合格する必要があります。これらに合格すると、公務員歯科衛生士として働けるのですが、採用数はごくわずかで倍率も厳しいという一面もあります。

保健所・保健センターでは相談が主な仕事内容!

保険所、保険センターの歯科衛生士の仕事内容は以下の5つが主な仕事内容となっています。

●乳幼児の歯科検診でブラッシング指導やフッ素塗布
●妊婦さん大人の方に対しての歯科予防相談
●保育園や小学校での歯磨き集団指導
●高齢者に対する口腔診査
●在宅の高齢者の訪問歯科

上から順に見ていくと、治療というよりも予防や指導、相談が業務の内容になっていることがわかります。先ほど大きく分けた3つの分野でいうと、これは歯科保健指導にあたります。保健所・保健センターなので治療というよりは、指導がメインになりやすいようです。        .

こちらも求人募集が非常に少ないですが、保健所・保健センターなどはお住まいの地域の方々には身近な施設であるため、住民の方々の距離が近くニーズに応えやすいやりがいがある職場だといえます。

歯科医師のサポートと専門的な事務作業がメインのお仕事

歯科衛生士のメインの仕事内容は診療中における歯科医師のサポートです。

国家資格を持っているので、診療録を整理する、記録の書類作成、X線フィルムの整理をするなどの歯科助手には頼めない事務作業をすることが多いようです。

一方歯科助手は、受付・窓口業務や予約管理、各種事務所などの簡単な事務作業をサポートしています。

ケアや予防などを記録する歯科衛生士業務記録書類

歯科衛生士は業務内容として、メインの医師サポート、専門的な事務作業や一般雑務までこなします。非常に幅広く業務があります。ここで歯科衛生士の事務作業の一つ「記録の書類作成」(歯科衛生士業務記録)について紹介していきます。

この「歯科衛生士業務記録簿」は診療録とは別のものです。

歯科衛生士法施行規則に「記録の作成及び保存」として「第18条 歯科衛生士は、その業務を行った場合には、その記録を作成して3年間これを保存するものとする。」と規定されています。歯科衛生士が作成する「記録」の内容には歯科医師が書く診療録と同様な事項が記載されていることも多いのですが、歯科衛生士が自ら行ったケアや予防などを歯科衛生士としての業務内容に基づいて記載しておくもので、職業を変えて例えると業務日報のようなものです。

こうした書類の作成も歯科衛生士の大切なお仕事の一つなのです。

歯科衛生士ができる仕事9つ

歯科衛生士が治療できる範囲は、実は限られているのです。
歯を直接削ったり、また治療をしたりというのは歯科医師の役割となりますので、以下のようなその他の仕事を行います。

・歯周病治療においてのスケーリング
・歯ブラシの指導、相談
・虫歯予防のため、奥歯の溝を詰めるシーラント
・予防処置やフッ素塗布
・虫歯の治療の詰め物をする前の仮の蓋をつける
・詰め物をする際の型とり
・ホワイトニング
・矯正時前後の歯磨き指導やケア
・器具の片づけ、清掃、準備

ここから分かるようにすべて歯科医師のサポートですね。これらをできなければいけないので、歯科衛生士になるためには豊富な勉強が必要でしょう。

矯正専門歯科医院の歯科衛生士はスキルアップに繋がる!

歯科衛生士の中には矯正専門歯科医院で働く歯科衛生士も存在します。
矯正歯科での歯科衛生士の仕事内容にはスキルアップにつながる業務が多く含まれています。

矯正装置を付けた上での指導でスキルアップ

たとえば、歯科診療内科でのクリーニングと矯正装置をつけた状態でクリーニングするのはどちらが困難だと思いますか?矯正装置をつけたままの状態の方が当然と技術が必要になります。その他、ブラッシングの指導や歯周病の管理、予防などについても、一般の患者さま以上に深い知識や丁寧な指導が必要とされ、各段にスキルアップにつながります。

MFTの経験でスキルアップ

MFTとは、嚥下の際の口腔習癖を改善することで、矯正治療後の歯並びの悪化を抑制するトレーニングです。
これは歯矯正専門の歯科医院で働く歯科衛生士特有といえる業務かもしれません。
正しい嚥下方法を指導していくことで、口腔習癖を改善してくMFTは注目度も高くなっているため、将来にも期待できるスキルを身に着けるチャンスがあると言えます。

このように、矯正歯科で働くと一般歯科では経験できないような業務に携わるため、スキルが身につくのです。

腕のいい歯科衛生士に送られる称号・認定歯科衛生士

歯科衛生士にはかなりの仕事内容があることが分かります。また、歯科衛生士には体力や気遣い、その他技術面においてもスキルが必要になってきます。
腕の良い歯科医師は聞くことがありますが、腕の良い歯科衛生士はあまり聞きませんが
歯科衛生士には認定制度があります。

この歯科衛生士認定制度とは、特定する専門分野において高度な業務実践の知識・技能を有すると認められた歯科衛生士で、一般的に「認定歯科衛生士」と言われている資格です。
この資格はさまざまな学会や団体によって認定資格制度が行われているもので、ひとつの認定機関によって資格が認定されているわけではないため、自ら認定機関と認定分野を選択し申請する必要があります。

こうした制度を申請してスキルアップすることによって認定歯科衛生士=敏腕歯科衛生士という称号を取得することもできます。資格取得後には合格証と認定ピンバッチなど、資格者としての証明が送られてくるという機関もあるようです。

歯科医院を支える重要な職業

今回ご紹介した通り、歯科助手と歯科衛生士は似ているようで全く異なる職業であり、歯科衛生士の仕事内容は奥が深いといえ、どちらも歯科医院を支える重要な職業であることには変わりありません。

もし「歯科医院で働いてみたいな」と思ったら、歯科助手と歯科衛生士それぞれの違いをしっかりと確認してどちらを目指すのかじっくりと検討しましょう。

また、「気軽に働きたいな」「事務や受付の仕事をしたい」なら歯科助手を、「患者さんの口腔ケアや予防歯科にも興味があるかも」であれば歯科衛生士を目指してみてはいかがでしょうか。

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