Search

検索したいワードを入力してください

2019年09月13日

リカレント教育のメリット5つとは?|リカレント教育の課題4つ

皆さんはリカレント教育という言葉を聞いたことがありますか。今回はこのリカレント教育について、詳しい内容とメリット、日本での課題について説明していきます。社会人として働くすべての方が対象になる話題ですので、ぜひ読んでみてください。

リカレント教育のメリット5つとは?|リカレント教育の課題4つ

リカレント教育とは

皆さんはリカレント教育という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

リカレント教育とは、義務教育や基礎教育を終えて労働に従事するようになってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムのことです。

今回はこのリカレント教育について、詳しい内容とメリット、日本での課題について説明していきます。社会人として働くすべての方が対象になる話題ですので、ぜひ読んでみてください。

欧米のリカレント教育

欧米のリカレント教育はほぼ文字どおりで、仕事に従事した後も、学習機会が必要となった場合は一定の期間を正規の学生として就学することが推奨されています。

個人の職業技術の向上のため、就学と就労をいずれもフルタイムで交互に繰り返して、無理なく学びの機会を得られるようになっています。

リカレント教育の具体例としては、スウェーデン、イタリアなどの有給教育制度、アメリカのコミュニティカレッジなどがあります。

日本のリカレント教育

日本でも転職時のキャリアアップなどの方法としてリカレント教育が注目されていますが、長期雇用を前提とする日本では、社会人になってから教育機関に戻って学習することは難しいのが現状です。

そのため日本のリカレント教育は企業で働きながら学ぶことや生きがいのために学ぶことも含む広義の言葉として使われています。

日本のリカレント教育の取り組みの具体例として、社会人入学制度、夜間開講、通信教育などが挙げられます。

リカレント教育の必要性

リカレント教育が注目された背景として、転職でのキャリアアップや夫婦共働きなどの増加があります。

日本人の働き方の変化によってスキルを外部の教育機関で学習したいというニーズが増えてきています。

短期間で働く企業を変えたり、女性が産休育休を取りながらキャリアアップを図る場合、企業内教育だけで仕事上必要なスキルを身につけるのは大変です。自分のいる環境に合わせて、自ら学習の場を持つことが求められます。

リカレント教育のメリット5つ

ここまでリカレント教育がどのようなものか説明してきました。ここからはリカレント教育のメリットを5つご紹介します。

これからリカレント教育を受けてみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

リカレント教育のメリット1:教育を受ける目的が明確なので習得が早い

リカレント教育では、現在従事している仕事に必要なスキルを身につけたり、転職のために必要なスキルを身につけるという目的のもと、それぞれのスキル取得にあった教育機関で学ぶこととなります。

期間もある程度決まっているので、先を見据えて取り組むこともできるでしょう。

自身のライフプランに関わる内容を真剣に学ぶことでスキルの習得効果も高まり、習得完了が自ずと早まる傾向にあります。

リカレント教育のメリット2:学びなおすことで知見が深まる

リカレント教育には学び直しの意味もあります。今まで持っていったスキルを磨き上げるのにもリカレント教育は有効です。

もともと持っていたスキルを学び直し、知見を深めることでより適切にスキルを仕事に活かせるようになります。

リカレント教育のメリット3:新たなキャリアに挑戦するきっかけ

今まで持っていなかったスキルを教育機関で学び直すことも、リカレント教育の一つの要素です。

長期雇用制度が崩れつつある今日において、新たなスキルを取得し短期的にさまざまな仕事に従事することも一つの仕事のあり方となっています。

新しい仕事に就くためのきっかけとして、教育機関に戻り必要なスキルを習得することが近道となることも少なくありません。

リカレント教育のメリット4:共に学ぶ人がいることで刺激となり成長につながる

リカレント教育を受けるために教育機関に戻ると、そこで学ぶ学生や、同じように学び直しにきている社会人、知識を授けてくれる教育者との出会いがあります。

共に学ぶ仲間の存在は心強いだけでなく、互いに刺激を受けあって成長が促されます。

一人で机に向かうよりも常に程よい緊張感があり、意欲的な仲間からの刺激を受けて学べるということが、リカレント教育の大きなメリットです。

リカレント教育のメリット5:個人の主体性も同時に育てることができる

日本のリカレント教育の現状が特にそうなのですが、自らライフプランを描いてそれに必要な学びを受けにいく必要があります。会社から背中を押されるということは、良くも悪くもあまりありません。

現状の日本のリカレント教育は、自身のありたい未来のため、自ら主体的に行動する気持ちがなければできないことです。そのため自ら動く主体性が同時に育まれます。

リカレント教育の課題4つ

ここまで、リカレント教育のメリットについてご説明してきました。ここからは、現在の日本が抱えているリカレント教育の課題について説明していきます。

先ほどお伝えした、日本のリカレント教育ならではの問題点とも言える部分ですが、実際にリカレント教育を受ける前に、確認しておくと良いでしょう。

リカレント教育の課題1:環境整備ができていない

教育機関で学び直したいと思っていても、適当なプログラムが受けようとする人の最寄りの教育機関にない場合が少なくありません。

大々的にプログラムを用意している教育機関は大都市圏に集中しており、地域的な偏りもあります。

受けたいプログラムを開講している教育機関が近くにない場合、教育を受けること自体が難しくなってしまいます。

リカレント教育の課題2:日本で浸透していない

欧米で行われているようなリカレント教育を促進していくためには、対象となる社会人が働いている企業の理解が必要になります。学び直した成果を企業が評価してくれなければ、リカレント教育の意味が無くなってしまいます。

日本では、リカレント教育に理解のある企業はまだそれほど多くないのが現状です。

リカレント教育の課題3:受講者の負担が大きい

日本では制度が整っていないこともあり、国からの給付金などの援助が少なく、個人の負担が大きくなります。そのため経済的に教育が受けられないケースも多いです。

また、時間をどう確保するかも課題となります。本業の仕事が忙しい場合はもちろんのこと、介護や育児で時間が取れない人も多くいます。

リカレント教育の課題4:制度が整っていない

日本のリカレント教育の受講者に対する公的な支援制度や関係機関の連携はまだ未熟で、受けたいと思っていても必要な支援や情報の提供が受けられないのが現状です。

時間を確保するにも、欧米のような有給教育制度がある企業まだほとんどありません。また教育の機会を得られても、教育費用の負担が大きく、断念せざるを得ないケースもあります。

リカレント教育について知ろう

いかがでしたか。今回はリカレント教育とは何か、その内容とメリット、課題についてご説明しました。

まだ課題も多いコンテンツですが、実現できた際に得られるメリットは非常に大きいです。

ご自身のキャリアを見つめ直し、今後のキャリアアップのため、自分にあった勉強ができる場所を探してみるのも良いでしょう。

Related