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2つの業界におけるアンダーライターの仕事|アンダーライターの求人状況

初回公開日:2019年06月10日

更新日:2019年06月10日

記載されている内容は2019年06月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネス用語のアンダーライターは、主に保険会社や証券会社などで使われています。専門性の高い職種で、経験や知識が求められる仕事です。保険会社と証券会社で使われるアンダーライターの違い、その目的や仕事内容、アンダーライターとして働いた場合の年収などを解説します。

2つの業界におけるアンダーライターの仕事|アンダーライターの求人状況

ビジネス用語「アンダーライター」

「アンダーライター」という言葉を知っていますか。アンダーライターとはビジネス用語ですが、証券ビジネス業界における意味と保険業界における意味と二つの意味があり、それぞれ違う意味合いがあります。

ここでは証券ビジネスの用語としてのアンダーライターの意味をご紹介します。また、アンダーライターの保険業界における意味や、その役割についても後述いたしますのでご参照ください。

英語表記「underwriter」

アンダーライターとは、英語表記で「underwriter」となり、意味としては日本語で「引き受け幹事団」ということになります。

ここでいう「アンダーライター」とは、証券ビジネスにおける用語で、有価証券発行者や売出人が資金調達を確実に達成するために発行や売出される有価証券を投資家に広く取得させるために証券会社とアンダーライターの契約する人たちのことを意味します。

用語の意味

アンダーライターとは証券ビジネスにおいては、「有価証券発行や売出に際し、その後第三者である投資家に販売する目的で発行者や売出主から自己危険負担で引き受ける団体または個人」を意味します。

一方、保険業界においても「アンダーライター」という言葉は使われ、主に保険者の委任を受けて保険引き受けを行う人のことを指します。またアンダーライターは被保険者に該当の保険内容や条件、保険料率が妥当であるかを査定します。

日本語の別名

「アンダーライター」とは日本では「引受シンジケート団、またはその構成員」と表記できます。海外においては、アンダーライターとは広義で引受を行うものの総称ですが、狭義においては幹事談下で引受を行うものを意味します。

また、日本においては内閣総理大臣から認可を受けることができた証券会社または金融機関でなければ、アンダーライターとしての業務を行うことはできません。

2つのビジネス業界におけるアンダーライター

アンダーライターという用語は証券ビジネスと保険業界2つのビジネス業界において使用され、それぞれ意味が異なります。証券ビジネスにおけるアンダーライターは有価証券発行に際し発行者から自分の危険負担で引受けし投資家に販売する証券引受業者のことを指します。

保険業界においては保険者の委任を受け保険を引受けする人のことを指します。ここでは、2つのビジネス業界におけるアンダーライターの役割についてみていきます。

証券ビジネスにおける「アンダーライター」

前述にもありますように証券ビジネスのおける「アンダーライター」とは、「引き受けシンジケート団またはそれらの構成員」を意味します。

証券ビジネスにおいて、証券会社が手掛けるうちの一つである「引き受け業務」のことを「アンダーライター業務」といい、それはつまり企業や国や地方自治体から発行している債券や株式を証券会社が買い取って投資家に販売するということを目的とした業務になります。

目的

証券業界における「アンダーライター」とは日本において引き受けシンジケート団やその構成員という意味であり、有価証券発行者や所有者から売り出しの目的をもって有価証券を取得し引き受けることを指します。

また、アンダーライターは有価証券募集や売り出しに際し、その有価証券の全部か一部について他にこれを取得するものがいない場合に、その残りについて発行者や所得者から取得するための契約を行います。

アンダーライターの役割1:有価証券の取得

証券ビジネス業界における「アンダーライター」とは、「有価証券の引き受けを行う団体やその構成員」を意味しますが、その目的は有価証券の取得になります。

有価証券は後に売り出しする目的で取得します。引き受けには、「買取引受」と「残額引受」の2種類があり、有価証券の取得は買取引受にあたります。買取引受は証券会社がその証券の発行会社から有価証券のすべてを取得し販売するということを意味します。

アンダーライターの役割2:有価証券の引き受け

アンダーライターの役割に、有価証券取得の他に有価証券の引き受けがあります。引き受けのうち、「残額引受」とは「発行会社にあらかじめ引受先をあっせんし買主を定めておき、万が一引き受けしてくれない場合には残部を発行会社から取得する」ということです。

引受業務では、引受会社が発行する有価証券すべてを取得したり、または未取得部分を残さないという契約を結びます。このようなリスク負担を引受責任といいます。

保険業界における「アンダーライター」

証券ビジネス業界以外に保険業界においても「アンダーライター」というビジネス用語は使われています。保険業界においてこの用語を使うのは、「個人や法人と新たに契約締結する場合に契約内容や保険金額が妥当であるか査定する職種」という意味で使われています。

ここでは保険業界における「アンダーライター」の目的や役割について、その具体的な内容をみていきますので、ご参照ください。

目的

保険業界のアンダーライターが行う業務内容は企業によって異なりますが、その目的は保険料率決定や契約や引受規定作成、リスク分析による引受条件の決定、各種統計や保険収支分析、と広範囲にわたります。

アンダーライターの主な仕事としては、保険の引き受け査定を行うことです。保険の引き受け査定とは保険加入者の健康状態や事故状況などの内容を確認して、契約引き受けが可能か否かの判断を行うことです。

アンダーライターの役割1:契約内容の査定

保険業界におけるアンダーライターの役割に、保険の契約内容の査定があります。契約者の健康状態やその他の状況を加味し、その保険契約の内容を引き受けできるか契約内容の査定を行います。

保険会社としては契約をすることによって保険会社に予想以上のリスクが発生しないかどうかの判断を行い、引き受けが可能となれば、どういった条件で引き受けるかについて決定します。

アンダーライターの役割2:保険料率の決定

保険業界においてアンダーライターの役割に保険料率の決定があります。保険契約の査定を通過し個人や法人の顧客と保険契約を締結すると決まった場合は、その顧客に対するリスク分析を行ったり、各種統計をもとにして保険料率を決定します。

保険料率はリスクが高ければ高いほどに高くなる傾向にありますが、その基準は企業ごとに違いますし、またアンダーライターがどこまでの業務を行うかについても企業によって異なります。

アンダーライターの役割3:引き受け条件の決定

保険業界においてのアンダーライターの役割に、引き受け条件の決定があります。個人または法人の顧客と新たな保険契約を締結するにあたって、考えられるリスクやその他条件を考え、その保険の引き受け条件を決定します。

アンダーライターの役割には保険の引き受けによるリスク管理や保険収支の分析もありますので、それらを考えた上で保険会社にとって不利にならない条件を顧客に提示します。

アンダーライターの役割4:引き受けリスクの管理

保険業界においてのアンダーライターの役割に引き受けリスクの管理があります。保険は被保険者が事故にあった場合には契約した内容に従い保険料が支払われます。

そのため、被保険者がどれだけ事故を起こす可能性があるか、引き受けリスクを管理した上で引き受けを行わなければなりません。ただやみくもに契約をすれば良いのではなく、アンダーライターは保険会社にとっても顧客にとっても妥当なラインを見極める力が求められます。

アンダーライターの求人状況

アンダーライターは保険業界とビジネス証券の2つの業界において使われるビジネス用語ですが、このアンダーライターの求人状況とはどのようになっているのでしょうか。

アンダーライターは専門的知識が必要な職種であり求人活動においては有利になることも多いでしょう。ここでは、アンダーライターにはどういった求人があるのか、保険業界における求人や証券業界における求人など具体的な例をもとにその状況についてみていきます。

アンダーライターの条件

アンダーライターの求人における条件は、アンダーライターは業種や業態によって条件も年収も違ってきます。例えば、生命保険会社のアンダーライターはアンダーライティングと呼ばれる保険に関する再保険契約関連の業務全般を担当し平均年収は400~800万円ほどです。

一方、証券ビジネスにおけるアンダーライターは証券会社や外資系企業に勤めることが多く、平均年収も400~1000万円ほどと、他にくらべて若干高いです。

金融商品取引業者

アンダーライター業務はどの企業でも行うことができるわけではありません。アンダーライター業務は金融商品取引法に定められた金融商品取引業者が行うことができます。

例えば、生命保険会社や証券会社、再保険会社などの金融商品取引業者ではアンダーライター業務を行うためにアンダーライターの求人があります。その際、採用条件には国家資格などは必要ありませんが、新人の求人だとしても大学卒業以上など高学歴が求められます。

登録金融機関

アンダーライターの採用を行う登録金融機関は以下のようになります。

・アクサ生命保険株式会社
・朝日生命保険相互会社
・AIG富士生命保険株式会社

・ソニーライフ
・エイゴン生命保険株式会社
・アメリカンファミリー生命保険会社

・野村證券
・トーア再保険株式会社

これらは、アンダーライターがいる代表的企業ですが、これらの企業以外にもアンダーライターを採用する企業は多数あります。

平均年収

アンダーライターの平均年収は全体で約700万円ほどになります。毎月の給与では約44万円ほどになりますが、勤務する企業規模やその人個人の実力によっては、年収1,000万円以上の方もいます。

転職サイトや求人サイトでは、保険会社でアンダーライター募集をしている割合が高いです。
また、アンダーライターとひとくちにいっても、企業営業や査定部門など働く分野はそれぞれの企業によって異なります。

アンダーライターの求人例1:外資系損害保険会社

外資系損害保険会社に日系のアンダーライターとして就職した場合にはどういった仕事を行うのでしょうか。外資系の企業でアンダーライターとして働く場合には日本国内で保険会社に勤めるよりも平均年収がかなり高くなる傾向があります。

ただし、何の経験や実績もなく、外資系のアンダーライターになろうとしてもかなり難しいでしょう。ある程度の経験や実績を積んでから、転職するようにしましょう。

仕事内容

外資系損害保険会社のアンダーライターとなった場合には、その保険会社における業績や成果が最も重要になります。もちろん、日本においても実績や成果は求められますが、外資系の場合は日本企業よりもその点がシビアです。

会社の利益になる成果を出せない、業績が悪い場合には、すぐ荷物をまとめ出て行くように指示されるなど厳しい世界です。ただし、自分の実力に自信がある方はよりステップアップできるメリットもあります。

アンダーライターの求人例2:国内生命保険会社

国内の生命保険会社においてもアンダーライターの求人はあります。アンダーライターには保険会社において対象の顧客との保険契約内容が適切な内容になっているのかジャッジする役割があります。

国内生命保険会社の場合は、それほど年収は高くないものの、外資系保険会社よりも安定的な仕事ができる可能性は高いです。それまで培ったノウハウや経験を活かすには国内生命保険会社も良い選択しだといえるでしょう。

仕事内容

国内生命保険会社におけるアンダーライターの仕事は、それぞれの企業によって異なります。ある企業では生命再保険契約を担当する場合もあります。それまで、生命保険会社の業務を行ってきた人であれば、それほど違和感なく仕事をすすめることができるでしょう。

また保険業界におけるアンダーライターは保険料率決定や引き受け規定作成、リスク分析による引き受け条件決定、各種統計と多岐にわたる仕事を担当します。

アンダーライターの求人例3:大手証券会社

大手証券会社においてもアンダーライターの求人はあります。証券会社におけるアンダーライティング業務は、専門性が高く、企業ごとに担当する分野は異なります。年収としては、平均で400~700万円ほどになりますが、勤務した企業規模によっても年収は変わってきます。

仕事内容

大手証券会社におけるアンダーライターの仕事は、有価証券の取得や引き受け業務といったアンダーライティング業務になります。専門性の高い専門職であるため、採用においてもハードルの高い仕事になります。

年収においては企業規模によりますが、年齢にしては比較的高い年収がのぞめます。ただし、これも担当する分野や勤務する会社の規模によって異なります。

アンダーライターはスキルと経験が活かせる仕事

いかがでしたか。アンダーライターとは証券ビジネスや保険業界で使用されるビジネス用語であることがわかっていただけたでしょう。証券ビジネスでも保険業界でも、アンダーライターは専門性の高い業務ですので、求人においても比較的高い年収がのぞめます。

アンダーライターはそれまでの仕事で培ったスキルと経験を活かせる仕事ですので、これから目指そうという方にもおすすめの仕事です。

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