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怖いクロユリの花言葉・由来・花言葉の英語表現

初回公開日:2017年08月31日

更新日:2017年08月31日

記載されている内容は2017年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「クロユリ」は、その独特の花姿も一度は見てみたい特徴的な花ですが、ほかのユリと違って贈り物には不向きだといわれています。クロユリの花言葉や由来にまつわる伝説、その他の事柄から派生したイメージをみていきながら、その理由を紐解いていきます。

怖いクロユリの花言葉・由来・花言葉の英語表現

クロユリ(黒百合)とは?

石川県の郷土の花でもあるクロユリ。日本では中部地方以北、北海道、千島列島などの標高2000m以上の亜高山帯~高山帯の草地に生える高さ10~30cmの多年草です。クロユリはユリ科バイモ属の植物で、その姿はユリ科ユリ属のユリと似ていますが別の種類です。

学名

Fritillaria camtschatcensis

和名

黒百合(クロユリ)

英名

Kamchatka lily、Kamchatka fritillary、Chocolate lily

科・属名

ユリ科・バイモ属

原産地

日本の中部~カムチャッカ半島、北アメリカ北西部(高山帯の草地)

開花期

5~8月

黒紫、赤褐色

花持ち期間

3〜5日

別名

・蝦夷黒百合(エゾクロユリ)・・・北海道以北の低地に咲くもの、草丈が50㎝ほど
・深山黒百合(ミヤマクロユリ)・・・本州および北海道の高山に分布するもの、草丈が10〜20㎝ほど

その他の特徴

クロユリは釣鐘の形をした花が下向きに咲くのが特徴です。また、ユリの中でも花弁が短く、形状も桔梗に似ていて、花の色は黒紫や赤褐色をしていて内側に黄色の斑点模様があるので、草原にクロユリが群生している姿は非常にインパクトがあります。そのために、クロユリを見に訪れる登山客も多く見受けられます。

しかし、実際のクロユリの花は「ハエ」をおびき寄せて受粉を促すために、独特の香りを放ちます。その匂いが悪臭と言う人がいるほど強烈なため、あまり園芸や贈答用には向いていない花だと言えます。

ちなみに、クロユリの地下にある鱗茎は多数の鱗片からなり、アイヌ料理では鱗茎を米と混ぜて炊いたり、茹でてから油を付けたりして古くから食用として用いられていました。また、樺太では乾燥させて保存し、冬季の料理に用いられました。

本当は怖い!?クロユリの花言葉

クロユリには2つの相反する花言葉があります。

アイヌ民族の伝説が「恋」の花言葉の由来となっているようです。

呪い

戦国時代の逸話が「呪い」の花言葉の由来となっているようです。

クロユリの花言葉を英語で言うと?

クロユリの花言葉を英語で表現すると、Love(恋)とCurse(呪い)です。

クロユリの花言葉の由来

では、なぜこのように真逆の花言葉が同じ花に付けられているのでしょうか?神秘的なクロユリに対する花言葉は、恋愛にまつわるいくつかの伝説に由来しています。

アイヌ民族の伝説

好きな人へ愛の告白をする前に、想いをこめたクロユリを好きな人の近くにそっと置き、送り主がわからないまま相手がそのクロユリを手にとれば、いつの日か二人は必ず結ばれるという言い伝えがあるそうです。このアイヌ民族の「恋のおまじない」が「恋」の花言葉の由来となっているようです。それだけクロユリには人を魅惑する魔性の力が存在すると考えられていたようです。

黒百合伝説(早百合姫伝説)

戦国時代の武将佐々成政は、側室の一人であった小百合を寵愛し、早百合は懐妊しました。それが嫉妬を生んだのか、成政が城を留守にした時に、「早百合が他の家臣と密会している。お腹の中にいる子どもは成政様の子ではない」と言う噂が流れました。噂を聞いた成政は激怒して小百合を殺してしまったそうです。実際はただの噂に過ぎず、小百合は無念の死を遂げますが、その死に際に「立山に黒い百合が咲いた時に佐々家は滅びる事でしょう。」と呪いの言葉を遺してこの世を去ったと言われています。

その後、佐々成政は秀吉に取り入ろうと秀吉の正室ねねにクロユリを贈りました。このことを知った淀君はひそかにねねよりも立派なクロユリを取り寄せていて、自慢しに来たねねに恥をかかせたといわれています。ねねの恨みを買ったためかどうかはわかりませんが、肥後で起きた一揆の処理に失敗した成政は、小百合の言葉通り失脚し、切腹をしてその生涯を終えました。以来、クロユリは人を不仲にして家をほろぼす「呪い」を表す花言葉となったといいます。

そのほかのユリの花言葉は?

多くの園芸品種が作出されているユリ全般の花言葉は、「純粋」「無垢」「威厳」で、西洋の花言葉は「purity(純粋)」「refined beauty(洗練された美)」です。このあと、花の色、品種別に少し詳しくみていきましょう。

白いユリの花言葉

白いユリ(マドンナリリー)が聖母マリアに捧げられた花であることから、キリスト教では白いユリは「純潔」「純粋」といった花言葉を持っています。また、その堂々たる花姿は「威厳」という花言葉の起因となっています。なお、英語表現は「virginity(純潔)」「purity(純粋)」「majesty(威厳)」です。

赤・ピンクのユリの花言葉

赤、ピンクのユリの花言葉は「虚栄心」です。

西洋での花言葉には赤とピンクそれぞれに花言葉があり、赤が「warmth(優しさ、暖かさ)」「desire(願望)」、ピンクが「wealth and prosperity(富と繁栄)」です。
赤・ピンクの花言葉の由来は、キリストの磔の刑が決まったことを多くの花が首を垂れて嘆いている中、ユリだけが自分の美しさが慰めになると頭を上げていたのですが、キリストに見つめられるとそれが自分の思い上がりだと気づいて、赤くなって首を垂れたという逸話からきているそうです。

黄色いユリの花言葉

黄色いユリの花言葉は、「陽気」「偽り」です。

西洋での花言葉は、「gaiety(陽気)」「falsehood(偽り)」「I’m walking on air(天にも昇る心地)」です。

オレンジのユリの花言葉

オレンジのユリの花言葉は、「華麗」「愉快」「軽率」です。

西洋での花言葉は、「hatred(憎悪)」です。

カサブランカの花言葉

カサブランカの花言葉は、「威厳」「純潔」「高貴」です。

西洋の花言葉は、「celebration(祝賀)」です。

ヤマユリの花言葉

ヤマユリの花言葉は、「荘厳」です。

クロユリの名前の付いた歌と映画

少し話は逸れますが、クロユリの怖いイメージを増幅させているかもしれない歌と映画がありますのでご紹介しておきます。

黒百合の歌

昭和28年(1953)に公開された松竹映画「君の名は」の主題歌に「黒百合の歌」という歌があります。「君の名は」は真知子巻きという一斉風靡したファッションを生み出した映画で、春木と真知子の悲恋物語ですが、「黒百合の歌」は春木を愛していたもう一人のユミという女性の深すぎる愛を歌った曲です。かなわぬ愛を悲観して、のちに摩周湖へ投身自殺してしまうことを考えると深い愛と怖さを表現している歌詞ですが、それがまたクロユリの持つ魅惑と恐怖のイメージを増幅させる要因となっています。

クロユリ団地

「リング」などを手がけた中田秀夫監督の作品に、2013年5月18日に公開されたクロユリの名前がつけられた団地を舞台にしたホラー映画『クロユリ団地』があります。特に作品とクロユリとの関連性があるわけではないのですが、タイトルにその名前が付けられるほどにクロユリは不吉なイメージを持たれています。

北海道大学キャンパス内にクロユリ群生地!?

標高2000m以上の高山に咲くミヤマクロユリに対して、北海道で咲く品種はエゾクロユリと呼ばれ平地で花を咲かせます。北海道大学には、昔はキャンパス内の至るところで自生していたクロユリを、2008年に美術サークル北大黒百合会の創立100周年記念の際に復元された「クロユリ群生地」があります。開花時期は5月中旬~6月上旬とのことですので、機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか?開花の詳しい情報は「さっぽろくろゆり会」のホームページに載っています。

一度は見てみたい!!人をひきつけるクロユリ

クロユリの花言葉「愛」と「呪い」。黒というイメージの持つ不吉さと、黒百合伝説などの逸話から怖いイメージのあるクロユリですが、愛が深すぎれば呪いに転じてしまうこともあるということを教えてくれているのかもしれません。とはいえ、その花姿は独特で人をひきつけて魅了するものです。高原に行くことがあれば、ぜひ探してみましょう。

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