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証券会社側のトラブルで損失?|証券事故に遭遇した時の対処法5つ

初回公開日:2019年06月22日

更新日:2019年06月22日

記載されている内容は2019年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

証券事故という言葉を知っていますか。証券事故とは有価証券売買におけるトラブルです。ここでは証券事故に当てはまるトラブルにはどのようなケースがあるのか、また証券事故と認められた場合には損失を補填されるのか、またその際の対処法についてみていきます。

証券会社側のトラブルで損失?|証券事故に遭遇した時の対処法5つ

証券事故とは

証券事故とはどういった事故のことか知っていますか。証券事故とは投資家から売買注文を受けたにもかかわらず執行されなかったなど、証券会社側が過失することによって投資家の利益を損ねてしまうことを指します。

では証券事故により損害を受けた投資家はその損害を補償してもらえるのでしょうか。ここでは証券事故とはどういった事故があるか具体的な内容をみるとともに、損失補填がされるかについてみていきます。

証券事故による損害賠償は?

一般的に投資活動は自己責任で行うのが原則で投資に失敗しても損害は補填されませんが、証券事故による損害賠償については認められています。証券事故と認められるには決められたケースに当てはまる必要があります。

証券会社側のミスによる損害は投資家の利益が損ねられたとして証券事故として扱い、その損失を補填することが認めらます。ただし、証券事故として処理するにはその中身について金融監督庁に届け出ることが必要です。

証券事故に当てはまるトラブル5項目

通常の金融商品取引では顧客が損失を被った場合でも自己責任として公正な価格形成が阻害されないように損失補填することは禁止されています。しかし、証券事故とは金融商品取引業者が顧客に損害を与えた場合にその損害を補填することができるというものになります。

では証券事故に当てはまるトラブルにはどういったものがあるのでしょうか。ここでは証券事故に当てはまるトラブルを5項目ご紹介します。

証券事故に当てはまるトラブルその1:注文内容の未確認

証券事故に当てはまるトラブルに、注文内容の未確認による損失があります。顧客が注文したにもかかわらず、その注文内容を証券会社の担当者が確認しないで勘違いによって顧客の意に沿わない取引を行ったというケースです。

または、顧客の注文を取り違えて証券会社社員が間違った勧誘をして注文した場合も含まれます。このようなトラブルに関しては証券事故として認められれば証券会社によって顧客の損害が補填されます。

証券事故に当てはまるトラブルその2:誤認勧誘

証券事故に当てはまるトラブルに、誤認勧誘があります。誤認勧誘とは有価証券の取引条件や、その性質、価格騰落などについて顧客が誤認してしまうような勧誘を指します。

そして、そのような勧誘を行った場合には証券事故に該当し、被った損害について補填されることが認められます。例えば、商品そのものについての性格の説明を誤った場合や、「必ず上がる」と勘違いさせるような説明をした場合があてはまります。

証券事故に当てはまるトラブルその3:事務処理ミス

証券事故に当てはまるトラブルに、事務処理ミスがあります。事務処理ミスとは顧客が注文した内容を執行しようとした際に事務処理を誤ってしまったというケースになります。

たとえば、注文を執行してしまったケースや注文の執行が遅れてしまった、売却の注文執行を誤って買い付けしてしまったというケースになります。このようなケースは証券事故となり、そのための損失については証券会社が補填することが認められます。

証券事故に当てはまるトラブルその4:システム障害

証券事故に当てはまるトラブルに、システム障害があります。システム障害とは、顧客からの有価証券の注文を電子情報処理組織(コンピューターシステム)の異常によって、執行を誤ることを指します。

たとえば、ソフトウェア不具合によって顧客から受けた注文の執行が誤ってしまったという場合がシステム障害にあてはまり、その場合は証券事故として証券会社から損失が補填されます。

証券事故に当てはまるトラブルその5:その他の法令違反

証券事故に当てはまるトラブルに、その他の法令違反があります。その他の法令違反とは、金融商品取引法や内閣府令、協会規則などの違反行為に起因するものを指します。

たとえば、顧客の注文に基づかないで証券会社の社員が勝手に売買を行ったというようなケースが、その他の法令違反にあてはまります。この場合には、証券会社は顧客が被った損失を補填しなければなりません。

証券事故に遭遇した時の対処法5つ

ここまで証券事故に当てはまるトラブルにどのようなものがあるかをみてきました。信じていた証券会社のミスにより損害を被るのはショックで何から対処したらよいかわからなくなる方も多いでしょう。

上記のような証券事故に遭遇してしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。ここでは証券事故に遭遇した時の対処法5つをご紹介します。

証券事故に遭遇した時の対処法1:取引の経緯を整理してメモにまとめる

証券事故に遭遇した時の対処法に取引の経緯を整理してメモにまとめるということがあります。証券事故の場合、すぐに証券会社が過失を認め補填してくれるとは限りません。必ず、その証券事故に至った経緯を聴き取りして証券会社に過失があったかも確認します。

そのために、聴き取りされることを想定して証券事故になった取引の経緯を整理してメモにまとめておきましょう。そのようにすればいつでも聴き取りに応えることが可能です。

証券事故に遭遇した時の対処法2:約定証明に写しを用意する

証券事故に遭遇した時の対処法として、約定証明に写しを用意するということが挙げられます。証券売買におけるトラブルでは、まずはその証券売買を行ったという証拠が必要になります。

証券は現在はペーパーレスですので、約定証明の写しが証拠となります。約定証明には証券売買がいつ成立したか記載されていますので、事故を証明するために有力な資料となります。

証券事故に遭遇した時の対処法3:証券会社に事故確認の依頼をする

証券事故に遭遇した時の対処法として、証券会社に事故確認の依頼をするということが挙げられます。証券事故で被害を被った場合には、本当に証券会社の過失であるかを確認しなければなりません。

事故内容についても詳細に知る必要があり、証券会社に事故確認を依頼しておけば、スムーズに対処できます。

証券事故に遭遇した時の対処法4:時系列にできごとを整理する

証券事故に遭遇した時の対処法としては、時系列にできごとを整理するということが挙げられます。証券事故の中には証券マンが顧客に「絶対に儲かる」などと言って無理に商品をすすめて証券を購入させたというようなケースがあります。

そういった場合には、ことの次第を時系列にまとめておくと、その後事情を話す場合に役立ちます。また時系列にまとめておくことによってあいまいな証言がなく信ぴょう性が高まります。

証券事故に遭遇した時の対処法5:仲介してくれる人を探す

証券事故に遭遇した時の対処法としては、仲介してくれる人を探すということが挙げられます。証券事故は必ずしも証券会社が非を認めるとは限りません。その場合には、場合によっては裁判になる可能性もあります。

しかし、その前に証券会社との仲介を受け持ってくれる人がいれば、スムーズに解決できることもあります。証券事故があったという場合には頼れる第三者を探しておくことも有用だといえます。

証券事故は減っている?過去と比較

証券事故とはどのような事故で、また当てはまるトラブルがどういった内容かみてきました。では証券事故は過去に比べ減ってきているのでしょうか。ここでは証券事故の過去と現在の比較と、管理体制の違いについてみていきます。

管理体制の変化

証券取引はかつては証券マンが手作業で行っていました。しかし、現在はすべてコンピューター化されています。そのため、手作業による証券の誤発注はなくなりましたが、全く証券事故がなくなったわけではありません。

コンピューター化によって大量の証券の売買が可能になった一方で、コンピューターを操作する人が大量の誤発注を行ってしまった証券事故もあります。管理体制の変化によって便利になり、売買もしやすくなっています。

証券の電子化

証券は電子化され、現物の証券はなくなりました。証券が電子化されたことによって売買が簡単にできるようになり、現在ではネット証券によって個人が売買をできる環境にあります。そのため、ネット証券においては証券事故はシステム障害を除きほとんど起こりません。

ただし、証券事故は全くなくなったわけではなく証券会社社員による事故やシステム障害による事故は発生しています。証券事故に遭う可能性は今もあるということです。

インターネット取引の普及

証券事故はインターネット普及によって広まったネット証券によって減ってきています。ネット証券は証券会社に口座を開設してお金を口座に入れることによって個人が好きなときに売買できるため広く普及しています。

この場合の売買における発注は自己責任であり、証券事故が起こる可能性は低くなりました。しかし、システム障害に関しては起こる可能性があります。

証券会社を選ぶ際に気をつけたいこと

証券会社で有価証券を購入したいという方の中には、どこの証券会社が良いか選択に悩む方も多いでしょう。証券会社はやみくもに探してそのときの気分で選ぶのではなく、選択時に注意するポイントがあります。

ここでは証券会社を選ぶ際に気をつけるべきことをご紹介します。選択する証券会社によって何かトラブルが起きた場合の結果が大きく変わる可能性があります。これから有価証券の売買をしたいという方はぜひご参照ください。

誠実な対応をしているか

証券会社を選ぶ場合に気をつけることの一つに、その証券会社が誠実な対応をしているかが挙げられます。証券会社で有価証券売買する場合、タイミングや証券会社社員のアドバイスが重要になります。

顧客のニーズに応える対応をするか、証券売買に関し顧客の希望に沿った取引を行うかは重要です。ただ有名な証券会社だからというより、担当者含めその会社が誠実な対応を行っているかに注意し証券会社を選ぶようにしましょう。

破綻に備えた保険に加入しているか

証券会社を選ぶ場合に気をつけたいことの一つに破綻に備えた保険に加入しているかがあります。いくら大手の証券会社といっても過去にあったように破綻する可能性はあります。

その際に保有している有価証券が保証されるかはその証券会社が保険に加入しているかどうかが重要になります。つねにリスクを考えている誠実な証券会社の場合にはそのような場合を想定し保険に加入しています。

証券事故の補償はあくまでケースバイケース

証券事故とは証券売買に関するトラブルで、損失を補填することが金融監督庁から認められた場合の事故です。証券事故にどのようなケースがあるかを知り、証券事故で損失を被った場合にも正しく対処して補償を受けることができる場合があります。

ただし、証券事故の補償はケースバイケースで必ずしも補填されるかはわかりません。基本的に証券売買は自己責任であることをしっかりと心に留めておきましょう。

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