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2019年06月14日

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について

衛生管理者はどの職場でも必要とされています。その職場の従業員一人一人の心身のケアや、職場の雰囲気が衛生的であるかどうかなどを検査することができるため、多くの従業員を雇っている職場であれば必要不可欠です。また受験料はどれも6,800円なので、安価で受けられます。

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について

衛生管理者の需要と必要性

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者が必要な事業所は、50人以上の従業員がいることが条件です。事業所とは同じ場所で多くの人が一緒に作業を行える場所を表し、系列会社であっても支社を1つの事業所としてカウントします。

衛生管理者は専属であるため、他の事業場とは兼任できません。職場ごとに必要な人数は、従業員数が50~200の場合は1人、201~500人の場合は2人、501~1,000人の場合は3人です。

衛生管理者の歴史

1つの事業場の衛生管理を、医師だけで全部行うのはとても困難であるため、指導員の役割をなす人が必要であるとされ、日本独自の制度として衛生管理者を雇うという決まりができました。

1947年の労働基準法に基づき、職業性疾患や伝染病の流行を抑えるために制定しました。作業環境の見直しや健康診断の徹底、女性の労働スタイルの見直し、喫煙や過労などでの健康障害への対策を目指し、何度か変えられています。

衛生管理者とは?

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者は労働環境や労働条件の衛生的改善、従業員の病気防止など、事業場の衛生管理を幅広く行う役割を担います。事業所ごとで条件が異なり、衛生管理者の免許や医師免許を取得する者を優先的に雇う企業もあるでしょう。

衛生管理者の免許は、衛生工学、第一種、第二種の3種類です。労務管理教育センターでは、第一種の取得をメインに国家資格を取るための講演会を定期的に行っています。

衛生管理者を置く必要がある事業場

衛生管理者を置く必要がある事業場は、50人以上の従業員がいる全ての事業場です。業種にこだわらず1,000人以上の従業員がいる事業所や、500人以上雇ううちの30人に有害な業務を行わせる場合は1人専任しなければいけません。

有害な業務というのは、例えばX線などの有害放射線を利用する業務や鉛などの有害物が出る事業です。そのような業務を行わせるには衛生工学衛生管理者免許を所有する者が1人以上必要です。

衛生管理者の役割

衛生管理者の主な役割は、事業場の衛生管理全般を担うことです。1週間に1日は事業場を巡視しなければいけません。労働者の健康障害を阻止したり、安全管理を目的とした教育実施を行っています。

健康診断を行ったり、労働傷害の原因の究明や再発防止を行う場合もあるでしょう。また火災などの災害を機会に労働者の救護に回ったり、労働者が負傷や疾病、欠勤や異動に関する統計を作成するなどの業務を行います。

1:労働災害の防止、危害防止基準の確立

衛生管理者は労働者の病気や怪我、命を落とした場合などに統計の作成を行います。業務における病気や怪我は本来あってはいけませんが、そのような事態に陥った場合は対応しなければいけません。

従業員が作業している場所や業務内容に衛生的問題がないかどうかを調べ、あった場合は改善を行います。問題が見つかった際は条件を見直し、快適に事業を行えるようにすることで生産性の向上や業務の成果が上がるようになるでしょう。

2:責任体制の明確化

衛生管理者の仕事は、労働者が安全に仕事をできるように職場の衛生かを行うだけではありません。派遣で雇われる場合も増え、最近では一つの事業場に複数の衛生管理者が常駐しています。

衛生日誌ヘの記録も衛生管理者の仕事で、労働者の健康管理を日記として毎日記録します。病欠者の人数や氏名、欠勤した理由をまとめることが多くなるでしょう。日誌を記載することで事業場の問題が明確になり、解決策が早いうちに見つかります。

3:自主的活動の促進

衛生管理者は従業員が健康的で快適に業務をこなせるように、作業環境の衛生化に主に尽力します。作業場の室温や湿度、照明の明るさなどを調節し、作業を行うにあたって有害な物質を使用していないかどうかも調べるでしょう。

例えば職場ごとで照明の明るさが指定されています。精密な作業を行う職場は300ルクス以上、普通の作業であれば150ルクス以上、明るさがそこまで必要でなければ50ルクス以上と決められています。

4:労働者の安全と健康の確保

衛生管理者は従業員が作業する職場の条件や、職場の衛生面においての問題がないかどうかを調査し、問題が見つかった場合は改善策を見つけます。衛生管理者がいることで、数年のうちに多くの人の喫煙への意識が変わったのが特徴的です。

職場の休憩室などが喫煙できる環境であると、吸わない人には心身的に負担がかかってしまうでしょう。休憩室などは完全に禁煙にし、代わりに喫煙スペースを設けるなどの対策が必要です。

5:快適な職場環境の形成

衛生管理者の仕事で最も重要なのが、快適な職場環境の形成です。そのためには従業員の健康管理も必要で、健康に異常がないかどうかも調査し、健康診断に日程を調整して多くの人に受信してもらうように努めています。

未受診者をどのように減らしていくのかも、衛生管理者の腕の見せ所です。また業務時間内に受診できるように調整することができ、従業員に健康上の問題があれば、管理の仕方などのアドバイスを行います。

衛生管理者の所属部署

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者の主な所属部署は、人に関わる衛星部門の部署や健康管理室などが一般的です。しかし必ずそうなるわけでなく、衛生管理者の資格がある人ならどの部署に配属されても関係ありません。

営業部などに所属する衛生管理者おり、その場合は衛生管理と営業の二つの仕事をこなさなければいけないため、負担がかかる場合があります。衛生関連以外の業務と上手く折り合いを付け、従業員の健康管理を同時に行うのが特徴的です。

第一種衛生管理者

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
第一種衛生管理者は全ての業種に対応することができ、衛生管理者の中でも上位の立ち場にいることが多いです。衛生管理者の資格を活かせる職種を探しており、希望の職種が定まっていないという人は、第一種衛生管理者の取得を目指しましょう。

将来的に衛生管理者への転職を考えている場合も、転職先の候補を増やすためにも第一種衛生管理者の取得を目指すのがオススメです。また有害物質を扱う職場で活躍する場合もあります。

第二種衛生管理者

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第二種衛生管理者はより多くの職場に対応している第一種衛生管理者とは違い、有害な物質をあまり扱わない卸売業や保険業、金融業、小売業などの一部の業種で仕事を行うことができます。

鉱業や建設業などの有害業務を行う職業は、第二種衛生管理者までの人は任せられません。また衛生管理者を受験するには受験資格があり、大学や専門学校に卒業して1年以上の実務経験がある人、そして高卒以上で3年以上の実務経験がある人です。

衛生管理者の資格について

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者になるには、第一種と第二種の他にも衛生工学衛生管理者もあり、全部で3種類があります。衛生工学と第一種はどの業界でも取得することができますが、第二種は非工業的な業界でなければ所得することができません。

非工業的な業界とは、労働上のリスクが少ない金融業やIT、保険業などを表します。衛生工学衛生管理者の場合は、特に有害な物を扱う業界でなければ仕事をすることができません。

衛生管理者の受験資格

衛生管理者の取得者で最も多いのは、大学や専門学校を卒業した人です。大学や専門学校を出た人は、1年以上の実務経験がさらに必要で、受験する際には卒業証明書と事業者証明書を提出しなければいけません。

高卒までの学歴しかない人も受験できますが、労働衛生の実務経験を3年以上積まなければいけません。高卒の場合も、卒業証明書と事業者証明書の提出が必要です。また学歴がなくても実務経験があれば受験することができます。

資格取得までの流れ

第一種と第二種は、公益財団法人安全衛生技術試験協会が実施している衛生管理者国家試験で合格しなければいけません。第一種の方が第二種よりレベルが高いですが、受験に段階はないため、自信がある方は第一種を先に受けることもできるでしょう。

試験は全国で7か所ある衛星安全技術センターにて、月に1~3回の頻度で催されるのが特徴的です。試験を受けるには、受験日の二週間前に申し込みを済ませましょう。

合格後の手続き

衛生管理者の試験に合格できたら、第一種と第二種のどちらも自分で免許を申請しなければいけません。労働基準監督署か都道府県労働局が用意している免許申請書と必要書類、合格通知書を添付して東京労働局長に免許を申請しなければいけません。

免許は自動的に交付されるわけではないので、申請は必ず行うようにしましょう。また衛生管理者に有効期限はないので、更新する必要はありません。

試験内容

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試験科目は第一種と第二種共通で、関係法令、労働衛生、労働生理の3つから出題されます。関係法令とは労働基準法と、労働安全衛生法の2つをまとめた物です。出題数が違い、第一種は関係法令が17問、労働衛生が17問、労働整理が10問で合計44問です。

第二種は関係法令、労働衛生、労働生理それぞれ10問ずつの30問が出題されます。合格基準は全体の60%の正解率です。

試験の難易度や合格率

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者は必置資格と呼ばれる種類の資格です。50人以上の従業員がいる事業所においては、この資格を持っている人が1人はいなければいけません。そのため難易度はそこまで高くなく、第一種でも合格率は50%以上と言われています。

第二種に関しても65%以上の受験者が合格しているため、難易度はそこまで高くありません。ただしこれは再受験者も含めた上で、この数値だと考えた方が良いでしょう。

衛生管理者の求人は多い?

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者はその事業場で働く人々の、健康維持や安全に仕事できるように配慮を行うなどの役割を担います。健康状態が良くない人や、健康診断を受けていない人に受診を勧めるお仕事です。

職場環境や従業員の健康状態を常に確認し、仕事を行う上で衛生上問題ないかどうかを判断する場合もあります。また求人に関しては、第二種よりも第一種に向けた求人の方が多い傾向にあるでしょう。

求人の多い業種

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者は全ての業界で必要とされるため、求人数は多いでしょう。最も注目するのは事業場の人数で、その企業に50人以上の従業員がいる場合は必ず雇わなくてはいけません。

特に必要とされている業界は電子通信業や金融業、製造業、保険業です。他の業界でも必要とされている場所はあるため、自分の興味のある業界から業界研究を行ってみると活躍できる業界が見つかるでしょう。

職場環境を整えるためにも衛生管理者は重要

衛生管理者とは?衛生管理者の役割5つ|資格について
衛生管理者は第一種と第二種の両方が6,800円で受験することができます。他の資格はもっと高いため、安価で一生使える資格を手に入れられたら安い方だと言えるでしょう。

労働環境を整えるのに最も優れている衛生管理者は、実際どの業界でも優遇されやすいのは間違いありません。また試験勉強については、ネット上に過去問がたくさん掲載されており、資格取得に向けて有料で講習をしている場所もあります。

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