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2017年08月10日

司法書士の平均年収と仕事内容|勤務時と開業時の年収比較

このごろよく耳にする、司法書士というのはどのような仕事なのでしょうか?年収はいくらぐらいなのか、というのも気になるところですよね。具体的な仕事の内容と独立した場合と勤務している場合の司法書士の年収の違いなどもお話しします。

司法書士の平均年収と仕事内容|勤務時と開業時の年収比較

司法書士とはどんな仕事なのか?

広告などでも目にする機会がある「司法書士」ですが、具体的にどんな仕事なのか思い返すと、知らない方も意外と多いのではないでしょうか?今回は司法書士の仕事について一緒に考えてみましょう。

書類作成や法的手続きを代行する仕事=司法書士

司法書士は、個人や企業からの依頼で、法律についての書類作成や法的な手続きを代行する職業です。一番重要な業務は「登記」であり、土地や建物の登記は不動産登記と呼ばれ、企業の登記は法人登記と呼ばれます。登記には利害関係や権利の問題が絡んでくるため、専門家に依頼することが必要です。

司法書士の「書士」とは書類作成専門家という意味も込められており、国家資格です。登記業務のほかにも裁判事務をおこなう場合もあります。

不動産登記のほか商業登記も

不動産売買・相続をするときには、土地や建物の所有権をハッキリとさせるため、登記をおこないます。有名無形の財産を自分のものにするには、登記をし自分の名義にしなくてはならないのです。登記をしてはじめて誰の財産なのかということが法的に確定します。

商業登記は、会社を創立するときに必要な書類作成・手続きを代行します。

簡易裁判では弁護士と同等の仕事も

上でご説明したように、登記業務が司法書士の仕事の主だったところではありますが、簡易裁判所の代理・裁判事務という業務も近年増える傾向にあります。「認定司法書士」という資格を取れば、訴訟額が140万円以下で簡易裁判所でとりあつかう事件に関しては、弁護士と同じような活動が可能なのです。

最近テレビコマーシャルでも見聞きする「過払い金返還請求」にたくさんの司法書士事務所が参入したのは、この制度を利用したからで、弁護士より身近な法律の専門家として、今後もこういった簡易裁判所での仕事も増加すると思われます。

司法書士の年収

では気になる司法書士の年収に迫っていきましょう。司法書士試験という狭き門にパスして、司法書士になるというのはエリートですし、当然高い年収ものぞめるのではと想像しますよね?

昔は高かった年収、しかし今は…

イメージ通り、以前は結構年収をもらっていた方も多いようです。法律の知識は専門家でなくてはわからないことが大半で、司法書士に頼まないと解決できない難しい問題も数多く存在しました。

しかしインターネットの普及で、法律の条文や判例が簡単にネット上で閲覧できるようになったので、一般の人の法律についての知識がアップし、司法書士に仕事を頼む機会が減少してきているのだとか。

現在司法書士がおこなっているのは、一般の人では大変な「土地登記」や書類作成であり、このような事務作業はあまりお金がもうからないというのが実情です。そうは言っても、開業して独立した人と企業に所属して司法書士をつづける人とは、年収には差が出てきます。

勤務している司法書士の平均年収

司法書士は専門性の高い職業なので、資格を取ったからすぐ独立開業というわけにはいきません。独立するためにはまず企業に就職し、勤務司法書士としてそのキャリアをスタートさせます。初任給の平均額は20万円で、都心の大手事務所や有名なところであれば、25万~30万円ということもあるようです。

勤務司法書士の年収を考えると、司法書士1年生である最初の年は年収240万円~360万円と推定され、年齢によって年収が上がるということもあまりのぞめません。未経験なら40代であっても年収は変わりませんので、司法書士の資格をいつ取るかというのも大事なポイントです。一家のあるじとなってから資格を取っても家族を養うというのはなかなか厳しそうです。勤務司法書士はキャリアを積んでいっても、相場は年収500万円~600万円で、サラリーマンと比べてそれほど高年収とは言えません。

独立開業司法書士の平均年収

やはりせっかく取った資格を活かして、独立する人が多い職業が司法書士とも言えます。とは言え、全員が年収が高いというような甘い世界ではないのです。2015年度版の「司法書士白書」によれば、全体のおよそ7割が499万円以下の年収であり、女性は199万円以下の年収所得者がもっとも多いという結果が出ています。

また開業した司法書士のインタビューを見ると、売り上げから諸経費を差し引くと年収は600万円~800万円だと語っている人もいます。いっぽうで1000万円~2000万円を超える年収を得ている人もいるわけで、ほんのひと握りではありますが、司法書士で高い年収を稼ぐことも可能なのです。

開業する場所や顧客数によってもかなり年収に差が出てしまう職業とも言えます。このためにどこで開業するか、どれだけ顧客がゲットできるかということも年収には大きくかかわってきます。

企業勤務していたころからの顧客を大事にして、その人の口コミでさらに顧客を増やすようにするなどの営業努力も必要でしょう。住宅会社や銀行など金融関係機関、不動産会社などでコネクションがあれば、顧客も安定して獲得しやすいという話もあります。

司法書士には「補助者」もある

なお司法書士には「補助者」という存在もいます。司法書士事務所に勤めて、司法書士の業務を手伝う人のことで、いわゆる事務所のスタッフです。補助者になるには特に資格は必要としません。

ですが司法書士が補助者を採用するには、都道府県の司法書士会に「司法書士補助者」の届けを出さなくてはならず、補助者は発行された証明書を提示しないと、戸籍や登記書類の受領ができません。

求められる適性・収入について

もちろん補助者は法律にある程度詳しく、登記関係の知識にも明るい方が有利ですが、パソコンの基本操作・事務能力がそなわっていれば勤務可能です。司法書士合格を目指して補助者でアルバイトをしている方もいます。補助者は資格を有しないので、給料は一般のアルバイトとさほど変わりはありません。

時給850円~(地方の場合)、1000円~1500円(東京都内の場合)というのが平均的です。正社員で採用となれば、月給13万円~(地方)、20万円~30万円(東京都内)という感じですが、高い給料のところはそれに見合った能力を持った人・経験者を求められるようです。

司法書士求人の見つけ方

司法書士の求人の探し方ですが、各企業の法務部門に入るのであれば、一般的な就職活動をするのがベストでしょう。司法書士事務所などに入るためには、あなたの住んでいる地元の事務所に問い合わせるか、ハローワークやインターネットを活用して自分で就職先を見つける必要があります。事務所の求人を見つけるのはかなり難しく、弁護士の資格も持たないと厳しいという状況でもあります。

司法書士でこれから拡大しそうな業務

司法書士の仕事で今後増えていきそうな業務としては、簡易裁判に関してもそうなのですが、ほかには「成年後見制度」があります。認知症や障害を持っていることで、自分で財産などについて正常な判断ができない本人に代わって権利をしっかり守るという仕事です。もうひとつは相続・遺言関連で、遺言書作成や各種手続きは司法書士の専門ジャンルなのです。高齢化社会にともなって、このような業務が広がっていくというのが十分予測されますね。

正確さと責任感が必要な仕事

司法書士になるには、どのような人が向いているのかというと、仕事を正確にこなせる人・依頼された仕事を最後まできちんとやり遂げる責任感がある人と言えます。司法書士の扱う書類は、登記や裁判所のものなど大変重要なものが多いため、ミスは命取りです。それが重大な結果になってしまうので、まずは間違いなく1つ1つの仕事ができることが大前提です。

その上でサービス業であるという認識も必要です。顧客があってはじめて成立する仕事なので、「先生」と呼ばれることもあるエリートな職種ですが、そのことにあぐらをかかず、顧客に満足してもらい、信頼関係を築くことも大切です。高い専門的な知識を持ち、サービス精神も旺盛な人こそ、優秀な司法書士になれると言えるのではないでしょうか?

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