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福寿草の花言葉について|福寿草の花言葉「悲しい思い出」の由来

初回公開日:2017年08月24日

更新日:2017年08月31日

記載されている内容は2017年08月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

おめでたい福を呼ぶ花として有名な「福寿草」は、その名の通り「福」や寿」などの言葉にまつわる花言葉をもっています。しかし、実はそんな縁起の良い花言葉を持つ福寿草ですが、海外では悲しい物語をもつ花言葉も存在するのです。相反する花言葉をもつ福寿草についてお話します。

福寿草の花言葉について|福寿草の花言葉「悲しい思い出」の由来

福寿草とは

旧暦の正月となる2月ごろから、美しいオレンジや黄色の花を咲かせる「福寿草」は、その名の通り、福をもたらす縁起の良い花としてはるか昔から日本人に愛されてきました。日本が原産となる多年草で、毎年愛らしい花を咲かせます。

その歴史は江戸時代から始まり、過去には花の色や花の咲き方、花弁のかたちなどさまざまなものがあり、その種類はなんと100種類を超えると言われていました。しかし現在ではその多くは失われてしまい、代表的なものは紅花である「秩父紅」や、見事な大輪の八重咲き種となる「福寿海」などが有名です。

いくつかの別名をもっている

「福寿草」は先ほどお話しした通り、旧暦の正月ごろに咲き始めることから、「春を迎える花」「新年を迎える花」として扱われてきました。そのため、福寿草というすでに縁起の良い名前があるにもかかわらず「元日草(がんじつそう)」や、「朔日草(ついたちそう)」などの別名もつけてもらえたのです。

ちなみに「福寿草」という和名自体も、新春を祝うという意味をもっています。福寿草は旧暦のお正月頃に咲くことから、「一月一日」の誕生花としても定められています。

日本以外でも咲く「福寿草」

日本が原産地であることはすでにお話ししましたが、実は福寿草は日本以外にも原産地があります。「シベリア」「中国」「朝鮮半島」などがそれにあたります。西洋や、中国などのアジア圏でも、福寿草は春を告げる花として扱われています。

しかし、縁起が良い、おめでたい花だと扱っているのは日本のみなのです。福寿草の「黄色」は、「黄金色」とも呼ばれ、日本人にとっては大変好ましいものとして映るのですが、実は諸外国では福寿草のような黄色い花はあまり喜ばれないのです。

同じ花でも、国によって扱いが違うので、外国の方への贈り物にするのは注意が必要です。

愛らしい見た目に反して、毒を持つ福寿草

美しいものには毒があるのようなことわざのように、こんなにも愛らしい福寿草にも実は毒があるのです。その毒は下手をすると小さな子どもぐらいなら殺傷しかねないほどの威力を持っているのです。

福寿草の毒があるのは「根」の部分と「茎」の部分にあります。決して口にすることが無いように注意して取り扱ってください。漢方薬では、あえてこの福寿草の毒の成分を抽出し「強心剤」として使用することもあるようですが、劇薬ともなる毒なので、素人判断での服用は決しておこなわないようにしましょう。

福寿草の花言葉

日本ではこれほどまでに愛されている福寿草には、どのような花言葉があるのでしょう?やはり福寿草という名前の通り、「福」や「寿」という言葉にまつわる花言葉が多いようです。縁起の良さがはしばしか滲み出している「福寿草」の花言葉をみていきましょう。

福寿草の花言葉

・幸福
・祝福
・幸せを招く

なんとも素晴らしいまでにおめでたい縁起の良い花であることが、これらの花言葉からわかります。この3つは福寿草の名前にある「福」という漢字からイメージされて生まれた花言葉となっています。
・永久の幸福
・回想
・思い出

こちらは、福寿草の名前の漢字である「寿」から連想されてつけられた花言葉たちです。長寿を願いつけられたことから、長く生きていれば過去の思い出がたくさんあり、それを思い出して幸せに浸り、噛みしめることもあるだろうという思いが、花言葉から受け取ることができます。

さらに縁起の良さをアップさせる「寄せ植え」

お正月の寄せ植えに用いられる福寿草は、寄せ植えとしてお正月の飾りとして扱われます。そのさいに「南天の実」とセットにすることで、さらに縁起の良い花言葉を生み出すのです。それが「難を転じて福となす」という花言葉です。なんとも最強な縁起の良さになってきました。まさに「幸福」と「福寿」を掛け合わせたな名前を持つ花だけあるというものです。

福寿草の花言葉「悲しい思い出」の由来

ここまででお話しした通り、花の名前そのものも、花言葉も、日本では大変おめでたい縁起のいい花として扱われてきました。しかし、福寿草には実は西洋での花言葉があり、それは日本での花言葉の印象とは正反対なのです。

福寿草の英語名

福寿草の英語での花言葉をお話しする前に、まずは福寿草の英語での名前についてお話ししましょう。福寿草の英名は「Far East Amur adonis」となります。最後にある「adonis(アドニス/アドーニス)」とは、ギリシャ神話に登場する美少年のことをさしています。アドニスは、美と愛の女神である「アプロディーテー」に愛されたほどの美少年でした。

父にフェニキアである「キニュラース王」をもち、母にはその王女となる「ミュラー」がいます。王女「ミュラー」も、大変見目麗しい美貌を持った女性だと神話では描かれています。「アドニス」の名前は現代でも「美しい男性」の代名詞として使われることもあるようです。

英語での福寿草の花言葉

ではそのアドニスと福寿草の花言葉はどのように関係するのでしょう?まずは英語での福寿草の花言葉をご紹介いたします。福寿草の英語の花言葉は「sorrowful remembrance」、日本語に訳すと「悲しき思い出」となります。確かに、日本語の花言葉とは真逆な意味を持っています。

アドニスの名を持つ由来

アドニスは狩りの途中に、猪の牙に突かれてその命を落とします。そのときアドニスが流した血液から、赤い花が咲いたことが、福寿草の英名の由来となっています。実はこの時代では、西洋での福寿草は黄色が主流ではなく、赤色のものがメインだったため、このような由来になったと言われています。

現在では西洋でも黄色いものが多い福寿草ですが、この由来がもとになっているため、現在でもアドニスというと福寿草のことを指すのです。
しかし、おかしなことにその後改変されたギリシャ神話では、アドニスの血液から咲いた花は「アネモネ」にすり替わってしまっています。おそらく、同じキンポウゲ科であることから、当時の品種は福寿草と酷似していたのではないかという結論にいたります。実はこのような解釈の違いや改変はギリシャ神話には多くあるので、珍しい話ではないようです。

アドニスの悲しい物語

美と愛の女神アプロディーテーに愛されたアドニスの物語は細かく分かれており、数多く存在します。2人がであったいきさつや、愛し愛されるようになったいきさつも、まさにギリシャ神話というような無いようなのですが、福寿草の花言葉と関連するのはそこからさらに先の話となります。
アドニスは狩りが大変好きで、危険だからやめるようにと制止するアプロディーテーの言葉を一切聞き入れることなく、いつも狩りに講じていました。しかしその狩りこそが自身の運命を終わらせてしまう引き金となってしまいます。

猪の牙に突かれて死んだアドニスですが、実はその猪はアプロディーテーの愛人である、軍神「アレース」だったのです。アドニスをひそかに愛していた冥府の女王である「ペルセポネー」が、自分よりもアプロディーテーを選んだことに腹を立て、アレースに「あなたの恋人は、あなたを差し置いて、たかが人間に夢中になっている」と告げ口をしまったのが元凶となったのです。
そう、アドニスは何も悪くはないのです。愛されてしまったこと、そこから生まれた神々の醜い憎悪や嫉妬に殺されてしまったのです。哀れなアドニスの運命を誰が救うことができたのでしょうか。アプロディーテーはアドニスの死を大変嘆きました。

恐らく「ベルセポネ」もまさかアドニスが殺されてしまうとは夢にも思わなかったはずです。そのような女神たちの思いが「悲しき思い出」という花言葉には潜んでいるのでしょう。

春を告げる縁起の良い花「福寿草」

・与謝蕪村「朝日さす 老師が家や 福寿草」
・永井荷風「日のあたる 窓の硝子や 福寿草」
・正岡子規「水入りの 水をやりけり 福寿草」
多くの著名な歌人が作品の中に「福寿草」の名前を取り入れていることからも、古くから日本人に広く愛されてきたことがよくわかります。英名や英語の花言葉は確かに悲しい物語を秘めていますが、そこばかりを意識しすぎては、せっかくの縁起の良さも吹き飛んでしまいます。

これだけ縁起が良くおめでたい名前や花言葉を持つ愛らしい花なのですから、いいことを意識して愛でるほうが人生も楽しくなりそうです。春を告げる、可愛い黄色の花を咲かせる福寿草で、縁起を担いでみませんか?

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