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2019年10月16日

CFOとは?|ベンチャー企業のCFOに求められる7つの知識と能力

CFOは、日本では一般的に「最高財務責任者」と呼ばれています。企業の三大経営資源の一つである「お金」に関するすべてに対して、最終責任を負う重要な役割です。ここでは、特にベンチャー企業のCFOになるためには、どのような知識と能力が必要なのか説明します。

CFOとは?|ベンチャー企業のCFOに求められる7つの知識と能力

CFOとは?

CFOとは、Chief Financial Officerの略であり、日本では「最高財務責任者」と呼ばれています。

財務責任者というと、どちらかと言えば、「攻めよりも守り」が大切な役割だと判断しがちですが、実際には、事業に必要な資金を調達したり、株主に対して適切な決算説明を行うなど積極的な役割が求められます。

CFOとCEOの違い

企業には、いくつかの役割が異なるOfficer(執行役員)がいます。その中の一つであるCEOとCFOはどこが違うのでしょうか。

CEOは、Chief Executive Officerの略であり、日本では「最高経営責任者」と呼ばれています。

一般的にCEOは代表取締社長と同義であり、企業のすべての経営判断に対して最終的な責任を負うトップのことを指します。

CFOとCOOの違い

次に、COO(Chief Operating Officer)との違いを見てみます。COOは、その企業の実際の事業遂行に関して最終責任を負う役割を持っています。

日本では、「最高執行責任者」と呼ばれています。COOとCFOは、共に最高責任者ですが、責任を持つ対象範囲が異なるということになります。

CFOの役割

CFOは、「最高財務責任者」と呼ばれていますが、業務は多岐に渡ります。

M&A(買収や資本提携)を行う場合には、そのプロジェクトをリードするのはCFOです。また、銀行と借入金の交渉をしたり、投資家から資金調達をするための交渉をするのもCFOの役割です。

例えれば、CFOとCOOは自転車の車輪であり、その自転車を漕ぐのがCEOということになります。CFOが機能しなれば企業の円滑な経営は難しいと言えます。

ベンチャー企業のCFOに求められる7つの知識と能力

CFOは、財務管理をコアにして、かなり幅が広い役割を担う、企業にとって重要な役割となります。特にベンチャー企業の場合には、その重要度が高くなります。

ここでは、CFOになるためにどのような知識や能力が必要になるかについて説明します。

ベンチャー企業のCFOに求められる知識と能力1:経理や財務に関する知識

CFOは、「最高財務責任者」であることから、基本的に、経理や財務に関する専門知識は網羅的に身に付けていることを要求されます。

そして、ベンチャー企業の場合には、その企業規模がまだ小さいことも多く、CFO自らが銀行や投資家と交渉をするための経理や財務に関する資料を作成することも必要になります。

より実践的な知識が必要です。

ベンチャー企業のCFOに求められる知識と能力2:事業のプロジェクトリーダーとしての能力

特にベンチャー企業の場合には、新しい事業を軌道に乗せるためにタイムリーに必要な資金を確保する必要があります。

そのため、財務責任者と言いながらも、実際には新規事業に対して、資金面で責任を持つという事業プロジェクトの重要な役割を担います。

したがって、CFOは、大局観を持ってプロジェクトを引っ張り、社員を実際に動かすプロジェクトリーダーとしての素養も必要になります。

ベンチャー企業のCFOに求められる知識と能力3:経営判断を瞬時に行う能力

ベンチャーでは、何ごとにもスピードが求められます。特に事業の立上げの段階では、CEOとCOOは、「Try and Error」を繰り返すことでその事業の最適な立上げの戦略を決め、即実行に移します。

CFOは、事業の最新の進捗状況を常に把握して、調達している資金を有効活用するためにスピード感を持ち、かつ、柔軟性のある資金管理面での判断を要求されます。

ベンチャー企業のCFOに求められる知識と能力4:組織全体の意思決定のための判断力

ベンチャー企業においては、CEOとCOOは常に攻めの経営を行っています。

一方、CFOは、最高財務責任者として、企業の財政状態を常に正しく頭に入れて、時にはブレーキとなって組織全体の意思決定に関与します。

その判断は、CEOの意思決定と同じで、組織全体の意思決定となることがありますので、思考として高いレベルの大局観を必要とします。

ベンチャー企業のCFOに求められる知識と能力5:資本政策の知識

一般的にベンチャー企業は、投資家から資金調達をして事業を立上げて、その目標は株式公開になります。

株式公開時には、投資家などにどれくらいの割合の株式を保有してもらうかについて計画して、それに従って事業拡大に合わせて資金調達をするのが資本政策です。

ベンチャー企業のCFOは、資本政策に基づき資金調達をするので、資本政策の知識は必須です。

ベンチャー企業のCFOに求められる知識と能力6:客観的な分析力

ベンチャー企業の事業は常に変化をしています。計画以上に順調な時もあれば、計画に届かず、事業全体が沈滞する停滞期間もあります。

企業の資金繰りに責任を持つのもCFOの役割ですので、自らが責任を持つ企業の状態を客観的かつ冷静に分析をする能力が求められます。

ベンチャー企業のCFOに求められる知識と能力7:バランス感覚

ベンチャー企業の創業者であるCEOは、大抵の場合、常にポジティブであり野心的です。

そのCEOをサポートして、財務の面で企業を支えるためには、事業の状況とマーケット環境を念頭に置いて、攻めと守りの両方のスタンスを使い分ける必要があります。

CFOは、財務責任者として守りに入りがちになりますが、ベンチャー企業のCFOには、特に攻めと守りの適切なバランス感覚が必要になります。

ベンチャー企業のCFO業務に役立つ6つの資格

このように、かなり幅の広い知識や経験を求められるベンチャー企業のCFOですが、財務分野の仕事をしていても自分がその条件を満たしているかどうかの判断をするのは難しいです。

ここでは、ベンチャー企業のCFOになるための知識が身に付く資格や、自分の知識が、CFOが必要とする知識のレベルを満たしているかどうかを客観的に確認できる資格について説明します。

ベンチャー企業のCFO業務に役立つ資格1:FASS検定

FASS検定は、日本CFO協会が、経済産業省の委託を受けて運営しています。日本における「経理・財務サービス・スキルスタンダード」の普及促進のための人材育成事業の一つです。

FASSは、CFOが必要とするスキルを資産、決算、税務、資金の4分野に分けて、満点を800点となっています。結果は5段階でスキル評価されて、分野別の習得度も併せてフィードバックが受け取れます。

ベンチャー企業のCFO業務に役立つ資格2:MBAコース・ジェネラルCFO

ここから説明をする4つの資格は日本CFO協会が認定を行っているものであり、資格認定をして貰うためには、日本CFO協会への入会が必要になることに注意してください。

MBAコース・ジェネラルCFOの資格とは、MBAのファイナンスコースの基本的な知識を身につけていることを証明する資格です。

認定要件は、会計専門職大学院、ファイナンス専門大学院など日本CFO協会が認める経営財務分野の大学院課程を修了することが条件となります。

出典: http://www.cfo.jp/org/act/certification.html |

ベンチャー企業のCFO業務に役立つ資格3:国際コース・グローバルCFO

国際コース・グローバルCFOの資格とは、海外で事業を展開する企業財務に特に必要となる知識を身につけていることを証明する資格になります。

この資格の認定を受けるためには、米国CTP、米国CPA、米国CMAに合格をしていることが条件となります。

出典: http://www.cfo.jp/org/act/certification.html |


これらの試験では、英語が必要となります。最近のベンチャーではグローバル志向も強いので、英語をベースとした資格はベンチャーに有利です。

ベンチャー企業のCFO業務に役立つ資格4:上級コース・プロフェッショナルCFO

上級コース・プロフェッショナルCFOの資格とは、企業財務について高度かつ複雑な課題を解決できる専門知識があることを証明する資格となります。

この資格は、日本CFO協会のコーポレートファイナンスのケーススタディを学ぶ必要があります。ベンチャー企業では、多種多様なファイナンス知識は重宝されます。

認定要件は、日本CFO協会が行っている「プロフェッショナルCFO資格試験」に合格していることが必要になります。

出典: http://www.cfo.jp/org/act/certification.html |

ベンチャー企業のCFO業務に役立つ資格5:基本コース・スタンダードCFO

基本コース・スタンダードCFOの資格とは、経済産業省が定めた「経理・財務サービス・スキルスタンダード」に準拠して認定が行われます。

具体的には、FASS検定において、5段階で最高レベルの「A」の取得が資格要件となり、「A」ランクを取得した上で日本CFO協会にその旨を通知することが資格取得の手続となります。

ベンチャー企業のCFO業務に役立つ資格6:公認会計士

日本において、経理財務分野で最難関資格は公認会計士です。公認会計士は、監査法人に勤めて監査業務を行ったり、税理士法人に勤めて企業に対して税務アドバイザリーを行います。

最近では、そのような実務経験を活かして、ベンチャー企業のCFOになる人が増えています。

公認会計士は、監査業務において、企業全般を財務面から専門的に見ていて実践知識が身に付き、ベンチャーのCFOには最適な資格といえます。

ベンチャー企業のCFOを目指してみませんか

最近のベンチャー企業は、創業者がそれほど資金を用意せず、アーリーステージのうちから積極的に投資家より資金調達をする企業が増えてきています。

そのため、優れた事業アイデアを持っていたり豊富な起業経験がある創業者は、創業時からCFOを招聘するようになってきています。

ベンチャー企業のCFOの経験は、人生に充実感をもたらし、また、財務のエキスパートとして、ステップアップにも最適です。

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