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2019年05月14日

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!

一般的な日本企業の代表取締役社長は、決定した経営方針や業務内容を執行する責任を果たす意味で、実質的に「CEO」と「COO」を兼任しています。「CEO」「COO」の位置づけや役割を理解することで、会社の仕組みがより広く見えてきます。

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!

COOとはどんな役職?

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
「COO」は、「Chief Operating Officer(最高執行責任者)」の略称で、「COO」は株式会社役員として取締役会で選任され、取締役会・最高経営責任者(CEO)の指揮・統括のもと、企業経営など業務執行を統括しその執行責任を負います。

「COO」の呼称は「CEO」とともに、マネジメント組織において通常の職位(会長、社長)とは別に、事実上の権力序列を示すための肩書きとして使われています。

COOとは

「COO(最高執行責任者)」は、「CEO」や取締役会で決定された事項を実施する最高責任者で、アメリカでは「principal senior executives(主要上級執行役員)」に分類されています。

一般的には、会長=「CEO」、社長=「COO」のイメージ化が進んでいて、この場合、「CEO」は経営決定者、「COO」は執行責任者の関係になり、職務権限上、明確な上下関係を形成します。

企業での位置づけや役割を知ろう

「COO」は企業では社長としての位置づけになり、「CEO」が決定した経営方針や業務内容を忠実に執行することが求められ、「COO」が「CEO」の方針に異議を唱えるべき立場にはありません。

一般的な日本企業では、代表取締役社長が、自分が決定した経営方針や業務内容を執行する責任を果たすことが求められていますが、このような企業では実質的に社長が「CEO」と「COO」を兼任していることになります。

CEOとは

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
「CEO」は、「Chief Executive Officer(最高経営責任者)」の略称で、「CEO」は企業戦略の策定や経営方針の決定など長期的な経営事項にかかわる責任を負います。

「CEO」の呼称は、通常の職位(会長、社長)とは別に、事実上の権力序列を示すための肩書きとして使われ、「COO」の上位に位置します。この場合、「COO」たる社長は下位の役職として置かれ、現業部門のトップとなります。

企業での位置づけや役割を知ろう

アメリカ企業では、「CEO」「COO」とも企業におけるトップマネジメントを担う責任者ですが、通常の職位呼称「会長、社長」の肩書きとあわせて、会長兼CEO、社長兼COOというパターンが最も多く見られます。

「CEO」の役割として、「COO」ら経営陣の業務執行状況を監視する機能を有していますが、「CEO」が取締役会長を兼務すると権限の集中化により、この本来の機能が果たせない危険性が伴います。

COO・CEO以外の主な役職11つと役割を解説!

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
「COO」「CEO」は、米国では「CFO(最高財務責任者)」、「CLO(最高法務責任者)」など他の11の役職とともに「principal senior executives(主要上級執行役員)」に位置付けされています。

米国では、株式会社の事業経営は、「COO」などのような「主要上級執行役員」または彼らから権限移譲をうけた者が行うべきだとされています。

1:CAO

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
「CAO」は、「Chief Accounting Officer(最高会計責任者)」の略称で、元帳勘定、財務諸表、原価管理システムなどの会計機能を監督する立場で「COO」を補佐します。

会計関係の各種規制の遵守と実践状況のチェック、財務戦略を展開する「CFO」との協力も大切な業務で、この他にも会計上の記録簿冊(元帳勘定、経費計算書など)の管理や原価管理方針が確実に守られているかも確認します。

2:CFO

「CFO」は、「Chief Financial Officer(最高財務責任者)」の略称で、事業全体の運営における財務に関する業務の執行に責任を負います。

コスト、予算、税金、経済戦略や予測に関する事項など、広範囲にわたる責任と権限から、「CEO」「COO」と同格の存在として位置付けられ、社内に適格者がいない場合、公認会計士や経営学修士(MBA)など有資格者を会社外部から迎え入れることも多く見られます。

3:CLO

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
「CLO」は、「Chief Legal Officer(最高法務責任者)」の略称で、訟務事案など会社が直面する法的問題について、社内の弁護士を監督してそのリスクを最小限に抑えるための法的対抗措置を行うなどして「COO」を補佐します。

また、企業活動におけるコンプライアンス取り組みやそのためのカリキュラムプログラムによる従業員教育なども「CLO」の責任の範囲になります。

4:CTO

「CTO」は、「Chief Technical Officer(最高技術責任者)」の略称で、技術戦略の方向性の決定、研究開発のビジネス的側面からの分析・立案、会社のインフラストラクチャ(データ、セキュリティ、メンテナンス、ネットワークなど)の監督などに責任を負います。

製造業やIT業界など独自技術力が集積する企業では、「COO」などと並んで極めて重要な役割を持ちます。

5:CIO

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
「CIO」は、「Chief Information Officer(最高技術責任者)」の略称で、情報・コンピューター技術の管理・導入、これらのテクノロジの有用性を担保する責任を負います。

ビジネスにおけるIT・コンピューターテクノロジの必要性が増し、コンピュータシステムの保守業務に加えて、ライバル企業を凌ぐ優位性をもたらすコンピューターテクノロジの将来予測など「CIO」に求められる役割は増えてきています。

6:CRO

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「CRO」は、「Chief Risk Officer(最高リスク管理責任者)」の略称で、企業活動に伴い派生するリスクを組織的に管理し、ダメージなどの回避・低減を図る責任を負います。

「CRO」が対応する企業リスクには、経営リスク(PL、機密情報漏洩など)、災害リスク(地震、火災など)、カントリーリスク(戦争、内乱、為替リスクなど)、情報セキュリティリスク(顧客情報漏洩など)などがあります。

7:CCO(最高コンプライアンス責任者)

「CCO(最高コンプライアンス責任者)」は、「Chief Compliance Officer」の略称で、企業活動が社内の方針や規則だけでなく、法令遵守など外部の規制や法的要件に反することなく業務が遂行されるよう管理する責任を負います。

「CCO」は、会社が法律や規制を破るリスクを軽減するとともに、その過程の適不適を内部監査するための内部ポリシーの設計や見直しも行っていかなければなりません。

8:CCO(最高コミュニケーション責任者)

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「CCO(最高コミュニケーション責任者)」は、「Chief Communication Officer」の略称で、企業におけるコミュニケーションの統括責任者を表します。コミュニケーションが経営戦略においてますます重要度を増す中で「CCO」を任命する企業が増加しています。

他社との交渉などの他、企業メッセージやブランドの一貫性を確立するために、記者会見など対外的コミュニケーションのやり取りに責任を持ちます。

9:CMO

「CMO」は、「Chief Marketing Officer(最高マーケティング責任者)」の略称で、企業が行うマーケティング全般の責任者として各部門に分かれていたマーケティング業務を有機的に統合させる役割を担います。

また、市場調査や競合調査などマーケティングを指揮し、企業の経営戦略を反映したマーケティング戦略を立案・実行するなどして「COO」をサポートします。

10:CPO

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「CPO」は、「Chief Privacy Officer(最高個人情報責任者)」の略称で、企業が保有する顧客や社員などの個人情報の保護・安全管理に責任を持ちます。

個人情報の保護管理に関するプライバシーポリシーの策定、社員教育の実施、情報の安全管理システムの監査・評価など情報保護などに関する幅広い業務を統括します。

11:CKO

「CKO」は、「 Chief Knowledge Officer(最高知識責任者)」の略称で、企業に蓄積されたあらゆるノウハウや知識を管理し、業務フロー整備、特許の活用など事業の拡大をサポートする役割を担い「COO」を補佐します。

「CKO」が担当する「ナレッジマネジメント」により、企業における生産性の向上や新製品の開発などが期待されます。

よくある4つの質問を解説

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
会社の役職を表す「代表取締役」「取締役」などの用語は、日常的なビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、意外と正確な意味を知らないで使っている場合が多いのではないでしょうか。

今さら誰にも聞けない質問について解説します。

1:代表取締役と代表取締役社長の違い

「代表取締役」は、「会社法」で定められた株式会社を代表する権限(代表権)を有する取締役で、取締役会を設置している会社においては、取締役の中から代表取締役を選定しなければいけません。

「代表取締役社長」は、各会社が定めた役職上の地位である「社長」職にある「代表取締役」を指し、「代表取締役」も「代表取締役社長」も法律上の地位は同じです。

2:執行役員と役員の違い

会社法に定める「役員」は、会社の運営方針やその他の重要事項を決定する権利を有する者を指し、一般的に取締役・監査役・会計参与のことを言います。

「執行役員」は、取締役会の委託を受けて、会社経営に関する責任者としての業務を行いますが、会社経営や重要事項の決定権はなく、身分上は「従業員」となります。

3:取締役と社長の違い

「取締役」は、会社法に定める、会社の運営方針やその他の重要事項を決定する権利を有しますが、それをもって会社を代表する権限を有していません。

「社長」は法律上の根拠のない社内ルールに基づく呼称であって、法的には会社の代表権を有していない点で「取締役」と似かよっています。

4:社長は社員なのか

「社長」は、社内規定により定められる社員としての役職名になります。「社長」であっても「取締役」でない場合は法律上の「役員」には該当しません。「社長」は「社員」としての最高の責任を持つ者であって、意味合いとしては「社員」である「係長」や「課長」と同列のものとなります。

COOの位置づけや役割を理解しましょう

COOとはどんな役職?|主な役職11つと役割を解説!
「COO」は、株式会社役員として取締役会で選任され、企業経営など業務執行を統括し、その執行責任を負います。自分の会社がこのような「CEO」「COO」体制であるか改めて確認すると、「CEO」「COO」の位置づけや役割を理解でき、会社の仕組みがより広く見えてきます。

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